スクールランブルの登場人物
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目次 |
[編集] 主な登場人物
[編集] 矢神学院高等学校
[編集] 2年C組生徒
男子19人、女子18人構成で計37人。個性豊かな生徒で編成されており、そのはじけっぷりは学校内でも有名のようである。また女子は学級の美人度が学年トップといわれている。しかし、全体的な学力は他クラスのそれと比較してあまり良くない。花井と播磨のギャンブルのため、一時期播磨と花井を除く全員が2年D組に移籍した。
- 塚本天満(つかもと てんま)(声優:小清水亜美)
- 主人公。11月30日生まれで射手座。B型。前向きで明るい性格。身長154cm。体重43kg。妹思い。時代劇と漫画が好き。俳優・役舎丸広事の大ファン。辛い食べ物が苦手。酒も弱い。スポーツ・勉強もダメ(日本史と美術とスキーは得意)。当初は泳げなかったが、今では20m(息継ぎなし)泳げるようになった。得意料理はカレー。顔の両側で一房ずつ結んである髪の毛は、何かを感じるとピクッと動くが、本人の意思通りというわけではない。バスケ編では(本人は当たり対策として)少し太った。
- 烏丸に片想いしており、何度も告白しようとするも色々な障害が重なりなかなか言い出せないでいる。自分への恋愛感情に関して非常に鈍感だが、他人の恋に関しては世話を焼きたがる。また、勘違いから周囲をトラブルに巻き込むことが多い。播磨に対しては単なる友人以上の感情を持っていないようだ。さらに好意どころかむしろ不信感を持ってしまう事も多い。もっとも、ほとんどの場合自らの勝手な思い込みや勘違いが原因であるが…。他人の恋愛のことになると、ときとして「お姉ちゃんパワー」が発動する。1巻の表紙などに登場。
- 播磨拳児(はりま けんじ)(声優:高橋広樹)
- もうひとりの主人公。12月1日で射手座。O型。身長180cm→181cm。体重79kg。好物はカレー。趣味はバイク。俳優・役舎丸広事の大ファン。貝類と勉強が苦手。酒癖は悪い。早とちりが非常に多く慌て者。必殺技は「播拳蹴(ハリケーンキック)」「播拳龍襲(ハリケーンドラゴン)」。天満同様、勘違いや誤解から暴走することが多い。ある事件をきっかけに動物には非常に好かれるようになった。最近はペンネーム「ハリマ☆ハリオ」で漫画を描いている。塚本八雲と3日で描き上げた作品が、談講社週刊ジンガマ新人漫画賞佳作を受賞した。
- 中学時代はケンカ無敗で有名な不良だったが、ある事件をきっかけに天満に恋心を抱くようになる。その時、天満に「変態」と誤解されたことから、再会時は髪形を変えサングラスを掛けて髭を生やしていた(諸葛亮孔明っぽくしたかったらしい)。天満の言葉次第で髭を伸ばしたり剃ったりするなど、その風貌は変わりやすい。天満への想いは人一倍だが、本人からは友人以上の感情は持たれておらず、非常に報われない哀れな男である。沢近とは口喧嘩が耐えないが、状況において何かと助け合う事も多く、周囲から関係を疑われる事も多い。自分と花井を除くクラス全員を賭けたギャンブルに負けたため、クラスでの権力は最下層。6巻の表紙などに登場。
- 烏丸大路(からすま おおじ)(声優:小西大樹)
- 天満が片思いしている同級生。10月28日生まれで蠍座。O型。身長およそ175cm。無口で教室ではいつもボーっとしているが、その言動にはナゾが多い。カレーが大好物。高校2年になって2日目、アメリカに転校する予定だったが、ある手紙が元で1年後に延ばした。河童好きで、雨の日は河童セットを身に着け、葉の傘を差して外出している。この年齢にして既にプロの漫画家。ペンネームは「二条 丈(にじょう じょう)」。代表作は「元禄自衛隊」。談講社26階の「アメリカの間」と呼ばれる部屋で漫画を描いている。天満の事をどう思っているのかはよく分からない。文化祭のバンドではギターを担当した。特技は審判。
- 沢近愛理(さわちか えり)(声優:堀江由衣)
- 天満の親友。2月28日生まれで魚座。A型。身長およそ165cm。イギリス人の父と日本人の母を持つハーフ。帰国子女でお金持ちのお嬢様。京都生まれ。動物園が好き。言葉はきついが実は寂しがり。どんなものでも率なくこなすが、国語(特に漢字・古典)、料理は苦手。泳げるのは2m。剣道が得意。得意(?)技は「シャイニング・ウィザード(実際のプロレスの技)」。他人に多く指摘されるも本人は絶対に認めていないが、口喧嘩が絶えない播磨の事が様々な意味で気になっている。播磨のことは髭がない時も「ヒゲ」と呼んでおり、播磨には「お嬢」と呼ばれている。高野とは周防たちより前からの知り合いで、「晶」と呼ぶ。3巻の表紙などに登場。
- 周防美琴(すおう みこと)(声優:生天目仁美)
- 天満の親友。7月26日生まれで獅子座。O型。身長およそ170cm。明るく面倒見のよい性格。気が強く口調も男っぽいが、料理を得意とするなどの家庭的側面も持つ。最終兵器の胸はDカップ以上。花井とは実家が向かい同士の幼馴染で少林寺拳法の同門でもあり、さらには運動神経が良いためコンビネーションは抜群。得意技は「カカト落とし」と「上段回し蹴り」。麻生にはバスケの才能も見出された。ゲーセンのキック力測定マシーンではチャンピオンの座に輝いている。当初は泳げなかったが、いきなり5km泳げるようになった。実家は「周防工務店」を経営。カラオケが好き。酒豪。二つ上の先輩に片思いしていたが、再会時に彼女がいる事が発覚し振られた形になった。今鳥にアプローチされるがほとんど相手にしていない。が、天満に「夫婦漫才」と呼ばれている。4巻の表紙などに登場。
- 高野晶(たかの あきら)(声優:清水香里)
- 天満の親友。1月29日生まれで水瓶座。AB型。身長およそ160cm。沈着冷静な性格。通称『姐さん』。言動が読めない。御意見番。茶道部部長で成績優秀(特に数学)、他人を陥れることも。泳げない。趣味はガンプラと写真・ビデオ撮影、そして花井いぢめ。情報収集能力に長けている。好きな言葉は「忍耐」。節約上手で、よくアルバイトをしているらしいが、私生活はナゾが多い。子供劇や文化祭の演劇で脚本制作を行ったこともある。某マフィアのゴッドファーザーとはメル友。増刊号でバイクに乗っているシーンがあるが、免許を持っているのかは不明。未だにコミックスの表紙に登場していない(4巻のカバー裏などには登場)。
- 一条かれん(いちじょう かれん)(声優:南里侑香(1期・OVA)→MAKO(二学期))
- 1月7日生まれで山羊座。A型。身長160cm。律儀で万事控えめな性格と、それに似つかわぬ怪力を持つ少女(林檎を片手で握りつぶせる:握力100kg)。アマレス部に所属し、部活一筋の青春を送っていたが、今鳥に恋をしたことをきっかけに変わり始めた。ララからは同じアマレス部員としてライバル視される一方、ファーストフード店「ワスバーガー」で一緒にアルバイトしている間柄でもあり、2人で渋谷の不良集団をなぎ倒したことがある。実は歌がうまい。レスリングの神様アレクサンドル・カレリンを尊敬しているのか、天満から「カレリン」と呼ばれることを嫌がっていたが、現在ではもうあきらめている模様。武神の異名を持つ。今鳥からは「イチさん」、ララからは「イチ・ジョー」と呼ばれる。文化祭ではボーカル担当。5巻の表紙などに登場。
- 花井春樹(はない はるき)(声優:川田紳司(幼少:伊藤実華))
- メガネの学級委員長。5月7日生まれで牡牛座。A型。183cm。78kg。律儀で努力家。質実剛健という言葉があてはまる人間。馬鹿だが憎めない性格。好きな言葉は「義を見てせざるは勇なきなり」。周防曰く、「まじめが服着て歩いているようなもの」。学級委員長だが、求心力は余りない。というかない。実家は「花井道場」という少林寺拳法道場で、自身も全国大会級の腕前。学業も優秀で料理も得意。が、思い込みが激しく、本能と完全に一致した言動をとってしまう事も多い。後輩のサラ曰く、「黙っていたらカッコいい」とのこと。八雲にゾッコンだが、袴姿見たさに合気道部を設立したり、追いかけるように部を転々としたりと間違った方向で一途なため、嫌われてはいないものの敬遠されがちに。幼なじみで道場の同門でもある周防をとても大切に思っており、彼女が絡んだ事情で播磨や麻生と手合わせした経験を持つ。特に播磨相手には(勘違いからだが)周防が襲われたと思い、本気で怒った。必殺技は「百花虎撃(フラワータイガー)」。播磨とは様々な理由で対立している一方、利害が一致し行動を共にすることもしばしば。D組委員長の東郷をライバル視している。コンタクトレンズを着用する事もある。天敵は晶で、よくいぢめられ、よくからかわれる。彼女のせいで茶道部立ち入り禁止になった。播磨と同じく、ギャンブルで負けたため、現在のクラスでの権力は最下層。7巻の表紙などに登場。
- 今鳥恭介(いまどり きょうすけ)(声優:岸尾大輔)
- 軽薄でナンパ、節操なしのモテ系男子。4月14日生まれで牡牛座。B型。ポリシーがないのが、ポリシーという性格。巨乳好きで、周防をはじめ多くの女性に粉をかけており、また、見たり触ったりするだけで相手の胸のサイズを測ることができる(今鳥アイ)。特撮好きの一面もあり、特に「破天荒ロボ ドジビロン」の大ファン。西本会議では「ハミングバード」の異名を持ち、五虎大将の一人。階級は軍曹。西本との義兄弟の契り「ビデオ屋の誓い」はあまりにも有名。実家は美容院「ナウバード」。バスケ編から周防と絡む話しが無くなった。5巻の裏などに登場。
- 麻生広義(あそう ひろよし)(声優:市来光弘)
- 2年C組 影の実力者。無口で無愛想だが実は照れ屋で、恋愛に関してはかなりニブい。後輩のサラとは中華料理店「茉莉(メーリー)飯店」のバイト仲間で、女性関係が少ない麻生にとってはかなり親しい仲である模様。男子バスケ部に親友の菅と共に所属している(来期のキャプテン)。体育祭の騎馬戦でチームを組んだり、女子バスケ部設立時にコーチをした事から最近では周防との仲が接近しつつあるが、彼女の幼馴染みで、周囲から友達以上の関係と噂されている花井の存在に心の靄を感じている。レースゲームが得意だが、周防にはコースレコードでぶっちぎられた。実家が「講楽」というラーメン屋で、料理もうまい。9巻の裏に登場。
- 冬木武一(ふゆき たけいち)(声優:吉野裕行)
- カメラに情熱を(間違った方向で)燃やす少年。通称、エロカメラマン。運動神経はないが、逃げ足は速い。その情報収集能力を認めた西本により、ビデオ「三個の礼」で西本会議に迎えられる。異名は「しらさぎ」。カメラ越しに人の恋心を見抜く事ができる。自身は少し結城のことが気になっている。普通の写真を撮ることもあり、その腕はコンクールに授賞するほど優秀である。文化祭ではドラム担当。
- 梅津茂雄(うめづ しげお)(声優:本橋尚土(旧名・太田直人))
- サワヤカ系男子(女子談)。陸上部所属(しかしそんなに速くない)。城戸と交際中だが、主導権は完全に彼女に握られているようだ。
- 奈良健太郎(なら けんたろう)(声優:泰勇気)
- 本来なら主人公キャラ。ごく普通の少年。西本会議の下っ端(訓練兵)。天満にほのかな恋心を抱いている。女の子にモテるためなら、女装も厭わないが、それでも想いは成就せず。軽い妄想癖がある。「ドジビロン」のファン。文化祭では、水着ずもうチームに在籍。
- 吉田山次郎(よしだやま じろう)(声優:長瀬博高(1期)→冨田真(OVA・二学期))
- 自称不良。身長153cm。播磨の舎弟を装いつつ密かに下剋上を狙っているが、はなから相手にされていない。周囲も呆れる程に小さい男で、ほぼ全ての面において播磨に劣るが、唯一髪の高さだけは勝っている。沢近に憧れている。西本会議では、伍長の地位。「ハリー・マッケンジー」の名前を「播磨拳児」と間違えた。奈良と同じく、水着ずもうチーム在籍。10巻の裏に登場。
- 西本願司(にしもと がんじ)(声優:高木俊)
- 2年C組の「エロソムリエ」。温厚な性格の巨漢で、エロネタに造詣が深く、「西本会議(エロ・ミーティング)」を主宰し男子の夢と希望を司っていることから、「仏の西本」の異名を持つ。水着ずもうチーム在籍。実家がビデオ屋「レンタルにし」であるため大量のAVを秘蔵していたが、花井にばれて全部没収されてしまった。
- 菅柳平(すが りゅうへい)(声優:保村真)
- 麻生の親友で、そのファンの女の子達を狙い続けていたり、実家の漬物屋の名物である茄子漬と引き換えに好物のラーメンをたかって仕返しをされたりする、情けない男。しかし、友人想いな一面もある。男子バスケ部所属だが、ほとんど活躍できない。リレーに選ばれるように、足は速い。特に何かしたわけではないのに、かなりの登場回数を誇る、あるイミ使い勝手のいい奴。「恋人はラーメン」とは彼の名言。左耳にピアスをしている。人気ランキングにおいてはランク外となってしまったショックのあまり、ブリキのロボット化してしまった。
- 嵯峨野恵(さがの めぐみ)(声優:洞内愛)
- 噂好きな少女。自分の事にはあまり関心がないが、他人の恋愛話には非常に敏感。一条、結城と仲が良い。男子バスケ部マネージャー。中学時代は自身もバスケ部所属(一年からレギュラー)。実家は定食屋、「割烹さがの」。親孝行。文化祭ではベース担当。『名探偵コナン』の毛利蘭に髪形が似ている(別名「とんがり帽子」)。8巻のカバー裏に登場。
- 結城つむぎ(ゆうき つむぎ)(声優:田所ちさ)
- 天文部所属。一条、嵯峨野と仲が良い。まーるいメガネと三つ編みおさげがトレードマーク。花井不在時は舞の補佐役。とある出来事を機に、花井を意識し始める。自転車で登校している。文化祭ではキーボード担当。バスケ編では女子バスケ部のマネージャーに就任。8巻のカバー裏に登場。
- 大塚舞(おおつか まい)(声優:山﨑美智)
- 学級委員長。花井と共に2年C組の仕切り役。まじめでしっかり者だが、やや短気なのが玉に瑕。月に参考書を10冊買うほどの勉強家。西本とは、中学校時代からの同級生。
- 城戸円(きど まどか)(声優:近江知永)
- 陸上部所属。梅津と交際中。鬼怒川と仲が良い。陸上部の成績が良かった(100m:12.6秒)ためか、既に大学への推薦が取れている模様。スクラン初のキス(ファーストキスではない)を決めてくれた。7巻のカバー裏に登場。
- 鬼怒川綾乃(きぬがわ あやの)(声優:花村怜美)
- 陸上部所属。実家は銭湯。城戸と仲が良い。天満には「キヌちゃん」、嵯峨野には「おキヌ」と呼ばれている。7巻のカバー裏に登場。
- 三原梢(みはら こずえ)(声優:秋田まどか)
- 2年C組のギャル。遊び人。ガングロ。今鳥の事が好きでもあり遊び友達。文化祭の出し物を決めるため、演劇派vs喫茶店派に分かれて行われたサバイバルゲームでは演劇側所属。カラオケが苦手。リレーが得意。11巻のカバー裏に登場。
- 永山朱鷺(ながやま とき)(声優:大谷美貴)
- サバイバルゲームでは喫茶店側で通信を担当。同ゲーム中に田中からデートに誘われ、OKしている。以後の仲は良好。10巻のカバー裏に登場。
- 雪野美奈(ゆきの みな)(声優:茂木智子)
- ウェービーヘアが特徴。ソフトボールではサードを守備。サバイバルゲームでは喫茶店側所属。9巻のカバー裏に登場。
- 田中一也(たなか かずや)
- サッカー部所属。サバイバルゲームでは喫茶店側に所属し、ドサクサに紛れて永山をデートに誘い親密な関係になった。歴史が好き。石山と仲が良い。10巻のカバー裏に登場。
- 石山広明(いしやま ひろあき)
- 通称「その他」。サバイバルゲームでは喫茶店側に所属。田中と仲が良い。カラーで見る限り金髪。
- 三沢伸(みさわ しん)
- サバイバルゲームでは喫茶店側に所属。演技派な男。
- 冴子(さえこ)
- 苗字は不明。文化祭の模擬店「喫茶Rumble」のナンバー1。「オトシの冴子」の異名を持つ。三原と仲が良い。
- かおり
- 苗字は不明。喫茶店で女の子を選ぶメニュー表の中に名前があった。
[編集] 1年D組生徒
- 塚本八雲(つかもと やくも)(声優:能登麻美子)
- 天満のしっかり者の妹。3月23日生まれで牡羊座。AB型。身長166cm。瞳の色は赤。成績優秀で運動神経もよい。そのため男子生徒に絶大な人気があるのだが、「自分に好意を持つ人間の心が視える」という力を持っているため、男子とうまく話すことが出来ない。特に花井は心と行動が一致するためか、嫌ってはいないものの苦手に思っているようだ。例外的に姉の天満の心も視える。天満一筋である播磨の心は全く視えないので、播磨とは普通に話せる。非常に姉思いで、姉の悪口を言う者を許さない(悪口を言われたときは、花井でさえ投げ飛ばした)。姉の世話が好き。塚本家の夕飯も、彼女が主に作っている。犬が苦手。好きな場所は陽の当たる縁側。いつでもどこでも、すぐに寝てしまう癖がある。茶道部所属。今鳥が見るところ、C以上らしい。2巻の表紙などに登場。
- サラ・アディエマス (Sarah Adiemus) (声優:福井裕佳梨)
- イギリス出身の留学生で教会のシスター。ただし宗派は不明。4月8日生まれで牡羊座。O型。身長160cm。茶道部所属。料理が得意。誰とでも気兼ねなく話せる。かつては意外とおてんばな性格だったようだ。八雲とは、ある事件をきっかけに親しくなった。バイト先は麻生と同じ中華料理店「茉莉飯店」であるため、彼との仲は他の男子より深いと思われる。9巻の表紙などに登場。
- 俵屋さつき(たわらや さつき)
- 天満・周防・一条・嵯峨野・ララと女子バスケットボール部を結成(顧問は姉ヶ崎)。麻生に恋心を抱く。早食い(大食い)に関しては男である播磨や花井を退けるほどの強さを誇る(マグマカレー大食い大会では5連勝)。
- 稲葉美樹(いなば みき)(声優:大谷美貴)
- 噂好きでキュアブラックみたいな少女。花井春樹の事を好評価している。
- 東郷榛名(とうごう はるな)
- 東郷雅一の妹。
[編集] 2年D組生徒
- ララ・ゴンザレス(声優:小林ゆう)
- メキシコ出身の留学生。一条と同じくアマチュア・レスリング部所属。一条とは友人であると同時にライバル(あくまで一方的な)でもあり、バイト先も同じファーストフード店「ワスバーガー」。彼女の事を(勘違いから)「イチ・ジョー」と呼ぶ。最近、髪型を変えた。バスケでは今鳥のジョーダンを履き潰した(残ったのはひものみ)。一条との渋谷での一件で、「ララ・ルック」が大流行し、渋谷の女王となった。シングルまで出したが、売れなかった。11巻の裏などに登場。
- ハリー・マッケンジー(声優:檜山修之)
- 留学生。播磨・花井などと何度か対決。風貌や言動を見る限り、機動戦士ガンダムシリーズのキャラクター、クワトロ・バジーナのパロディと思われる。1巻では名前のみ登場し、吉田山に「播磨拳児」と間違えられた。
- 天王寺昇(てんのうじ のぼる)(声優:志村知幸)
- 不良。播磨をライバル視し、何度か決闘を挑んでいる。そしてデカい。「男がビキニで悪ィか!!!」は彼の名言。人気投票ではわずか1票。
- 東郷雅一(とうごう まさかず)(声優:安元洋貴)
- 学級委員長。体育祭におけるC組対D組のライバル関係を作り上げた張本人。以後もC組を好敵手と見なし、なにかと勝負を挑んでくる。キザなセリフが特徴だが、言っている内容は結構適当。渡米経験もないのに「アメリカに置いてきた魂が・・・」みたいなことを言うことがある。趣味は陶芸。腕相撲で今鳥を骨折に至らしめたことから、花井たちに負けない筋力があると思われる。11巻の表紙に登場。
[編集] 教員
- 刑部絃子(おさかべ いとこ)(声優:浅川悠)
- 矢神高校物理教諭。1年D組の担任で、茶道部の顧問。8月18日生まれで獅子座。A型。身長168cm。淡白な性格。かなりの酒豪。播磨とは従姉弟(「いとこのイトコ」というまぎらわしい)同士で居候させているが、学校では隠している。彼をからかいつつも一応心配はしているようである。趣味は機械いじりとモデルガン収集。好きなものはプランク定数。5桁×5桁の計算なら3秒以内に答えられる。かつてはバンド活動もしており、プロになれるほどの実力を持っていたようだ。機能性食品を好むとは本人談だが、実際はビールとジャンクフードをこよなく愛している模様。学校では眼鏡をかけている。8巻の表紙などに登場。
- 笹倉葉子(ささくら ようこ)(声優:くるまどあきこ(1期)→平野綾(二学期))
- 矢神高校美術教諭。刑部とは旧友。当然、播磨とも知り合い。絵画は個展を開くほどの腕前。天然ボケな所がある。刑部と同じく、かなりの酒豪。刑部の大学のイベントの「奥さんにしたい女(ひと)選手権」では、1位となった。意外だがドライビング・テクニックに優れている。愛車は真紅のホンダ・NSX。
- 姉ヶ崎妙(あねがさき たえ)(声優:大原さやか)
- 矢神高校養護教諭。3月3日生まれで魚座。B型。クイーン・オブ・お姉さん。おっとりした性格だが、人使いが結構荒い。女子バスケ部の顧問。矢神高校男子にとって天使のような存在。矢神高校に赴任する前、播磨を居候させていた事があり、その時の癖で播磨のことを「ハリオ」と呼ぶ。大人な外見の裏腹に子供っぽい部分もあるが、沢近の播磨に対する複雑な心境を見抜き、大人の余裕を見せるという一面もある。10巻の表紙などに登場。
- 谷速人(たに はやと)(声優:保村真)
- 2年C組学級担任。矢神高校英語教諭。同僚の姉ヶ崎妙に好意を持っているが、財布役として使われたりする一方、あまり進展は無い模様。男子バスケ部の顧問。影が薄い。ゲームボーイを職員室の机の上に置いている。個性派揃いの2年C組生徒達に振り回されっぱなしの様に見えるが、内心では彼らの事を自主性のあるしっかりした生徒達と高く評価しており、文化祭等においては、彼らの好きな様にやらせている。学校で1、2を争う問題児であった播磨の事も、周りがなんと言っても普通に扱っている。大の恐竜好きで、恐竜の粘土細工を作り職員室の机に飾るという子供のような面もあり、キレると背景にティラノザウルスが現れる。青森出身。加藤教諭と2年D組が苦手。
- 郡山(こおりやま)(声優:安元洋貴)
- 矢神高校体育教諭。生徒指導担当でアマレス部の顧問。生徒からは「ゴリ山」と呼ばれている。常に竹刀を持っている。
- 加藤(かとう)(声優:上別府仁資)
- 2年D組学級担任。遠回しにC組を見下している嫌味な性格。生徒からの人気も全く無いようだ。
- 笠稔持(りゅう ねんじ)
- 矢神高校教諭。普段は姿も見せないが、留年しそうな生徒の前に出現する。かなりシブい。1巻に登場後は11巻に登場した。矢神高校の七不思議のひとつに数えられている。
[編集] その他
- 佐野(さの)(声優:泰勇気)
- 2-Aの生徒。沢近に告白するが玉砕した。
- 播磨修治(はりま しゅうじ)(声優:三瓶由布子)
- 播磨拳児の弟。生意気な小学六年生。八雲が好きで、矢神高校茶道部に出入りしている。
- 天王寺美緒(てんのうじ みお)
- 天王寺昇の妹だが、兄とは全く似ていない。播磨修治の同級生で、修治が好き。
- 一条康介(いちじょう こうすけ)(声優:佐藤利奈)
- 一条かれんの弟。腕白な小学二年生。サッカー好きでドジビロン好き。
- 中村(なかむら)(声優:前田剛)
- 沢近家の執事。元軍人。サバゲーに女装(沢近に変装)して参戦した。その実力は本物。本編では“ナカムラ”と表記される事が多い。
- スズキマサル(すずき まさる)
- 沢近家のメイド。子供時代、南米の小国で当時軍人だった中村に救われた。母もメイドだった(沢近家のメイドではない)。男で人見知り。
- 役舎丸広事(やくしゃまる こうじ)(声優:藤原啓治)
- 日本映画界を代表する俳優。連続時代劇「三匹が斬られる!」において、主人公「万石」の役を演じる。(時代劇『三匹が斬る!』で役所広司が演じた「千石」のパロディ)
- 秋風亭小夜(しゅうふうてい こよる)
- 「三匹が斬られる!」で「イカ」役。怒りやすい性格。(時代劇『三匹が斬る!』で春風亭小朝が演じた「タコ」のパロディ)
- 高橋英鬼(たかはし ひでき)
- 「三匹が斬られる!」で「上様」役。第3作目で出演降板した。(時代劇『三匹が斬る!』で高橋英樹が演じた「殿様」のパロディ)
- 花井弥三郎(はない やざぶろう)(声優:速岳大)
- 花井春樹の父。江戸時代から続く剣道(剣術)道場を、(弥三郎の)父との決闘後に少林寺拳法の道場としてその当主となった。花井家は江戸中期から矢神藩の剣術指南役だった。
- ペドロ・ゴンザレス(声優:小原雅一)
- ララの父。元はプロレスの選手でリングネームはラ・ロッカ。怪我が原因で引退した。
- カレン・ゴンザレス
- ララの母。ペドロとは別居している。
- 三井雅顕(みつい まさあき)(声優:泰勇気)
- 談講社の「週刊少年ジンガマ」編集者。ある風俗嬢にはまっており給料に大半をつぎ込んでいる模様。
- 伊東又吉(いとう またきち)
- 花井の(自称)師匠である老人。
- 五島玄海(ごとう げんかい)(声優:石井康嗣)
- マグロ漁船「鬼哭丸(きこくまる)」船長。「総員、警戒!!!」という言葉で様々な指示を送る。以前は漫画家だったが、成功しなかった。播磨に「師匠」「オヤジ」と呼ばれ慕われている。同姓の談講社編集者がいる。
- 大谷鰯(おおたに いわし)(声優:前田剛)
- 漁船「鬼哭丸」幹部。漁師なのに泳げない。惚れやすい性格。
- 神津正弘(こうづ まさひろ)(声優:千葉進歩)
- 美琴の初恋の男性。高校受験の家庭教師として美琴に付いた。無理矢理教え魔道場に入れられて、努力する姿に美琴が惚れたらしい。矢神学院高校を卒業後、東京に出て彼女(声優:那須めぐみ)を連れて帰郷した。
- 百合っぺ(ゆりっぺ)(声優:洞内愛)
- 本名不明。谷の地元の同級生。得意料理は「どんぐりクッキー」。谷の思い出の中で、15倍美化した。
- 吾郎(ごろう)
- 矢神湾岸道路でGファントム(漆黒のGTR)を操るドライバー・・と思いきや、後部座席にいた男。ゴルゴ13に似ている。免許は持っていない。
- 飯田橋
- 天満たちがよく行く喫茶店のマスター。耳に十字架のイヤリングをしている。お勧め料理は「ハリケーンパフェ」。マホガニー製の舞台(リング:腕相撲用)を持っている。
- 幽霊の女の子
- フツーの人間ではない。八雲のことを「ヤクモ」と呼ぶ。大人になれない子供の姿なので、異性を好きになるという行動が理解できない。八雲の能力を知っている。髪を自在に伸ばすことができる。
- 川合(かわい)
- 刑部の大学の同級生。増刊号で新郎として登場。新婦は刑部の高校の同級生。
[編集] 動物
- 伊織(いおり)
- 塚本家で飼われている黒猫。額に×形の傷跡がある。心の声も「ニャーニャー」である。時々、不思議な能力を発揮する。天満、嵯峨野恵の祖母、八雲と入れ替わったことあり。
- ピョートル(CV:かないみか)
- 播磨が以前飼っていたキリン。絃子には「6番」と呼ばれていた。八雲のことが好きらしい。伊織と違い、心の声は人間の言葉だった。現在は動物園にいる。物忘れが激しく、播磨に飼われていた事さえ忘れている。
- なお播磨が飼っていた動物の名前は歴史上の著名人から取られており、これはロマノフ朝ロシア帝国皇帝のピョートル1世からとられたと思われる。
- ナポレオン
- 播磨が現在も学校で飼っているブタ。名前はフランス皇帝のナポレオン・ボナパルトから取られたと思われる。体育祭に乱入し、梅津をひき逃げした。
- アレクサンダー
- 播磨が連れていた蛙。名前はマケドニア国王のアレクサンダー大王からの命名と思われる。
- アナスタシア
- 播磨が飼っているペンギン。名前はロシア帝国皇女のアナスタシア・ロマノバから取られたと思われる。
- イメージアルバム「塚本八雲」にしか出てこない。