ゲルズゲー
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ゲルズゲーは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の兵器(モビルアーマー・略称はMA。型式番号:YMFG-X7D)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 機体解説
ゲルズゲー | |
型式番号 | YMFG-X7D |
所属 | 地球連合軍 |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 27.27m(脚部収納時22.60m) |
重量 | 217.23t |
乗員数 | 3名 |
武装 | ・75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 ・M7045/F7 ビームライフル×2 ・GMA628 ビーム砲×2 ・Mk61 2連装125mm滑腔砲 ・陽電子リフレクタービームシールド「シュナイドシュッツSX1021」 |
地球連合軍の拠点防衛用装脚型試作MAで、アドゥカーフ・メカノインダストリー製。
旧式化し余剰となったGAT-01ストライクダガーの上半身がセンサー兼自衛兵装ユニットとして流用されている。このため半人半虫のごとき異形を持つ。
両肩部装甲上に装着された陽電子リフレクター発生器によって鉄壁の防御力を誇り、その効率はザムザザーのそれを上回るとされる。しかしながら、攻撃力に関しては従来のモビルスーツと大差がない。とりわけ近接戦闘能力の脆弱さが顕著で、周囲に護衛MSを伴わぬスタンドアローンでの作戦行動は考慮されていない。歩行時は多脚故に山岳地帯等の不整地での走破性と安定性は高いが、その形態と機体重量の為、移動速度が極端に遅い。ただ、元々汎用性よりも局地戦での限られた機能を追求した非人型機動兵器であるMAとしては、これらは大きな問題とはならず、大戦後期には少数が量産され、実戦に投入されている。
[編集] 劇中での活躍
ガルナハン基地に配備されていたが、セイバーに両腕を破壊されザフト軍に鹵獲されるといった憂き目を見ている。その後は第45話に登場、月基地のレクイエム攻防戦に数機が配備されており、ミネルバの陽電子砲を防いだが、その後一機があっさりとデスティニーに撃墜されレクイエム本体への侵入を許してしまう。
DESTINY ASTRAYにも登場し、アドゥカーフ・メカノインダストリー社を取材していたジェス・リブルの護衛に当たっていたカナード・パルスが同社施設内で交戦している。自機に良く似た装備を持つゲルズゲーの姿を見てカナードは激昂し、一方的に破壊した(激昂して破壊した理由はゲルズゲーが醜悪なデザインだったためらしい)。
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