マカダミア
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マカダミア(マカダミアナッツ、macadamia nuts)は、ヤマモガシ科の常緑樹(学名:Macadamia tegnifolia)の実で、ナッツのひとつ。マカデミアとも。
直径2cm程度の殻果をつけ、種子(仁)をココナッツ油と食塩で味付けしたものを食用とする。 そのままオードブルや酒の肴としたり、クッキーなどの原料とする。歯ざわりはもろく、味は淡白。
オーストラリア東部が原産とされるが、ハワイでの栽培が有名である。1890年代に、E・W・ジョーダンがタスマニアからハワイに持ち込み、そこからハワイでの栽培が始まったとされている。 マカダミアナッツの缶詰やマカダミアナッツを核にしたチョコレート菓子は、ハワイ土産の定番。
100g中に脂質を76.8g含み、オレイン酸やパルミトレイン酸を豊富に含んでいる。
ナッツを圧搾して採った油は、食用のほかに、アロマテラピーなどのキャリアオイル(精油を希釈するための油)やマッサージオイルとしても用いられる。
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