ルート33
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ルート33(るーとさんじゅうさん)は吉本興業東京所属の漫才コンビである。
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[編集] メンバー
- B型。奈良県出身。
- 大阪NSC11期生。同期には中川家、たむらけんじ、ケンドーコバヤシ、ハリガネロック、陣内智則などがいる。
- ハリガネロック大上と「あっぱれ団」というコンビを組んでいた。
- 既婚者であり、奥さんはとてもかわいらしい。2006年現在、子供が二人いる。上が女の子で、下が男の子。ブログで何回も子供の写真を投稿する親バカぶり。
- かなり太めの体格で、さらに温和で優しい性格のため、先輩、同期、さらに後輩からも、とにかくいじられまくる。今田耕司には吉本でいい旦那になる人No.1と言われていた。相方の増田でさえも堂土の怒っているところはあまり見たことがないらしい。
- 衣装のネクタイが短い。(このネクタイは、短いネクタイを用意しているわけではなく、普通のネクタイを工夫して短くしているようだ。シャツの中に長い部分が隠れている。)
- 芸人特有のネタでロリコン疑惑があり、結婚した奥さんがかわいらしい顔であったことからさらに疑惑が深まっている。(結婚当初、奥さんが20歳くらいだった。)
- 大阪時代は若作りをしていたが、先輩の東野幸治に、「無理するな。女の子担当と若さは増田にまかせろ」と言われて今は諦めている。
- かつてアルバイト先のマクドナルドの店員選手権で近畿地区2位になったことがある。
- AB型。大阪府出身。
- 大阪NSC13期生。同期には次長課長、チュートリアル徳井、野性爆弾、ブラックマヨネーズなどがいる。
- 高校の同級生と、「スキップ男爵」というコンビを組んでいた。
- 端整な顔立ちをしている。お洒落。
- 堂土が増田のつっこみのうまさに惚れて誘ったということからも分かるとおり、軽快なつっこみをする。
- マラソン、走ることが趣味なようである。
- 増田が脚本・監督した映画『或る、青い夜』が第8回インディーズムービー・フェスティバルで入選した(主演は堂土)。このフェスティバルは有名監督を輩出している映画界の登竜門的な映画祭。日本最大級のインディーズの映画祭。周りの芸人のほうが驚き、様々なところで話題としているが、本人は「それはそれ。」としっかり本芸とは区別しているらしい。
- 音楽関係の友人が多く、そのつながりで、DJをしていたりもする。
- レコードや本などにやたら詳しい。音楽の知識は専門家なみだが、堂土いわく、音程のほうが怪しいらしい。
[編集] 略歴
- 1995年 - コンビ結成。
- 「あっぱれ団」を解散した堂土が増田のツッコミの上手さにほれ込んで誘った。
- 1999年 - 第20回ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞
- 1999年 - baseよしもと所属。
- 2000年 - 「爆笑オンエアバトル」第2回チャンピオン大会 2代目チャンピオン
- 2001年 - 「爆笑オンエアバトル」第3回チャンピオン大会 3代目チャンピオン
- 2002年 - 東京進出。ルミネtheよしもと所属。
[編集] 概要
- テンポのいい漫才が持ち味。1本のネタを100回以上練習したことも。
- ネタはもっぱらデートや恋愛など、男女交際に絡むもの。増田の「恋したいんですよ~」で始まり、「恋人が出来たら、相手にこんなことをしたい(orしてほしい)」と妄想にも近い願望を語り、堂土が茶々を入れるというスタイル。
- 堂土のマシンガントーク的なボケと増田のリズミカルで激しいツッコミ。
- 漫才には定評があり爆笑オンエアバトルチャンピオン大会では、第2回(2000年3月)と第3回(2001年3月)を制覇し、同番組で初の2連覇を達成している。この快挙は、歴代でもルート33(第2・3回)とタカアンドトシ(第7・8回)の未だ2組しか成し遂げていない。
- 桂三枝が凄い漫才師と絶賛。トミーズもほれ込み、自分の番組にわざわざ呼んだりもした。
- 真紅のスーツがトレードマーク。2006年からは、真っ白なスーツを着用。
- まれな先輩後輩コンビ。(NSC11期生と13期生なので、12期生との仕事は不思議な感じになるらしい。)
- 主に堂土がデブキャラで、増田がイケメンキャラである。
- 漫才のつかみは「堂土のネクタイが短い」ということが多い。ネクタイやシャツを直そうとすると、大きく「豚」と書かれたTシャツがあらわになることもある。
- しかしM-1グランプリでは有力候補に推されながら1度も決勝に進出していない。結成10年目のラストチャンスとなった第5回(2005年)には2回戦で早くも苦杯をなめた。
- 大阪時代はそれなりにレギュラーも人気があり、定収入を得ていた。が、それ以上のステップアップを望み東京に進出した。その心意気は後輩達に大きな意味を与えている。とはいえ、現在ではテレビでの活躍は滅多に見られなくなった。
- コント55号・ナインティナインのように、奇数のゾロ目をコンビ名に入れると売れると思いコンビ名を決めた。
- 出囃子はミッシェル・ガン・エレファントの「sweetMONACO」
- 漫才に対して強いこだわりを持っており、他の芸人仲間との絡みをテレビでは殆ど見せない。
[編集] エピソード
- 堂土が増田にコンビを組もうと誘ったとき、「今の相方と組むか、俺と組むか、どっちが売れるかよう考えてくれ」と言って電話を切った。
- 増田が先輩の堂土に気を遣って敬語を使ってしゃべっていたら、ある日鏡越しに堂土に「もう敬語なんか使うなや。おれたちコンビなんやから」と言われた。
- 結成後うまくいかず増田が悩んでいた時、堂土は「なあ、俺たちの道(ル-ト)に渋滞はないんや」と言って去っていった。
- 堂土の元コンビ、あっぱれ団が解散する時のエピソード。大上にある日突然呼び出され「解散しよう」といわれ、堂土は号泣した。3日ほど家にこもってしまった堂土は、まわりの芸人が不安になるほど、落ち込んでいた。
- 高校の同級生であったハリガネロックの大上邦博に「お笑いコンビを組もう」と言われた時、「もう友達じゃなくなるな」とさびしそうに堂土は言った。解散の時には、「これでやっと友達やな」と言った。今ではお互いの家を行ききする友達らしい。
[編集] 過去に出演した番組
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)OA率13/14 最高509KB
- すんげー!Best10(朝日放送)
- あの歌がきこえる(NHK総合)※声の出演
[編集] CD
- サンパチ WA CHA CHA(漫才CD)
[編集] DVD
- 或る、青い夜(TSUTAYAにてレンタル可)
- 中川家・ルート33・キングコング in ZAIMAN
[編集] ビデオ
- baseよしもと2000 大図鑑
- 中川家・ルート33・キングコング in ZAIMAN
[編集] HP
爆笑オンエアバトル 年間チャンピオン | ||
初代(1999年) DonDokoDon |
2代目・3代目(連覇)(2000年、2001年) ルート33 |
4代目(2002年) ハリガネロック |