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スライム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スライム(slime)は英語状・粘液状のぬるぬるとしたもの全般を指す言葉である。転じて、そのような性状を持った架空の生物や玩具・教材等の名称となった。

  1. 排水設備ボイラーなどにこびりつく「ぬめり」やヘドロ、川底の軟泥など、微生物や藻類由来の有機物と土砂やサビ等の無機物が混じった粘性のある泥状のもの。
  2. 鉱業で生じる泥鉱や鉱滓(スラグ)。特に浮遊選鉱で排出されるものを言う。重金属、水分、選鉱薬品の混合物であり、そのまま投棄する事はできない。鉱滓ダムに堆積させて、水分と固形分を分離させたのち、固形分を坑道の充填材に用いる事もある。
  3. さまざまなファンタジー作品に出現する不定形の怪物。半固形の粘性のある姿を持つ。代表的なものとして『ドラゴンクエスト』シリーズに登場するスライムなどが挙げられる。
  4. メガハウス(旧:ツクダオリジナル)が発売している玩具の一種。半固形の物体を様々な形にして遊ぶ。
  5. ポリビニルアルコール(PVA)とホウ砂を混ぜると出来る、ゲル状の物質の俗称。小学校、中学校の理科の実験で作られることがある。
  6. 地殻内独立栄養微生物生態系(Subsurface Lithoautotrophic Microbial Ecosystem)の略(SLiME)。
  7. プログラミング言語LISP統合開発環境の一つ(SLIME: The Superior Lisp Interaction Mode for Emacs)。
  8. 杭基礎の内、予め掘削する工法の場合に発生する杭底部の沈殿物。

本稿では、相互に関連の深い3~5について総合的に述べる。

目次

[編集] 架空の生物としてのスライム

スライムは、ファンタジー作品などにしばしば登場するゼリー状・粘液状の怪物である。流体に近いものから、粘性が高く比較的しっかりとした形を保っているものまで様々である。アメーバのように這い進んだり、弾力性のある体で跳ねて動き回ったりする。どのような生物であるかは全くの未定義なことが多く、単細胞生物なのか多細胞生物なのかすらも不明であるばかりか、液体金属や溶岩のように無機的な組成の体を持つものまである。おそらく地球上の生物の概念を超えた生き物なのであろう。

形態は大変に幅広い。器官などの構造を全く持たないものから、眼や口のような感覚器を備えているもの、必要に応じて器官を作り上げたり、他の生物などに擬態したりするものもある。

[編集] スライムの歴史

人類はこれまでに様々な架空の生物を創造してきたが、そのような怪物は、既知の生物の特徴を変形したり合成したりして生み出されたものがほとんどである。しかしスライムは、アメーバ変形菌が知られていなかった古代においては、全くのゼロから発明されなければならなかった。そのためか、スライムのような生き物は古い神話・物語にはほとんど登場していない。

[編集] 恐怖の対象として誕生

現在のスライムにつながる直接の祖先としては、1931年ラヴクラフトによって書かれた小説『狂気の山脈にて』に登場する人工生物ショゴスが挙げられる。この頃から、様々なスライムが異質な生命体としてSF作品などで扱われるようになった。1953年、ブレナン(Joseph Payne Brennan)が発表した短編小説『スライム』において、この不定形生物に初めて「スライム」の名が与えられた。

また1956年の映画『怪獣ウラン』に登場した地底から出現し放射能を吸収して成長する泥状の生物や、1958年の映画『人喰いアメーバの恐怖』の、外宇宙から飛来した赤いアメーバ「ブロブ」などは、映像化された最古のスライムと言える。いずれも貪欲で得体の知れない怪物としてスライムが描かれている。

[編集] 危険な存在から弱者への転落

1974年に出版されたテーブルトークRPGダンジョンズ&ドラゴンズ』において、これまで様々な作品で扱われてきたスライム系モンスターのイメージが整理され、ダンジョン内での危険な存在として定義された。

このゲームにおけるスライムは、単細胞ないし群体生物のため殺しにくく、触れるものを同化したり、酸性の体液で武器や防具を腐食させたり、巨大に成長して始末に困るなどの特徴を持つかなりやっかいな生物であった。これらの性質は、それ以降に登場した数多くのテーブルトークRPGのスライムに継承された。

ところが、『ウィザードリィ』(1981年)や『ハイドライド』(1985年)などのコンピュータRPGでは、プレイヤーが比較的ゲームの初期に出遭う非常に弱いモンスターとしてスライムが登場した。テーブルトークRPGに比べてコンピュータRPGがより一般的であったこともあり、これ以降、「スライム」といえば弱いモンスターの代名詞のように扱われるようになった。

また、ゲームデザイナー遠藤雅伸氏は、自他共に「日本版スライムA級戦犯」と称される事がある。これは、彼の手がけた『ドルアーガの塔』(1984年)というゲームで、日本で最初に最弱モンスターとしてスライムを設定し、「スライムは弱い」というイメージを日本に植えつけた一因である事を自認している事に由来する。


漫画ではあるが、1967年に発表された、『火の鳥』未来編に登場する不定形生物ムーピーも変身能力はあるとはいえ、戦闘能力はあまり高く無いようで、あっけなく処分された個体が多いという話もある。

[編集] 人類との和解

鳥山明のデザインした『ドラゴンクエスト』(1986年)のスライムはコミカルな外見をもち、その後のスライムのイメージに大きな影響を与えた。

またその頃流行していたスライム状の玩具や教材(後述)によって、スライムが元来持っていた「汚らわしいもの」というイメージが払拭され、「触って遊べるもの」に変化していった。

そのためこれ以後、スライムは人類の敵としてだけではなく、新たな隣人としても扱われるようになっていったのである。

[編集] ゲームに登場するスライム

多くのロールプレイングゲームにスライムの眷属が登場する。スライムは既存の神話や伝承などに登場しないため、ゲームの世界設定に影響を与えることなく自由に扱えることが繁栄の一因となっているのであろう。ここではそのうち、スライムの概念に大きな影響を与えた作品や、スライムの扱いがユニークな作品のみを紹介する。

[編集] 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』シリーズ

ダンジョンズ&ドラゴンズ』シリーズでは、古典的なスライムのイメージが系統立ててまとめられており、その生態や類縁関係などについても詳細に記述されている。どのスライムも対処法を知らないと非常にやっかいな存在であり、ダンジョン(地下迷宮)内でのトラップとして使われることが多かった。総称してウーズ(ooze)とも呼ばれる。

グリーンスライム(Green Slime
移動力のない植物系のスライム。明るい緑色をしているが光合成はできないらしく、また胞子で増えることから粘菌類との類縁関係が指摘されている。振動を感知して付近を通りかかった犠牲者に取りつき、石以外全て同化(スライム化)して成長する。物理攻撃が無効であり、火で焼き払うか冷気で凍らすかしなければならない。
ゼラチナス・キューブ(Gelatinous Cube
透明な立方体のスライム。ダンジョンの通路を移動しながら、腐肉やごみを吸収して生きている(石や金属は消化されずに体内にとどまる)。大きな個体は通路いっぱいに広がるため、薄暗いダンジョン内で視認することは困難。但し、取り込まれた犠牲者の剣や鎧などの装備品が消化されずにキューブの内部に残ることがあり、その場合は装備品が空中浮遊しているように見えるため、キューブを判別できることがある。冷気と電気は無効で、炎や物理攻撃が有効。
オーカージェリー(Ochre Jelly)
黄土色の巨大なアメーバ状のスライム。壁や天井を伝って移動し、犠牲者の上に降りかかって肉を溶かして食べる(石や金属は溶かせない)。炎と冷気のみ有効。
グレイウーズ(Gray Ooze)
濡れた岩のように見えるスライム。薄く広がり、洞窟の床に沿って流れるように移動する。酸を分泌し石以外の物を溶かして食べる。炎や冷気に耐性があり、電気や物理攻撃が有効。
ブラックプディング(Black Pudding
地下に棲む黒色のタールのようなスライム。熱源を探知し、全ての動植物に襲いかかる。極めて強い酸を分泌し、有機物から金属まで溶解する。物理攻撃はプディングを分裂させることになりかえって危険で、炎でしか倒せない。

[編集] 『ウィザードリィ』シリーズ

ウィザードリィ』シリーズは、コンピュータRPGの元祖のひとつとされる。スライムを非常に弱いモンスターとして扱った最初のゲームでもある。

バブリースライム (Bubbly Slime)
ゲームの最初に出会う最弱のモンスター。IBM PCに移植されたウィザードリィでは、毛布をかぶったお化けのような姿として描かれた(日本語PC版も同様)。これは幽霊のモンスター (Murphy's Ghost) などと同じ絵を使い回していたためである。しかし末弥純がデザインした1987年ファミコン版では、いかにもスライムらしい姿をしており、スライムファンの溜飲を下げた。
クリーピングクラッド (Creeping Crud)
這い寄るゴミ、の意。毒を持ち、バブリースライムよりは多少強い。

[編集] バビロニアンキャッスルサーガ』シリーズ

バビロニアンキャッスルサーガ』は、『ドルアーガの塔』(1984年)や『カイの冒険』(1988年)など、ゲームデザイナー遠藤雅伸によるバビロニア神話を舞台にしたシリーズである。以下は『ドルアーガの塔』における設定を基にする。

ゼリー状のモンスター。止まっている時に剣で刺せば倒せる。

グリーンスライム(Green Slime)
フロア1から出現。動きは一番遅く、呪文も放たない。
ブラックスライム(Black Slime)
呪文は放たないが、グリーンスライムより動きが活発。
レッドスライム(Red Slime)
内壁に当たると消える白色の呪文を放つ。
ブルースライム(Blue Slime)
内壁を壊す力のある青色の呪文を放つ。
ダークグリーンスライム(Dark Green Slime)
壁を貫通する緑色の呪文を放つ。動きはかなり活発。画面外から呪文を飛ばしてくることがあるので注意が必要。
ダークイエロースライム(Dark Yellow Slime)
白・青・緑の呪文を放つ。動きはかなり活発。ファイヤーエレメント(炎)を残す赤い呪文も放つ。

[編集] 『ハイドライド』シリーズ

ハイドライド』は、アクションRPGの原典である。

スライム(Slime)
ハイドライドに登場するスライムは、最初に出会う最弱なモンスターとして扱われていた。序盤は、経験値かせぎのためにスライム退治を繰り返すというスタイルの嚆矢といえる。しかし、あまりにもこの弱いものいじめを続けていると、強力なゴブリンが出現し、ピンチに陥るという仕掛けもあった。ハイドライド3に登場するスライムは、一変して殺してはいけない善のモンスターとして扱われた。
ジェリー(Jelly)
ハイドライド3に登場する悪のスライムで、善のスライムより弱い。
ヘビースライム(Heavy Slime)
ハイドライド3に登場する悪のスライムで、攻撃力と防御力が全モンスター中上位に入り、弾まで飛ばしてくる最強のスライムである。

[編集] 『ドラゴンクエスト』シリーズ

これまでは粘液状のスライムが多かったのに対し、 『ドラゴンクエスト』シリーズに登場するスライムはグミ状の物質で出来ている(一見すると水滴のようにも見える)。グミ状以外にも、クラゲ型の触手を持つ種、宝石のような堅い種、液体金属状の種、など様々なスライムの亜種が登場する。

詳細はスライム (ドラゴンクエスト)のページを参照。

[編集] 『女神転生』シリーズ

物理攻撃が通用しにくく、炎を始めとした魔法攻撃に弱い傾向があるという特徴のほかに、通常のスライムは防御相性は良くないものの、悪魔合体、特に二身合体では合体に使用したもう1体をドーピングできたり、魔法継承のサポート役としても活用できる場合が多い。登場作品が多いものは通常のスライム以外では「ブラックウーズ」、「ブロブ」。「女神転生I」と「偽典・女神転生」以外では少し擬人化されたデザインである。

[編集] 『ファイナルファンタジー』シリーズ

ファイナルファンタジーシリーズにおいても1作目から数種類のスライムが登場している。物理攻撃が通用しにくく、炎を始めとした魔法攻撃に弱い傾向がある。上記の『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のスライム達の名称を拝借する一方、「~ババロア」「~マシュマロ」などの菓子の名前が付いた亜種も登場する。オーカーゼリーやブラックプディングからの連想だろうか。1作目では体内に髑髏(消化中の獲物?)を持つ不気味なデザインだったが、II以降からは大きな目と口を持ったコミカルなデザインになった。

[編集] 『魔導物語』シリーズ

『魔導物語1-2-3』をはじめとする『魔導物語』シリーズ。「ぷよぷよ」と呼ばれるスライム系モンスターが登場する(説明書にはスライムの別名とある)。丸い餅状の体に、2つの眼がある。これも大変可愛らしく、後に落ち物パズルぷよぷよ』が作られるにあたって非常に重要な要素となった。基本的に最弱クラスのモンスターだが、体液を飛ばしその臭いで他のモンスターを呼び寄せる。ゼリー状の体で炎の魔法をはじき返すなどの厄介な特殊攻撃も持つ。

[編集] 『すらいムしよう!』

プレイステーション用、スライム育成シミュレーションゲーム士郎正宗がキャラクターデザインを手がけた。環境を操ってスライムの進化(変態)をコントロールするのが目的の斬新なゲームであった。

[編集] 実在するスライム様生物

実在の生物にも、スライムのような形態を示すものがいるのでいくつか紹介する。残念ながら変形菌を除きすべて肉眼で見えるか見えないかのサイズの生物である。

[編集] アメーバ

アメーバは良く知られた不定形の単細胞動物である。アメーバのような原形質流動による細胞の移動のことをアメーバ運動という。

スライムという概念が広まる前は、そのような生物を指す言葉としてはアメーバが唯一のものであった。しかしアメーバは原型となった生物がはっきりしているためか、架空の生物の名称としてはスライムほど自由に使われることはない。

[編集] 変形菌

変形菌(真性粘菌)は、変形体と呼ばれる巨大な原形質の塊となって移動する。この姿から、英語ではslime moldと呼ばれる。変形体はときには1mにも達することがある。

風の谷のナウシカ』の漫画版に登場する巨大な粘菌はこのイメージをふくらませたものと考えられる。

[編集] 細胞性粘菌

細胞性粘菌(cellular slime mold)は変形菌とは全く異なる生物であるが、この移動体もスライム様である。特に子実体になる寸前の姿は、ドラゴンクエストのスライムに大変良く似ている(が、偶然であろう)。

[編集] センモウヒラムシ

センモウヒラムシは多細胞動物だが、定まった形を持たないスライム様生物である。

[編集] 物質としてのスライム

スライムは本来、ある種の性状を持った物質(どろどろ、ぬるぬるしたもの)を大ざっぱに指す言葉であった。従って粘土や泥などの無機物から、生物の分泌する粘液などの有機物、またそれらの複合体など実に様々なものがスライムと呼ばれる。

ここでは、人工的に作られ、玩具や教材として使われているスライムを紹介する。

[編集] 玩具としてのスライム

1978年ツクダオリジナル(現 メガハウス第4事業部)が玩具としてスライム状の物質を発売した。

この「スライム」は小さいポリバケツの中に入った緑色の半固形の物体で、手にべとつかない程度の適度な粘性・弾性と、ひんやりと冷たく湿った触感がある。ただ触って遊ぶための玩具であったが、それまでにない新鮮な感覚をもたらしたため大ヒットし、後に様々な類似商品も生まれた。


[編集] スライムの自作

[編集] ポリビニルアルコールとホウ砂で作るスライム

1985年、第8回科学教育国際会議でマイアミ大学の A.M.Sarquis が初めて日本に紹介し、理科教材として広まった。 ポリビニルアルコール(PVA)は合成糊や洗濯糊の主成分であり、直鎖状の高分子である。これがホウ砂を介して架橋結合するためゲル化する。

代表的な作り方は以下の通り。

  1. ホウ砂の4%水溶液を作る。ホウ砂は薬局等で眼の消毒薬として粉末で入手できる。20℃の水に対する溶解度は4.7g/100g。(【注意】ホウ砂には毒性があり、多量に(5g~)飲むと嘔吐や下痢を起こす場合がある。)
  2. 主成分がPVAの洗濯糊(通常、PVAの10%水溶液)と水を2:3の割合で混ぜ、PVAの4%水溶液を作る。このとき冷水ではなく熱湯を使うと次の反応がうまくいきやすい。
  3. 2を撹拌しながら、1の水溶液を少しずつ混ぜる。容積比で10:1くらいを目安に。
  4. べとつかなくなるまでよくこねる。

[編集] 澱粉で作るスライム

澱粉(片栗粉、コーンスターチ等)に水を適量(澱粉:水=3:2くらい)加えると、通常は液体のように振るまうが力が加わると固化する性質(ダイラタンシー)をもったスライム状の物質ができる。 これはウーブレック(oobleck)と呼ばれ、液体と固体の性質の違いや非ニュートン流体について説明する理科教材として使われている。

この名前は、アメリカの作家ドクター・スース(Dr. Seuss)の小説Bartholomew and the Oobleck(1949)に出てくる、天から降ってきたどろどろの物体にちなんで付けられた。

また、木工用ボンド(酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤)などに澱粉と少量の塩を加えたものはグラーチ(glurch; glue+starch)といい、やはり教材や玩具として作られる。

前述の「ポリビニルアルコールとホウ砂で作るスライム」や、それに澱粉を加えたものもグラーチと呼ばれることがあるので注意。

[編集] スライムのその他の用途

  • 海外のバラエティー番組などでは、出演者に対する罰ゲームとしてスライム状の物質を頭からかける、という演出がよく見られる。
  • 近年、群衆による暴動を鎮圧する無害な方法として「スライム放射器」が研究されている。

[編集] スライムの類義語

スライムと同様、不定形の体を持つ架空の生物、またそのような性質を持った物質を指す言葉(英語)には以下のようなものがある。

アメーバ(amoeba)
原生生物のアメーバから。
ブロブ(blob)
もともとの意味は、インクなどの「しみ」。また、やワックスの半固体の塊。
ゼラチン(gelatine)
ゼラチン(膠)から。
グー(goo)
糊やクリームなど、べたつくもの。
ゼリー / ジェリー(jelly)
料理のゼリーから。
ウーズ(ooze)
にじみ出す液体。軟泥・ヘドロ。
プリン / プディング(pudding)
料理のプディングから。

それぞれの言葉には微妙なニュアンスの違いがあるが、スライムとして扱われる場合には特に明瞭な区別はない。

[編集] 参考

他の言語
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