サントリーホール
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サントリーホール | |
所在地 | 東京都港区赤坂1-13-1 |
完成 | 1986年 |
収容人員 | 2000~2500人 |
客席数 | 大ホール:2,006席 (1階858席、2階1,148席) 小ホール:384・432席 (演奏会標準) |
設備 | パイプオルゴール シャンデリア ギフトショップ リハーサル室 バー、ドリンクスタンド等 |
用途 | クラシックコンサート |
運営団体 | サントリー株式会社 |
アクセス | 地下鉄南北線六本木一丁目駅から徒歩約5分 |
外部リンク | 公式 |
クラシック音楽 |
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作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
サントリーホール(Suntory Hall)は、東京都港区赤坂一丁目にある、洋酒メーカー・サントリーが運営するコンサートホールである。
大ホール、小ホールのほか、リハーサル室を擁する。アークヒルズの一画に、1986年10月12日に開館した。大阪のザ・シンフォニーホールに次ぎ、国内2番目にできたクラシック音楽専用ホールである。
首相官邸など、中央官庁街から近いものの、開業当時は地下鉄各駅の谷間にあり、「陸の孤島」と呼ばれるほどの交通の便の悪さで有名であったが、東京地下鉄南北線の開通により、六本木一丁目駅が最寄駅となった。(隣の溜池山王駅からも近い)
ウィーンのムジークフェラインザールやニューヨークのカーネギーホールなどと並ぶ世界的な知名度とステイタスを誇っている、クラシック音楽の殿堂である。
2007年4月から9月までの間、改修工事のため休館している。
目次 |
[編集] 施設
[編集] 大ホール
- 定員2,006名。クラシック音楽のコンサート専用ホールであり、世界最大級のパイプオルガンを備える。舞台後ろにもP席と呼ばれる客席があり、客席が舞台を囲むような形(ビンヤード型)となっている。これはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地であるベルリンの「フィルハーモニーホール」を範としており、当時のベルリン・フィルの音楽監督だったヘルベルト・フォン・カラヤンのアドバイスを受けている(このため、ホール前の広場は「アーク・カラヤン広場」と名付けられている)。音響の良さ、立地条件の良さから集客力には定評があり、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなど世界のトップクラスのオーケストラ、著名なアーティストの来日公演は、ほとんどがこのホールで行われるほか、東京シティ・フィルを除く全ての在京プロ・オーケストラがここで定期演奏会を行っている。また、他の公共ホールにはない高い企画制作能力を持ち、「ホール・オペラ(R)」など独自のオペラ上演形態を生み出すなど、開館以来常に日本のクラシック業界を牽引し続けている。
[編集] 小ホール
- 舞台の設定により、384名ないし432名の、室内楽、リサイタル専用ホール。舞台は昇降式でフラットなフロアにする事もでき、大ホールのレセプションなどに使われる事もある。
[編集] 交通と所在地
- 東京地下鉄南北線六本木一丁目駅から徒歩約5分
- 北緯35度40分00秒東経139度44分29秒(世界測地系。日本測地系では北緯35度39分48秒東経139度44分41秒)。
[編集] 関連項目
- のだめカンタービレ - テレビドラマ版の最終回にて、R☆Sオーケストラのクリスマス公演でホールが使用された。