スコット・スタイナー

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スコット・スタイナー(Scott Steiner、1962年6月29日 - )、本名：スコット・レックスタイナー(Scott Rechsteiner)は アメリカ合衆国 ミシガン州ベイシティ出身のプロレスラー、WCW、WWEなどで活躍した。

目次 1 経歴 2 ニックネーム 3 決めゼリフ 4 得意技 5 タイトル履歴 6 外部リンク

[編集] 経歴

アマチュアレスリングで大学全米代表に選ばれるなどして活躍し、ザ・シークのコーチを受けた後1986年にプロレスデビュー。

実兄のリック・スタイナーとともにタッグチームスタイナー・ブラザーズを結成し活躍。NWA, WCW, WWF,新日本プロレスなどで各種タッグタイトルを獲得した。 フランケン・シュタイナーを始めとする数多くのオリジナル技を開発したが、その腕力から繰り出される危険な投げ技により負傷したレスラーは数知れず、「スタイナー・ブラザーズとの試合は拷問に等しく、対戦を拒否する者が多かった」とまで評されていた。

WCWではヒールに転向してリックと仲間割れ。ハルク・ホーガンに薦められ、スーパースター・ビリー・グラハムをモチーフにしたキャラクタにモデルチェンジし、髪を金髪に変えてビルドアップした肉体を誇示。スタイナー・リクライナーでDDPを病院送りにするなど活躍した。アングルまたはシュートのいずれかは明確に区別できないが、スタイナーとの試合により負傷し欠場に追い込まれたレスラーは非常に多い。資金難から主力選手を欠くようになっていた末期WCWにおいても、ヒールサイドの重鎮として常に主力であり続けた。2001年3月26日、フロリダ州パナマシティにて行われた「ナイトロ」最終回において、当時WCWチャンピオンだったスタイナーはブッカーTを相手に防衛戦を行い、敗れてタイトルを失った。これは、WCWにおける最後のタイトルマッチとなった。

2002年末からはWWF(WWE)に所属。フリーの超大物とされていたため参戦当初はロウ、スマックダウン間で双方のGMが勧誘合戦を展開し、翌年1月よりロウに所属後はベビーフェイスとしてトリプルHの所持していた世界ヘビー級王座への挑戦者となる。しかし元々ヒール志向の上、あまり器用な選手でもないために、きっての試合巧者トリプルHを相手にしながら二ヶ月連続で行われた王座戦は共にまったくの大凡戦となった（余談ではあるが、この時期にトリプルHが振り下ろしたハンマーを真剣白刃取りした事がある）。この失態で翌月のレッスルマニア19では早くも出番を失い、以降はテストとの抗争やタッグを経るが次第に出番も少なくなり、2004年に放出され2005年からはUCWに所属している。体のあちこちに故障を抱えているため完全に全盛期は過ぎた感があるが、兄弟タッグの再結成も含め活躍が期待されている。

2006年からはTNAに参戦している。

[編集] ニックネーム

• ビッグ・パパ・パンプ(Big Poppa Pump)
• ビッグ・バッド・ブーティ・ダディ(The Big Bad Booty Daddy)
• フリークジラ(Freakzilla)
• ジェネティックフリーク(The Genetic Freak)
• ※因みに、チワワと外見がよく似ている（妙に尖った耳や、細めの目等から）。
• トップからどん底のどん底まで体験している、という珍しいレスラーな為、２ちゃんねるプロレス板からは大先生と呼ばれている。

[編集] 決めゼリフ

Holla! If ya' hear me!

[編集] 得意技

• フランケンシュタイナー(Frankensteiner)　プロレスの空中殺法の一種。詳細はウラカン・ラナ・インベルティダを参照。
• スタイナー・リクライナー(Steiner Recliner)

変形のキャメルクラッチ。全盛期頃は腕と首をロックするような形で締め上げていたが、ＷＷＥ所属頃には首のみをクラッチするような普通のキャメルクラッチになっていた。

• スタイナー・フラットライナー(Steiner Flatliner)

変形フェイスバスター

• スタイナー・スクリュー・ドライバー(Steiner Screw Driver / Steiner Square Driver / Steiner Death Drop)

ブレーンバスターの要領で抱え上げてからリバースパイルドライバーの様に落とす技。完全に決まってしまうと相手が受身を取れない様な状況になってしまう上に、スタイナーも容赦が無い為、ほぼ間違いなく怪我を負わせてしまう。その為、一時は封印する事になった。

• ベリートゥーベリー・スープレックス

捻りが効いている為、カート・アングルやブロック・レスナーのベリートゥベリーとは一味違うものになっている。

[編集] タイトル履歴

WWF

• WWF世界タッグ王座 : 2回（＆リック・スタイナー）

新日本プロレス

• IWGPタッグ王座：2回（第16代、第19代、＆リック・スタイナー）

[編集] 外部リンク

• オフィシャルサイト(英語)
• TNA Profile