MAKING SENSE
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DoCoMo MAKING SENSE(ドコモ・メイキング・センス)とは、2005年4月からJ-WAVEが月曜~金曜23:45~24:00に放送しているラジオ番組である。出演者は三谷幸喜と清水ミチコ。番組提供はDoCoMo。2007年4月からはBrandnew Jによるサイマル放送が始まった。
[編集] 番組概要
「MAKING SENSE」は、15分間の放送時間で、内容は、凡そ7分間の二人の対談形式によるトーク とその日の音楽一曲で構成される。トークと曲の間や番組のエンディングには、その日の2人のトークと関連づけた英語によるナレーションも入る。
エンターテイメントに博識で、人とのつながりが多岐にわたる二人の繰りなすトークは 適度にリラックスした状態でなされており、トークというよりおしゃべりといったほうがその雰囲気を表すには的確であろう。話題は成り行き上テーマを決めて話すこともあれば、各人の日常生活上の出来事、世間でトピックなこと等とその幅は広い。そして、話題の展開も時に真面目であったり、ユーモアであったりと変化に富んでいる。
おしゃべりは一定の放送分を一括して収録しており、本人たちが一回の放送分に纏まるよう編集点を打ち込みながら話していくスタイルを採用している。それにより、一回の放送でその日の話題はひとまず完結するよう構成されていると同時に 話題が緩やかに翌日以降に繋がっており、初めて聞く人や断続的に聞く人も十分に楽しめるよう配慮されている。なお、話題の区切りは週単位にはなっていない。このため、前日と異なるまったく新しい話題になるときには、"A brand-new topic DoCoMo Making Sense"というジングルがトーク冒頭に入り、話題が変化することを明らかにしている。
「MAKING SENSE」は、三谷幸喜にとって出演者として名を連ねる初めてのレギュラー番組になる。
[編集] 参考
- 三谷幸喜は、朝日新聞夕刊 に連載中のエッセイ「三谷幸喜のありふれた生活」(第278回目。2005年10月19日(水))において本番組の収録の段取りや収録状況の様子、番組に対する心持などについて記している。
- 2005年11月現在、番組オフィシャルサイトにて、番組内での二人によるおしゃべりのダイジェスト版を聞くことができる。しかし、ダイジェスト版といってもおしゃべりが要約されているわけではない。おしゃべりの一部をストリーミング形式で2分程度聞けるようにしただけのものであり、本放送のジャズ調のBGMも流れておらず雰囲気も異なる。したがって、前日の聞き逃しを補完するものというよりも、試聴を主目的とするものとして考えるべきであろう。
- 和田誠や西村雅彦 , 渡辺正行 (ちなみに、西村は三谷が脚本を担当している「古畑任三郎」に出演している)も聞いていると番組内で清水ミチコが三谷幸喜に報告している。また、大貫妙子も車の移動中の中でよく聴くらしく「なんともふたりの会話がおかしくて」と大貫のラジオ番組「NIGHT STORIES」(J-WAVE 2005年11月23日(水)放送)の中で話していた(NIGHT STORIESはすでに2006年3月をもって終了)。
- 番組内でのトークを元にした単行本として2007年1月に三谷幸喜・清水ミチコ共著の『むかつく二人』(ISBN 4-344-01275-5、幻冬舎)が出版されている。
[編集] 外部リンク
- DoCoMo MAKING SENSE番組オフィシャル・サイト
J-WAVE 平日23:45-24:00の番組枠 | ||
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