You Can Run
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You Can Run | ||
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ビリー・キッドマン の 入場曲 | ||
リリース | 2002年11月17日 | |
ジャンル | ボディロッキンで激ヤバなHIP HOP | |
時間 | 1分45秒 | |
プロデュース | ジム・ジョンストン | |
ビリー・キッドマン 年表 | ||
Billy Kidman's Theme(WWF)<undefinedundefinedbr/>(~2002年) | You Can Run<undefinedundefinedbr/>(2002年~2005年) | ???<undefinedundefinedbr/>(2005年~) |
WWE ThemeAddict:The Music Vol.6 | ||
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WWE の アルバム | ||
リリース | 2004年11月16日 | |
ジャンル | ROCK | |
レーベル | Columbia Record | |
プロデュース | Jim Johnston | |
WWE 年表 | ||
WWE Originals<undefinedundefinedbr/>(2004年) | WWE ThemeAddict:The Music Vol.6<undefinedundefinedbr/>(2004年) | WWE Wreckless Intent<undefinedundefinedbr/>(2006年) |
You Can Run(2002年11月17日 - 2005年7月5日)は、アメリカ合衆国のプロレスラー、ビリー・キッドマンがWWE所属時に使用していた入場曲である。略称はYCR。曲長1分45秒。初めて使用された2002年サバイバー・シリーズにて、キッドマンは当時王者だったジェイミー・ノーブルと王座戦を行い、斜めシューティング☆スター☆プレスで見事勝利を収めている。その舞台はプロレスの聖地、 MSGであった。なお、本曲はアルバム「WWE ThemeAddict:The Music Vol.6」に収録されている。
目次 |
[編集] BODY ROCKIN'で激ヤバなEXPLANATION
WWEの入場曲等の大半を手掛けるジム・ジョンストンが2002年、業界のトップクルーザーであるビリー・キッドマンのために生み出した怪曲。気だるい感じのHIP HOPであるこの曲の真骨頂はイントロにある(ファンに人気があるのはこの点である)。
♪ UH~ YEAH~ UH~ YEAH~ (※Aパートとする)
というコーラスをバックに
♪ yeah×4 uh×4 come on×4 ahaha×2 (※同じくBパートとする)
の掛け声を乗せて始まるのだが、このAパート、迸る熱いパトスで思い出を裏切る程のやる気の無い声であり、文字にすると
♪ あ~ぁ・・・え~ぇ・・・
このような感じである。更にBパートに至っては
♪ へよッ×4 おーん×4 鴨×4 わっはっは・・・わっはっは・・・
としか聞こえず、開始早々にて聞く者のテンションを急降下させる。
と思いきや、今度は “アーーォ!!!” “ホーーッ!!!” “ォアアーッ!!!”という、まるで壊れたマイケル・ジャクソンのような叫び声も聞こえ、宛ら何かの呪術のようである。
以前の疾走感溢れる入場曲の方がクルーザー級であるキッドマンには合っていたという意見が大半であるが、 「キッドマニア」と呼ばれる熱烈なファンの間ではYCRはカルト的人気を得ているという。
[編集] BODY ROCKIN'で激ヤバなTRIVIA
- YCRは元はWWE Anthologyのボーナストラックとしてリリースされた(海外版)。
- 初公開は2002年11月17日のニューヨーク州ニューヨークシティ・MSGで行われたサバイバー・シリーズ2002。あまりにも強い衝撃をファンに与えたため、この日をYCRのデビュー日とし、MSGを出身地だとするべきだという声もあがっている。
[編集] BODY ROCKIN'で激ヤバなEXTERNAL LINK
[編集] ヘヨッヘヨッ
ヘヨッヘヨッとは、ビリー・キッドマンが纏う「雰囲気のようなもの」を表す言葉である。 元となったのは、You Can Runの冒頭の一節“ Yeah Yeah ”。この部分は“イェア イェア ”ではなく“ヘヨッ ヘヨッ ”と独特の発音をされ、聞く者に不思議な透明感と同時に正体の見えない不安感、全くの「無」でありながら何か混沌としたものを感じさせるという強烈な印象を与える。 事実キッドマンは軽量級であるクルーザー級選手の中でも白眉の存在であり、様々な団体で人気を得ていたのだが、それでもどういうわけか存在感が薄く(このこと自体、彼に人気があることと矛盾しているが、まさにそれこそがキッドマンのレーゾンデートルと言っても過言ではなく、圧倒的な存在感を持ってしまっては、最早それはキッドマンではないのである)、「目に見える」透明、即ち「無」を認識させるという彼の存在が“Yeah Yeah ”と重なるのである。
どうにも曖昧で理解しにくい概念ではあるが、もしかするとそれは彼がある種Tanasinn的な何かを持ち合わせているせいなのかも知れない。