TRUE BLUE (沢田研二)
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TRUE BLUE | ||
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沢田研二 の アルバム | ||
リリース | 1988年7月24日 | |
ジャンル | J-POP | |
レーベル | 東芝EMI/イーストワールド | |
プロデュース | 沢田研二 | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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沢田研二 年表 | ||
告白-CONFESSION- (1987年) |
TRUE BLUE (1988年) |
彼は眠れない (1989年) |
TRUE BLUE(トゥルー・ブルー)は日本の歌手、沢田研二の25作目となるオリジナルアルバム。1988年7月24日東芝EMI/イーストワールドよりリリース。
[編集] 解説
沢田研二のCO-CoLOを率いての3枚目のアルバム。収録曲が8曲と少ないが、1曲あたりの時間が長いものが多い。全て4分以上で、6分を超えるものも4曲を占める。音楽性は前2作の延長線上にあり、AOR系の落ち着いたトーンによる静かな楽曲が多い。作曲は過去のCO-CoLO作品同様バンドメンバーによるものが多いが、大野克夫が1曲提供している。作詞は作詞家の大津あきら、松本一起の他、フォーク歌手の加川良がタイトル曲を手がけている。なおCO-CoLO時代のシングル曲でアルバムにも収録された楽曲はこの「TRUE BLUE」と「STEPPIN' STONES」(「告白-CONFESSION-」収録)のみ。
CO-CoLO時代の作品は総じて、アコースティック色の強いアダルトなムードの作品が多い。これは井上堯之バンド時代やEXOTICS時代の絢爛たるロックサウンドを愛好していた沢田のファンには物足りないものと映った。また内向的な歌詞や、髭を伸ばし眼鏡をかけた沢田のビジュアルもともすれば「地味」と捉えられ、いずれも高く評価されたとは言い難い結果に終わった。
そして最終的にはCO-CoLOは本作をもって解散となる。沢田はEXOTICS時代に共演した吉田建との再演により、再び絢爛豪華なロックアルバム、そして沢田の全作品を通して評価の高い傑作「彼は眠れない」を製作することになる。
[編集] 収録曲
- TRUE BLUE(NEW REMIX)
(作詞:加川良 作曲:チト河内 編曲:CO-CoLO) - 強くなって
(作詞:大津あきら 作曲:石間秀機 編曲:CO-CoLO) - 笑ってやるハッ!ハッ!!
(作詞:松本一起 作曲:大野克夫 編曲:CO-CoLO) - 旅芸人
(作詞:チト河内 作曲:チト河内 編曲:CO-CoLO) - EDEN(NEW REMIX)
(作詞:大津あきら 作曲:石間秀機 編曲:CO-CoLO) - WALL IN NIGHT
(作詞:松本一起 作曲:篠原信彦 編曲:CO-CoLO) - 風の中
(作詞:沢田研二 作曲:チト河内 編曲:CO-CoLO) - 痛み
(作詞:松本一起 作曲:篠原信彦 編曲:CO-CoLO)
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