ヒデ (お笑い芸人)
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ヒデ(本名:中川 秀樹、1971年4月7日 - )は、お笑いコンビペナルティのツッコミ担当。吉本興業所属。身長175cm、体重67kg。千葉県船橋市出身で血液型はO型。1994年にコンビを結成した。専修大学卒業。
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[編集] プロフィール
相方のワッキーとは市立船橋高校のサッカー部で出会い、先輩後輩の間柄。同じ専修大学に進むも、サッカー部の合宿所から脱走して戻ってきたワッキーを呼び出し、お笑い芸人になろうと説得し、デビュー。当時、横浜フリューゲルスからスカウトを受け、さらに内定をもらっていたのにも関わらず、「笑いで人を楽しませる仕事をしてみたい」と内定を断ってお笑いの道を選んだ。(内定を断ったのは「既にサッカーをやる自分に限界を感じていた」という発言もしている。)お笑いを目指すきっかけは、余興でのギャグが周囲から高い評価を受けていたこと。
その為、サッカーには詳しいが、「笑いの金メダル」(テレビ朝日)の結婚式のスピーチを競った際、過度の下ネタに加え日本ではマイナーな海外選手の名前も多用したため、審査の結果30点中12点に終わった。
長い下積み生活を経て、ようやく2003年ごろに人気が出る。しかし、ワッキーの面白さが目立っているため、地味な存在になっている。テレビ局に入る際にも警備員によく止められるらしい。「芝刈り機の持ち主」といわれたことがある。
吉本の若手芸人の中でも司会の上手さには定評があるが、ワッキーが目立つ為かあまり世間一般には知られていない。また「アメトーク」(テレビ朝日)での企画プレゼンでは、短時間で分り易くプレゼンする為、視聴者にも好評。名言(「僕主催のBBQに来た時は手ぶらで結構です。最後は楽しさと思い出でかさばりますから。」など)も残すがこれもワッキーが目立つ為、引き立たない事が多い。
ネタではボケ倒すワッキーに最後にドロップキックでツッコむことで有名(ただし、このとき腰を痛めることがしばしばある)。「笑いの金メダル」にボブ・サップが出演したときにもドロップキックをかましていた。また、「プロの半笑い」の1コーナー「愛のヒデ神様」ではザンゲする若手芸人にもドロップキックをかました。
2007年現在、ジパング上陸作戦のチャド・マレーンを自分の部屋に下宿させている。
節約上手らしく、しばしば「やりくり坊や」や「サラリーマン芸人」と言われることがある。ブレイク前は交通費を浮かせるため基本は徒歩移動、名古屋で仕事のあるときは事務所から渡された新幹線の切符を換金して夜行バス移動したこともあるらしい(約3千円節約できるらしい)。
4年前のお正月に『イボ痔』に悩まされた。自ら『吉本1のベスト・痔ーニスト』と言っていた。「アナオール」という痔を題材にしたコントもある。
アウトドア派で、「僕といったらBBQ」らしい。TBSの「関口宏の東京フレンドパーク」(2006年8月7日OA)では、キャンプのセットをダーツで獲得。出演しているラジオ「ペナルティのゴックンでございます」では「馬部久(うまべひさし、と読み、読み方を変えると『バ・べ・キュウ』となりバーべキューと読める)」というキャラクターに扮しコーナーを持っている。「やりたいと・思ったときが・BBQ」を格言としている。よくチャド・マレーン、くまだまさし、椿鬼奴、指圧野郎、ふくろとじ、グランジ、はいじいら共に行っているらしい。
アニメ「サザエさん」が好き。
フジテレビ働くおっさん劇場に関しては芸能人の中で一番ファンだと明言。
[編集] 交友関係
同期のロンドンブーツ1号2号の田村淳には、『サッカーばか蔵』と呼ばれることが多い。ロンドンハーツ出演時に、度々そのキャラを売りにしている(何事もサッカーに例えて話す、「わかりました」という意味で「ロナウジーニョ」と言う、など)。また、同番組内の「カミングアウト温泉」で、ワッキーの口からガン保険や自動車保険など、多くの生命保険に加入している等、堅実(悪く言えば堅物)な面も発覚した。過去には、女性フットサルチーム「よしもとマラティニーコ」の監督だった(現在はDonDokoDonの平畠啓史)。 後輩のガレッジセールの川田広樹とは仲がよくテレビでもセット扱いだったり たまにつっこみが同時になるなど息がぴったり合う。川田は「コンビ別々にして何ならヒデさんと組みたい」とのこと。 最近ではヒデは川田の事を「広樹」と下の名前で呼んでいる。
[編集] コントキャラクター
ワンナイR&Rでは、雨上がり決死隊の宮迫博之と共にオカマのサッカー選手ジローちゃん(宮迫はアンコ姉さん)を2人でやっている。その他、中田ヒデ(中田英寿)、ヒデミチお兄さん(佐藤弘道)など、スポーツがらみのキャラが多い。
[編集] 主な出演番組
他多数