ウィーケストリンク☆一人勝ちの法則

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オレンジ色がウィーケストリンクが放送されている国・地域

ウィーケストリンク☆一人勝ちの法則（ひとりがちのほうそく）はフジテレビ系で放送されたクイズ番組である。もとはイギリス BBCで放送されている番組"The Weakest Link"で、世界60カ国で放送されている。ちなみに国内の司会は伊東四朗だったが、本家イギリス版の司会はアン・ロビンソン（Anne Robinson）。本来この番組は「クイズ$ミリオネア」とはライバル関係の番組であるが、日本では2番組とも同じフジテレビの番組となっていた。

[編集] 概要

放映：2002年 4月8日-9月16日
放映時間：毎週月曜日19:01(後に19:00)～19:54（フジテレビ系。ローカルセールス枠のため、一部の地域を除いて放送された。）
ナレーション：清水ミチコ
関西テレビでは「快傑えみちゃんねる」の枠となっているため放送されず（スペシャルのみ放送）、関西地区では独立UHF局であるKBS京都が半年遅れ（すなわちフジテレビ系での放送が打ち切られた後）で放送したが、3ヶ月で打ち切られた。
東海テレビでは19:00より「ASTROBOY 鉄腕アトム」、19:30から「さんまのまんま」の枠となっているため放送されず（スペシャルのみ放送）。
テレビ新広島では2002年6月まで同時刻に自社制作番組を放送していたが、同年7月からネットを開始した（これ以降、テレビ新広島では月曜19時はフジテレビの番組をネットしている。）。
テレビ西日本では自社製作番組「ふとっぱら」を放送していたため、月曜日の深夜に1週間遅れで放送された（「ふとっぱら」が同時期に終了して以降は同局もフジテレビの番組をネットしている）。
番組は、視聴率が裏番組だったTBSの「関口宏の東京フレンドパークII」に苦戦していたことと、解答者同士が足を引っ張り合うルールが日本ではなじまなかったこともあり、半年で打ち切りとなってしまった。
2004年 12月1日からはSKY PerfecTV!110の「BBC JAPAN」(Ch.025)にて本家イギリス版が月～金曜の04:45・10:15・15:45に放送されていたが、2006年4月末でBBC JAPANの放送終了と共に番組も終了した。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」では暴露クイズとしてスタジオもそのままに使われたが、番組フォーマットの使用権利が切れたため、途中からパロディ版「ドーンゲストリンク」にリニューアルされた。
オリジナルはイギリスBBCで週1回の「プライムタイム版」と週5回（月～金）の「デイタイム版」が現在も放送されており、同じBBC製作のSFドラマ『ドクター・フー』でも2001世紀においてなお続くクイズ番組として登場した。

[編集] 流れ

解答者は半円形に一列に並び、一定時間内に、解答者の全員がチームとして一人ずつ一問一答クイズに解答する。連続して正解するとマネーツリー（後述）に従って賞金が増額されるが、間違えると０になってしまう。解答者は解答の順番が回ってきて出題者の問題読み上げの直前に「バンク」と宣言すると、その時点で貯まっているマネーツリーの獲得賞金を確保して、再びマネーツリーの第一段の賞金からスタートすることができる。それ以降で不正解が出ても、「バンク」宣言してある賞金は没収されない。
クイズ時間が終了すると、司会者はそのラウンドでの全員としての獲得賞金を発表する。その後解答者たちはそのラウンドの内容（各解答者の正解数等）をふまえて、次のラウンド前に失格・退場させたい解答者を記名投票する。最も多く得票した者が「ウィーケストリンク（最も弱い絆）」となり、退場となる。複数の同数票が発生した場合、司会者は最多正解者「ストロンゲストリンク（最も強い絆）」を発表し、その「ストロンゲストリンク」が最終決定をする。ただし候補者が２人で、そのうち一方が「ストロンゲストリンク」だった場合は、自動的にもう一方が「ウィーケストリンク」となる。序盤は賞金を稼ぐために最も正答率の低い解答者に投票して蹴落とすが、ゲームが進むにつれ最終ラウンドに備えて正答率の高い解答者に投票して蹴落とす傾向にある。
以上の流れを繰り返し、最後の2人が勝ち残るまでラウンドを繰り返す。賞金は、各ラウンド毎の獲得額を加算してゆく。
最後の2人になったら、まずそれまで通りの形式のクイズを行い（賞金は通常の２倍）最終的な賞金を決定する。次にPK戦方式で各人に5問ずつ出題。5問ずつ出題を終えた時点で正解数の多い者が優勝。獲得賞金の全額が授与される。正解数が同数の場合は以降サドンデス方式にて行う。