モリタ
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 大阪市生野区小路東5-5-20 |
設立 | 1932年7月23日 |
業種 | 輸送用機器 |
事業内容 | 消防車・消火設備・環境関連 |
代表者 | 中島正博(代表取締役社長) |
資本金 | 47億4612万円 |
売上高 | 454億円(2006年3月期・連結) |
従業員数 | 1124人(連結) |
外部リンク | 株式会社モリタ |
株式会社モリタ(かぶしきがいしゃ-、英称:MORITA CORPORATION)は、消防車両や塵芥車などの緊急自動車・特種用途自動車の艤装・販売、消火器などの消防関連製品、ごみ用プレス機などの環境関連製品を製造・発売する企業である。消防ポンプ車のトップシェア企業。
東京証券取引所第一部に上場している(会社コード6455)。
目次 |
[編集] 主な沿革
- 1907年4月 - 創業者である森田正作が大阪府大阪市(後の南区、現在の中央区南部)に火防協会を設立。
- 1939年9月 - 本社を西淀川区に移し、社名を森田喞筒工業株式会社へ変更。
- 1951年8月 - 本社を現在地に移す。
- 1961年3月 - 社名を森田ポンプ株式会社へ変更。
- 1997年4月 - 社名を現在の株式会社モリタへ変更。現在のロゴマークを制定する。
[編集] 事業所一覧
[編集] 本社
[編集] 支店・営業所・出張所
[編集] 工場
[編集] 主な商品
[編集] 消防車
市場においてはトップシェアで、多くの消防本部などに導入されている
- はしご自動車各車 - はしご付消防自動車、水路付き、先端屈折式のみブランドは「スーパージャイロラダー」で統一。屈折式はしご車と高所放水車にはブランドネームはなし。
- MH型 - 日野自動車と共同開発した、はしご車専用シャーシ。初代モデルは1991年にデビューした。現在は2003年にフルモデルチェンジされた2代目の『MHⅡ Max.』に移行。
- 消防ポンプ自動車・水槽つき消防ポンプ自動車
- 2004年にはCD-I型に、ハイルーフと大型の赤色警光灯を装備し機能(器具の収納スペース確保)を向上させた『CD-Ⅰα』が発売された。
- 化学車各種 - 空港に配備される空港対応型もある。
- 救助工作車 - 市販はI型からIII型まで、消防庁が指定した4消防本部のみに導入されているIV型の艤装も実施。
- 消救車 - 世界で初めて消防ポンプ自動車と救急車の機能を合体した車両で、2004年に消防庁が認定。同年12月に千葉県松戸市の松戸市消防局六実消防署に第1号を納車。ベースは日野・デュトロ。
- 特殊災害対応自動車 - NBC災害発生時向けの車輌。2006年春にさいたま市消防局に第1号を納車。日野・レンジャーGXがベースである。
[編集] 技術
- e-モニタ 連成計と電子圧力計の間に液晶ディスプレイを装備し、見やすいようにレイアウトされたポンプ操作盤。消防ポンプ自動車と水槽つき消防ポンプ自動車に標準装備。
[編集] 消火器・消火設備
[編集] 環境関連
[編集] エコノス
[編集] 消防グッズ
- オンラインショップの『MORITA NETSHOP』では、Tシャツ、ストラップ(7種類)、消防車のミニカー、缶入りのせんべい(デザイン5種類)をはじめ、法律で義務付けられている住宅用火災報知器も発売されている。すべてオリジナル商品。
[編集] その他
消防車は個人からの注文も受け付けている。 http://www.morita119.com/faq/fire/fire1.html#03
当然のことながら2007年3月現在、まだ誰一人として注文したものはいない。
[編集] グループ企業
- 株式会社モリタエコノス
- 株式会社モリタテクノス
- 株式会社モリタ総合サービス
- 株式会社モリタユージー
- 株式会社モリタエンジニアリング
- 株式会社上野モリタ
- 株式会社北海道モリタ
- 鹿児島森田ポンプ株式会社
- 株式会社モリタ東洋
- 株式会社アルボ ほか