プロレス大賞
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プロレス大賞は、東京スポーツ新聞社が毎年12月に発表する、その年活躍したプロレスラーを表彰するイベントである。
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[編集] 概要
冒頭の通り東京スポーツ新聞社(以下、東スポ)が発表する賞ではあるが、審査員には東スポ以外のスポーツ新聞やプロレス雑誌の記者も含まれており、プロレス界を代表する賞といえる。
[編集] 注意点
- もともとプロレス記者は担当の団体を持つために、人間関係、会社関係を重視した投票が発生しやすい。団体が少なかった時代はそれでも機能していたが、多団体時代を迎えた昨今では疑問のつく結果が増えてきた。たとえば下を見ればわかるがノアの選手は旗揚げ以降一度もMVPを受賞していない。また、投票結果は各マスコミで公表されているが、毎年のようにパンクラスの選手に投票している者がいる。プロレス界でもっとも権威のある賞であるとされるが、実態は政治判断で決まるともされ、プロレスファンからは既に権威を感じないという声も多くあがってきている。複数のメディアによって実施されている、ファン投票で選ぶMVPやファン投票で選ぶベストバウトの結果こそが団体の発展とシンクロしているのに比較して、特に東スポのプロレス大賞を受賞したとしても(賞金は出るものの)団体に大きなメリットはないという意見がある(若手選手やインディー選手の箔付けという意味があるという意見もある)。
[編集] 受賞者一覧
[編集] 2006年の受賞者
- 最優秀選手賞(MVP):鈴木みのる
- 年間最高試合賞(ベストバウト):丸藤正道×KENTA(10/29)
- 最優秀タッグチーム賞:ブードゥー・マーダーズ(TARU、諏訪魔、近藤、YASSHI)
- 殊勲賞:丸藤正道
- 敢闘賞:棚橋弘至
- 技能賞:CIMA
- 新人賞:HG
- 話題賞:メカマミー
- 女子プロレス大賞:該当者なし
- カムバック賞:高山善廣
- 功労賞:大木金太郎、ブラックキャット、永源遙、ラッシャー木村
[編集] 2005年の受賞者
- 最優秀選手賞(MVP):小島聡
- 年間最高試合賞(ベストバウト):小橋建太×佐々木健介
- 最優秀タッグチーム賞:武藤敬司&曙、日高郁人&藤田ミノル
- 殊勲賞:力皇猛
- 敢闘賞:中嶋勝彦
- 技能賞:TAKAみちのく
- 新人賞:曙
- 話題賞:インリン様
- 女子プロレス大賞:該当者なし
- 功労賞:橋本真也、松永国松
[編集] 2004年の受賞者
- 最優秀選手賞(MVP):佐々木健介
- 年間最高試合賞(ベストバウト):小橋建太×秋山準
- 最優秀タッグチーム賞:高山善廣&鈴木みのる
- 殊勲賞:川田利明
- 敢闘賞:天山広吉
- 技能賞:鈴木みのる
- 新人賞:中嶋勝彦
- 話題賞:北斗晶
- 女子プロレス大賞:該当者なし
[編集] 2003年の受賞者
- 最優秀選手賞(MVP):高山善廣
- 年間最高試合賞(ベストバウト):三沢光晴×小橋建太
- 最優秀タッグチーム賞:丸藤正道&KENTA
- 殊勲賞:小橋建太
- 敢闘賞:棚橋弘至
- 技能賞:秋山準
- 新人賞:中邑真輔
- 特別賞:坂口征二
- 功労賞:冬木弘道、ミツ・ヒライ
- 女子プロレス大賞:浜田文子
[編集] 2002年の受賞者
- 最優秀選手賞(MVP):ボブ・サップ
- 年間最高試合賞(ベストバウト):永田裕志×高山善廣
- 最優秀タッグチーム賞:大谷晋二郎&田中将斗
- 殊勲賞:高山善廣
- 敢闘賞:蝶野正洋
- 技能賞:小島聡
- 新人賞:小笠原和彦
- 話題賞:吉田秀彦
- 功労賞:馬場元子、サンダー杉山
- 女子プロレス大賞:中西百重
[編集] 2001年の受賞者
- 最優秀選手賞(MVP):武藤敬司
- 年間最高試合賞(ベストバウト):藤田和之×永田裕志
- 最優秀タッグチーム賞:邪道&外道
- 殊勲賞:秋山準
- 敢闘賞:永田裕志
- 技能賞:菊田早苗
- 新人賞:村浜武洋
- 特別賞:TAJIRI
- 功労賞:木戸修、百田義浩
- 女子プロレス大賞:伊藤薫
[編集] 2000年の受賞者
- 最優秀選手賞(MVP):桜庭和志
- 年間最高試合賞(ベストバウト):佐々木健介×川田利明
- 最優秀タッグチーム賞:天山広吉&小島聡
- 殊勲賞:秋山準
- 敢闘賞:川田利明
- 技能賞:飯塚高史
- 新人賞:力皇猛、鈴木健三
- 特別功労賞:ジャンボ鶴田、スタン・ハンセン
- 功労賞:小林邦昭、船木誠勝
- 女子プロレス大賞:下田美馬、三田英津子
[編集] 過去のMVP受賞者
- 1999年 - 武藤敬司
- 1998年 - 小橋健太
- 1997年 - 蝶野正洋
- 1996年 - 小橋健太
- 1995年 - 武藤敬司
- 1994年 - 橋本真也
- 1993年 - 天龍源一郎
- 1992年 - 高田延彦
- 1991年 - ジャンボ鶴田
- 1990年 - 大仁田厚
- 1989年 - 前田日明
- 1988年 - 天龍源一郎
- 1987年 - 天龍源一郎
- 1986年 - 天龍源一郎
- 1985年 - 藤波辰巳
- 1984年 - ジャンボ鶴田
- 1983年 - ジャンボ鶴田
- 1982年 - タイガーマスク
- 1981年 - アントニオ猪木
- 1980年 - アントニオ猪木
- 1979年 - ジャイアント馬場
- 1978年 - アントニオ猪木
- 1977年 - アントニオ猪木
- 1976年 - アントニオ猪木
- 1975年 - ジャイアント馬場
- 1974年 - アントニオ猪木