M-1グランプリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
M-1グランプリ(エム ワン-)は、島田紳助が企画して、吉本興業が主催する漫才の選手権大会である。オートバックスセブンが特別協賛(冠スポンサー)していることから、正式名称は「オートバックス~M-1グランプリ」となる。朝日放送(ABC)制作で、テレビ朝日(ANN)系列で放送される。現在、数ある漫才コンクールの中でも最高峰の大会と言える。
目次 |
[編集] 概要
大会実行委員長は島田紳助。紳助は自身の現在のタレント生活が成立しているのはデビュー当時から8年間続けた漫才(紳助・竜介)があってこそと考えており、またその漫才を途中で辞めた罪悪感から「何か恩返ししなければ」と常々考えていた。また、「松本紳助」内で松本人志と「単純におもろい奴を決めるコンテストがしたい」と話をする中でその構想は具体化していった。(松本が審査員を務めているのはこの番組で紳助に誘われたため。)また紳助は、芸人が芸人をあきらめるきっかけを作りたかったとも語っている。
このような経緯を経て、2001年(平成13年)に吉本興業の主催で創設される。全国規模としては「NHK新人演芸大賞」と並ぶ新人漫才コンクールである。 名称は「漫才」の「M」の頭文字を取ったもので「K-1グランプリ」などにならったもの。しかし、漫才に限らずコント(ショートコントのようにセットを使用しないものに限る)・トーク・歌などの芸が許されている。
上方の各新人漫才コンクールや「爆笑オンエアバトル」(NHK)のチャンピオン大会などと比べると歴史的には浅い大会ではあるものの、「漫才の頂点を決める」という大会理念から、若手漫才コンビ(またはグループ)にとって最高の栄誉として認識され、既存の新人漫才コンクールよりも重要視する芸人や関係者も多い。これは島田紳助や松本人志等が審査員を務めているのも一因と言える。また、M-1グランプリの決勝に進出がきっかけでブレイクするコンビも数多く存在し、優勝者は「スターへの階段が用意される」というほど脚光を浴びる事も魅力である。一方で、公正性に欠けるという意見が多い(後述)。
特に大阪では異様な盛り上がりを見せ、第6回大会優勝者であるチュートリアル曰く、「大阪は、M-1を漫才のオリンピックだと思っている。」らしい。
[編集] 参加資格
参加資格はオープンであり、結成から10年目以内でありさえすれば(注:結成10年目以内というのはあくまで参加者の自己申告によるため、実際には結成年を偽り、カンニングなど10年をゆうに越える出場者も存在する)プロ、アマチュア、国籍などの一切は問われない。即興で結成されたコンビにも門戸を開いている。ちなみに、2002年の第2回大会までは事実上、結成から10年未満(9年目まで)であった(1993年結成で当時9年目だったますだおかだが「ラストチャンス」と言われた為)。
また2人組のコンビだけでなく3人以上でも出場でき、過去にはザ・プラン9(5人組)が決勝に進出し、安田大サーカス・にのうらご・我が家・せんたくばさみ・うがじん・ニブンノゴ!(トリオ)、超新塾(5人組)なども準決勝まで残った例がある。
開始当初は「どうせアマチュアは決勝にも行けないだろう」と言われていたが、近年ではアマチュアの複数組が準決勝に進出したり、2006年には現役OLコンビ・変ホ長調がアマチュアとして初めて決勝進出を果たすなど躍進している。また、2006年大会ではアマチュアかつどこにも所属していない変ホ長調以外すべての決勝進出者が吉本興業所属というM-1史上初めての状態となった。
[編集] チャンピオン決定までの道のり
[編集] 予選
毎年9月から12月にかけて予選が行われる。1回戦は東京・大阪・名古屋・広島・福岡・仙台・札幌の各地で行われ、その後は大阪・東京を中心に2回戦・3回戦・準決勝へと進んでいく。
1回戦は前年度準決勝以上に進出したコンビには(2006年から歴代のM-1優勝者も)シード権があり免除される(第2回大会のみ、第1回大会の準決勝以上に進出したコンビは1回戦と2回戦が免除されていた)。余り知られていないが、予選1回戦のみ複数回受ける(一度1回戦で敗退した芸人が再び1回戦にエントリーする場合など)事が出来る。
3回戦では2005年からネタの順番などにより敗退した芸人の中から数組が審議によって追加枠として準決勝に進出できる(進出者が出ない可能性もある)追加合格制度も行われている。
準決勝は12月中旬に東京会場(ルミネtheよしもと)、大阪会場(なんばグランド花月)で2日続けて行われる(順序は年により異なる)。2日目の終了後、決勝進出8組(2001年の第1回のみ10組)に絞られる。準決勝で敗れた組は敗者復活戦に挑む事になる。
予選のネタの制限時間は1回戦は2分(第5回までは3分)、2・3回戦は3分、準決勝は4分。
参加費(エントリー料)として自腹で1組2000円を支払う。予選1回戦で複数回受ける場合は、その度に2000円を支払う。
[編集] 予選審査の不透明性
決勝戦の審査は公開的で透明性が高い一方、予選の審査は非公開で不透明さが高い。毎年、決勝進出者の顔ぶれが多くの吉本興業所属者で埋められており、それには芸人の実力以外に以下の要因が絡んでいる疑いも否定できない。
- 大会主催者が吉本興業である。
- 予選審査を行う放送作家のほとんどが吉本興業制作の番組に多く携わっている。
- 予選審査を行う放送作家の一部に吉本総合芸能学院の講師がいる。
また、放送作家の個人的な好みも多分に影響していると思われる。ネタの出来、客席の反応共にそれほど悪くなかったにも関わらず、2回戦・3回戦で落とされる芸人(アンタッチャブル、ルート33などが有名)が度々いる。当時の某審査員が別番組で、それらの芸人が嫌いだということを示唆していたとも言われている。
[編集] 予選で話題を集めたコンビ
決勝に残るほどの実力はなかったものの、予選に挑戦する様子がスポーツ新聞の記事等で紹介される話題性の高いコンビが毎年登場する。
- 2001年・第1回大会
- 2002年・第2回大会
- 2003年・第3回大会
- 2004年・第4回大会
- 2005年・第5回大会
- 2006年・第6回大会
[編集] 決勝戦
12月下旬に決勝大会と最終決戦が開催、テレビ生放送(ABC制作、テレビ朝日系全国列ネット)が行われる。ABCが日曜日のゴールデンタイムに制作枠を持っている関係で、決勝戦の放送枠は同月の第4又は第5日曜日の夜に設定されることが多い。
当日はまず放送前に敗者復活戦が行われ、準決勝で敗退した出場者が漫才を披露、そこでの審査において1組だけが「敗者復活戦枠」として決勝戦に参加することができる。そして決勝戦において進出者8組+敗者復活戦勝者1組の計9組全員の漫才が披露され、審査員の得票での上位3組による最終決戦に進出する。
[編集] 最終決戦
決勝戦で勝ち残った上位3組が順位に関係なく、決勝戦とは別のネタを披露し、審査員が3組で一番おもしろいと思ったコンビに投票する「指名投票制」で行われ、もっとも票を集めたコンビが優勝となる。 なお,同じ得票数になった場合には,決勝戦の順位が高かった方が上位に認定される。
[編集] ネタ披露順
決勝1回戦のネタ披露順は進出者8組の代表者がエントリーナンバーの順に抽選を行い決定する(第4回のみゲストの吉田沙保里を迎えての代理人抽選で決定した)。敗者復活戦の勝者は自動的に最後の9番目に登場することになっている。
ちなみに、第1回・第4回は決勝のテレビ放送で、第3回はABC・テレビ朝日などの一部の系列局で直前特番の放送で、第5回・第6回は決勝進出者による記者会見の場で決定した。
最終決戦のネタ順は第4回大会まで決勝1回戦での得点順に抽選になっていたが、第5回から決勝の得点順に自由に選ぶことになった。
また、ABCが製作したM-1関連特集番組(ナンバ壱番館、速報!M-1への道など)ではネタ披露順について以下のように分析している。
- 1番目は以降の出演コンビの基準点を作る上に会場の空気が暖まっていないため当たり外れが大きく、通常芸人が最も嫌がる順番とされている。特に個性派のコンビは不利である。
- 第1回の中川家がこの順番で高得点を記録しトップで最終決戦に進出して優勝したが、第3回・第4回の千鳥、第6回のPOISON GIRL BANDらは最下位に沈んでいる。実際に1番目の順番で最終決戦にまで進出したのは、第1回の中川家と第5回の笑い飯(3位、最終決戦2位)のみであり、最終決戦への進出率は低い。
- 会場の空気が暖まってきた中頃の3番目、4番目、5番目が最も有利。殆どの出場コンビがこの順番を希望する傾向にある。
- しかし、この順番に入って優勝したのは第5回のブラックマヨネーズだけである。
- 8番目、9番目は観客が中弛みして食傷気味になるため正統派のコンビには不利だが個性派のコンビに有利。ただし手前に個性派のコンビが続くと逆転する。
[編集] 歴代の優勝者
回 | 決勝日 | 優勝漫才コンビ | 所属事務所 | キャッチフレーズ | 出場組数 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2001年12月25日 | 中川家 | 吉本興業(大阪) | 笑いのDNA | 1,603組 |
2 | 2002年12月29日 | ますだおかだ | 松竹芸能 | 打倒吉本を合言葉に今回も決勝へ | 1,756組 |
3 | 2003年12月28日 | フットボールアワー | 吉本興業(大阪) | 悲願 | 1,906組 |
4 | 2004年12月26日 | アンタッチャブル | プロダクション人力舎 | 悲願の正面突破 | 2,617組 |
5 | 2005年12月25日 | ブラックマヨネーズ | 吉本興業(大阪) | モテない男たちの逆襲 | 3,378組 |
6 | 2006年12月24日 | チュートリアル | 吉本興業(大阪) | 華麗なる妄想族 | 3,922組 |
歴代の優勝者は出場しないという暗黙の了解があったが、2003年のチャンピオンであるフットボールアワーが2006年に出場を表明したことによって破られた。過去の優勝者のうち中川家、ますだおかだ、アンタッチャブルが10年目のラストチャンスで優勝したため出場することはなく、ブラックマヨネーズは慣例に従って2006年は出場していない。フットボールアワーは第6回大会の決勝へ進出、最終決戦まで残ったが、優勝を逃した。また、2006年王者のチュートリアルは、まだ出場するチャンスがある。
[編集] 決勝戦の会場と放送内容
- 第1回 レモンスタジオ
- 第2~4回 パナソニックセンター有明スタジオ
- 敗者復活戦:パナソニックセンター東京前特設会場
- 第5回 テレビ朝日本社第1スタジオ
- 敗者復活戦:神宮球場
- 第6回 テレビ朝日本社第1スタジオ
- 敗者復活戦:有明コロシアム
2004年の第4回から放送時間も2時間半に増大またステレオ放送となり、翌2005年(平成17年)の第5回から、第4回まで使用したセットから電飾が多い派手なものに大幅にチェンジされた。審査員の点数は審査員席上の大型スクリーンに写されるようになり、第1回大会で設けられた「チャンピオンズシート」同様の「暫定ボックス」なる、暫定上位3組が着席して後続のコンビの審査を待つスペースが設けられた。さらに番組はCM前のジングル・提供表示時のBGMが変更され、ハイビジョン制作として放送された。また2006年(平成18年)の第6回では前年のセットの大まかな形体はそのままでさらに派手な装飾が施された。
第5回より会場がキー局・テレビ朝日本社に変更になったのは、ほぼ同時期に有明地区で行われているコミックマーケット(会場は東京ビッグサイト)での徹夜組(※本来徹夜での待機は禁止)や終了後帰路に就く参加者との混乱を未然に防ぐためにとられた措置と考えられている。
[編集] 優勝者に贈られる賞品
- 優勝トロフィー(優勝者の名が刻まれる)
- 優勝賞金1,000万円
- 特別協賛のオートバックスセブンからカー用品/100万円相当
- 第1回のみ、オートバックスセブンのCM出演権
[編集] 審査方法の変遷
第2回以降では現行の審査方法となったが、第1回では第2回以降と審査方法が異なる点がいくつかある。
[編集] 第1回
東京会場の審査員(7人)には1人100点の持ち点が与えられるほか、札幌・大阪・福岡の吉本興業の劇場に集まった各100人の一般客が1人1点で審査する(合計300点)。よって満点は1000点。ただ、唯一関東出身のコンビであったおぎやはぎ、松竹芸能所属のますだおかだや東京吉本所属のDonDokoDon等に対して大阪の得票が異常に低い(下記参照)など、公平性に欠けるとの批判が噴出。また、この方式になることが大会直前になって出場者に伝えられるなど、混乱を招いた。
10組のうち、得点上位2組が決勝と異なるネタを披露し、東京会場の審査員がステージ上で1人ずつ順番に、どちらが面白かったかボタンを押して投票して優勝コンビを決めた。この際、審査員がどちらのボタンを押したかが順番に分かる仕組みだったため、全員が投票し終える前に結果が分かってしまう欠点があった。
ちなみに、優勝者決定後の表彰でも賞金贈呈後はトロフィーや花束など贈呈者の名前が呼ばれてからステージに立ったり、司会の赤坂泰彦がコンビ名を言い間違えたりと円滑に進まなかったため、松本人志が「グダグダじゃないですか」と発言した。
[編集] もし第2回以降と同様の方式が採られていたら
もし一般客の得点が排除された場合、以下の順位となるところであった。
- 中川家 596点
- ますだおかだ 575点
- アメリカザリガニ 568点
- ハリガネロック 567点
- 麒麟 542点
- フットボールアワー 535点
- キングコング 528点
- DonDokoDon 520点
- おぎやはぎ 507点
- チュートリアル 483点
[編集] 第2回以降
第1回の審査の欠陥から根本的に見直し現在のルールに至った。一般客の審査が排除され、7人の審査員(メンバーについては決勝戦審査員欄を参照)が1人100点の持ち点(満点:700点)で審査を行う。得点上位3組が最終決戦に進出し、決勝と異なるネタを披露、審査員が一斉に最も面白かったコンビをボタンで判定して優勝コンビを決める。ただし最終決戦の票が同じ場合、決勝1回戦の得点が高いほうが優勝コンビとなる。
第4回ではタカアンドトシと笑い飯が同点になった。この時は審査員7人のうち3人が点数が割れており、2人が笑い飯よりタカアンドトシに高い点数をつけていたため、タカアンドトシを上位に認定した。この2組は最後に敗者復活枠でを披露した麒麟がその点数を上回り、最終決戦に残らなかったため特に混乱はなかったものの、実は4組以上が1位、3組以上が2位、2組以上が同点で3位になるというような場合を想定していなかった。(第5回大会以降はこのような事態は起きていない)。
さらに第1回大会からあくまで目安程度で「ネタは4分以内」と定められていたが、第3回大会では麒麟が約5分半、第4回大会で笑い飯が約6分半と持ち時間を大幅に超えてネタをやってしまったため、第5回以降は持ち時間が厳守され、持ち時間の4分を越えると減点の対象となり、4分30秒以上越えてしまうと1秒につき1点の減点となり出場者はまず持ち時間以内に終わることが目標となる(但し、第6回大会で笑い飯のネタが4分30秒前後かかったが審査結果発表時に減点などの説明はなかった (結果は4位) )。
[編集] 歴代の決勝進出コンビ
最終決戦の順位による順序。最終決戦に残らなかったコンビは決勝1回戦の順位による順序。所属は出場当時。所属事務所の後ろについているものは登場時のキャッチフレーズ(ワイルドカード組=※は敗者復活戦勝者の為無し)
- 第1回
- 中川家(大阪吉本興業) 笑いのDNA 829点・最終決戦6票
- ハリガネロック(大阪吉本興業) 武闘派 809点・最終決戦1票
- アメリカザリガニ(松竹芸能) 3オクターブの衝撃 796点
- ますだおかだ(松竹芸能) 実力主義 776点
- 麒麟(大阪吉本興業) 無印(ノーマーク) 741点
- フットボールアワー(大阪吉本興業) 奇跡の顔面 726点
- キングコング(大阪吉本興業) 驚異のルーキー 707点
- チュートリアル(大阪吉本興業) お笑い陰陽師 637点
- DonDokoDon(東京吉本興業) 無冠の帝王(後述) 614点
- おぎやはぎ(プロダクション人力舎) 東京の星 540点
- <一般審査員>
- ハリガネロック 242点(札幌:85 大阪:85 福岡:72)
- 中川家 233点(札幌:65 大阪:89 福岡:72)
- アメリカザリガニ 228点(札幌:57 大阪:84 福岡:87)
- 麒麟 199点(札幌:64 大阪:82 福岡:60)
- ますだおかだ 195点(札幌:75 大阪:52 福岡:68)
- フットボールアワー 191点(札幌:62 大阪:83 福岡:46)
- キングコング 179点(札幌:64 大阪:55 福岡:60)
- チュートリアル 154点(札幌:38 大阪:67 福岡:49)
- DonDokoDon 94点(札幌:47 大阪:18 福岡:29)
- おぎやはぎ 43点(札幌:22 大阪:9 福岡:12)
- Don Doko Donは爆笑オンエアバトル初代チャンピオンであるが、他番組のタイトルであったため無冠とされたと思われる。
- 第2回
- ますだおかだ(松竹芸能) 打倒吉本を合言葉に今回も決勝へ 612点・最終決戦5票
- フットボールアワー(大阪吉本興業) 漫才新人賞を総なめにしてきた若手実力派 621点・最終決戦2票
- 笑い飯(大阪吉本興業) 今年もM-1予選にノーシードの新星が現れた 567点・最終決戦0票
- おぎやはぎ(プロダクション人力舎) 前回東京からはただ1組の決勝進出 561点
- ハリガネロック(東京吉本興業) 前回準優勝 リベンジだけに燃えたこの1年 545点
- テツandトモ(ニチエンプロダクション) 現代版音楽漫才がM-1に新風を吹き込む 539点
- スピードワゴン(ワイルドカード/M2カンパニー[現ホリプロコム])(※) 535点
- ダイノジ(東京吉本興業) 大分県出身の重量級コンビが涙の初出場 534点
- アメリカザリガニ(松竹芸能) 前回は高熱をおして堂々の第3位 525点
- 第3回
- 第4回
- アンタッチャブル(プロダクション人力舎) 悲願の正面突破 673点・最終決戦6票
- 南海キャンディーズ(大阪吉本興業) 初物尽くし 639点・最終決戦1票
- 麒麟(ワイルドカード/大阪吉本興業)(※) 634点・最終決戦0票
- タカアンドトシ(東京吉本興業) 直球勝負 615点
- 笑い飯(大阪吉本興業) 予測不能 615点
- POISON GIRL BAND(東京吉本興業) 支離滅裂のアーティスト 603点
- トータルテンボス(東京吉本興業) The渋谷系 587点
- 東京ダイナマイト(オフィス北野) "ビート"の遺伝子 583点
- 千鳥(大阪吉本興業) リベンジ 582点
- 第5回
- ブラックマヨネーズ(大阪吉本興業) モテない男たちの逆襲 659点・最終決戦4票
- 笑い飯(大阪吉本興業) 予測不能のWボケ 633点・最終決戦3票
- 麒麟(大阪吉本興業) M-1チルドレン 646点・最終決戦0票
- 品川庄司(東京吉本興業) 不屈のお調子者 626点
- チュートリアル(大阪吉本興業) 暴走するイケメン漫才 622点
- 千鳥(ワイルドカード/大阪吉本興業)(※) 607点
- タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション) DVD版:アキバ系カリスマデブ 再放送版:秋葉系カリスマ芸人 571点
- アジアン(大阪吉本興業) 肉と骨のハーモニー 564点
- 南海キャンディーズ(大阪吉本興業) 相方以上恋人未満 552点
- チュートリアルのキャッチフレーズはテロップでは「暴走する・・・」であったが、ナレーションは「暴発する・・・」になっていた。
- タイムマシーン3号のテロップは生放送ではミスで流れなかったが、DVDで「アキバ系カリスマデブ」、再放送で「秋葉系カリスマ芸人」とテロップで流れた。
- 笑い飯のジャッジを開票する際に島田洋七の点数のみが開票されず、やむを得ず表示された合計点に洋七が口答でジャッジした点数を加えて正式な合計点を発表するというハプニングが、また、タイムマシーン3号のネタ後のジャッジを開票する際に1組前にネタを披露した品川庄司のジャッジがもう1回出てくるというハプニングが起こった。
- 第6回
- チュートリアル(大阪吉本興業) 華麗なる妄想族 664点・最終決戦7票
- フットボールアワー(東京吉本興業) 帰ってきた王者 640点・最終決戦0票
- 麒麟(大阪吉本興業) 空腹のファンタジスタ 627点・最終決戦0票
- 笑い飯(大阪吉本興業) 予測不能のWボケ 626点
- トータルテンボス(東京吉本興業) ハンパねぇ渋谷系漫才 613点
- ライセンス(ワイルドカード/東京吉本興業)(※) 609点
- ザ・プラン9(大阪吉本興業) 5人の漫才革命児 597点
- 変ホ長調(アマチュア) 史上最強のアマチュア 576点
- POISON GIRL BAND(東京吉本興業) 暴走する異次元漫才 570点
- 初のアマチュア進出や王者復活など話題が多かった点もありM-1史上最高の瞬間視聴率(関東23.5%、関西41.0%)を記録した。平均視聴率でも関東18.0%、関西31.1%、名古屋22.8%と共に最高だった。
- また今大会は前述にもあったとおり初のアマチュアや5人組ファイナリストの登場と初の過去優勝者の再挑戦などが大会開催前から報じられてきたが、本戦ではチュートリアルが初の満票優勝と吉本勢初連覇と初物尽くしの大会となった。
[編集] 決勝でのネタ披露順番
- 第1回
- 中川家
- フットボールアワー
- チュートリアル
- アメリカザリガニ
- おぎやはぎ
- キングコング
- 麒麟
- ますだおかだ
- DonDokoDon
- ハリガネロック
- 第2回
- ハリガネロック
- ますだおかだ
- ダイノジ
- テツandトモ
- フットボールアワー
- 笑い飯
- おぎやはぎ
- アメリカザリガニ
- スピードワゴン (ワイルドカード)
- 第3回
- 千鳥
- 麒麟
- スピードワゴン
- 笑い飯
- 2丁拳銃
- アメリカザリガニ
- フットボールアワー
- りあるキッズ
- アンタッチャブル (ワイルドカード)
- 第4回
- 千鳥
- タカアンドトシ
- 東京ダイナマイト
- トータルテンボス
- 南海キャンディーズ
- POISON GIRL BAND
- 笑い飯
- アンタッチャブル
- 麒麟 (ワイルドカード)
- 第5回
- 笑い飯
- アジアン
- 南海キャンディーズ
- チュートリアル
- ブラックマヨネーズ
- 品川庄司
- タイムマシーン3号
- 麒麟
- 千鳥 (ワイルドカード)
- 第6回
- POISON GIRL BAND
- フットボールアワー
- ザ・プラン9
- 麒麟
- トータルテンボス
- チュートリアル
- 変ホ長調
- 笑い飯
- ライセンス (ワイルドカード)
[編集] 決勝戦司会
- 第1回
- 第2回
- 第3回
- 第4回
- 第5回
- 第6回
[編集] 決勝戦審査員
- 第3回
- 島田紳助、松本人志、南原清隆、島田洋七、ラサール石井、大竹まこと、中田カウス(席順)
- 最終決戦は紳助、松本、南原が笑い飯に投票
- 第4回
- 西川きよし、南原清隆、大竹まこと、島田洋七、春風亭小朝、ラサール石井、中田カウス(席順)
- 最終決戦はカウスのみ南海キャンディーズに投票。この年紳助は自身の起こした事件の責任をとって謹慎中であったので審査には参加せず。松本も相方(浜田雅功)が裏番組(ジャンクSPORTS)に出演していた為、番組スタッフが気を使って出演がなかったと後に「放送室」にて語っている。
- 第5回
- 島田紳助、松本人志、渡辺正行、大竹まこと、島田洋七、ラサール石井、中田カウス(席順)
- 最終決戦は大竹、洋七、石井が笑い飯に投票
- 第6回
- 島田紳助、松本人志、南原清隆、渡辺正行、大竹まこと、島田洋七、中田カウス(席順)
- 最終決戦は全員がチュートリアルに投票
[編集] 各種記録等
(以下「決勝進出」は「敗者復活枠」による敗者復活組も含む。また、第1回の決勝1回戦は上記の問題点があったことを考慮し、東京会場の審査員による得点に限ることとする。)
- コンビ結成から優勝までの最長記録 10年…中川家(第1回)、ますだおかだ(第2回)、アンタッチャブル(第4回)
- コンビ結成から優勝までの最短記録 4年…フットボールアワー(第3回)
- コンビ結成から決勝初進出までの最長記録 10年…中川家(第1回)、2丁拳銃(第3回)、タカアンドトシ(第4回)、品川庄司(第5回)、ライセンス(第6回)
- コンビ結成から決勝進出までの最短記録 1年6ヶ月…南海キャンディーズ(第4回)
- 決勝進出最年長記録 小田ひとみ(変ホ長調;第6回)41歳??日(決勝戦放送日を基準とする)
- 決勝進出最年少記録 安田善紀(りあるキッズ;第3回)18歳99日(同上)
- 最年長優勝記録 岡田圭右(ますだおかだ;第2回)34歳42日(同上)
- 最年少優勝記録 岩尾望(フットボールアワー;第3回)28歳9日(同上)
- 最多決勝進出回数 5回(笑い飯;第2~6回、麒麟;第1回・第3~6回)
- 決勝最多連続出場回数 5回(笑い飯;第2~6回)
- 最終決戦最多進出回数 3回(笑い飯;第2~3回・第5回、麒麟;第4~6回、フットボールアワー;第2~3回・第6回)
- 最終決戦最多連続進出回数 3回(麒麟;第4~6回)
- 決勝最多連続最下位回数 2回(千鳥;第3~4回)
- 事務所別決勝進出延べ回数
- 大阪吉本興業 29回
- 麒麟 5回
- 笑い飯 5回
- フットボールアワー 4回
- チュートリアル 3回
- 千鳥 3回
- ハリガネロック 2回
- 南海キャンディーズ 2回
- 中川家 1回
- キングコング 1回
- りあるキッズ 1回
- ブラックマヨネーズ 1回
- アジアン 1回
- ザ・プラン9 1回
- 東京吉本興業 11回
- POISON GIRL BAND 2回
- トータルテンボス 2回
- フットボールアワー 1回
- DonDokoDon 1回
- ダイノジ 1回
- 2丁拳銃 1回
- タカアンドトシ 1回
- 品川庄司 1回
- ライセンス 1回
- 松竹芸能 5回
- アメリカザリガニ 3回
- ますだおかだ 2回
- プロダクション人力舎 4回
- おぎやはぎ 2回
- アンタッチャブル 2回
- ホリプロ 2回
- スピードワゴン 2回
- ニチエンプロダクション 1回
- テツandトモ 1回
- オフィス北野 1回
- 東京ダイナマイト 1回
- ケーアッププロモーション 1回
- タイムマシーン3号 1回
- アマチュア 1回
- 変ホ長調 1回
- 大阪吉本興業 29回
※→スピードワゴンは2002年当時は「M2カンパニー」、2003年からは「ホリプロコム」所属だが、どちらもホリプロの子会社である為、同一事務所とした。
- 女性決勝進出者 5名(南海キャンディーズ・山崎静代(しずちゃん);第4~5回、アジアン・馬場園梓、隅田美保;第5回、変ホ長調・彼方さとみ、小田ひとみ;第6回)
- 決勝1回戦最多得点 673点/700点(アンタッチャブル;第4回)
- 決勝1回戦最少得点 483点/700点(チュートリアル;第1回)
- 決勝1回戦最高点数 99点/100点(笑い飯(審査員:島田紳助);第3回)
- 決勝1回戦最低点数 50点/100点(チュートリアル(審査員:松本人志);第1回、おぎやはぎ(審査員:島田紳助);第1回、スピードワゴン(審査員:立川談志);第2回)
- 優勝コンビの最終決戦最多得票 7票(満票) (チュートリアル;第6回)
- 優勝コンビの最終決戦最少得票 4票(フットボールアワー;第3回、ブラックマヨネーズ;第5回)
- 最年少エントリー記録 1歳(アマチュアで父親と共にエントリー;第5回)
[編集] 視聴率
ビデオリサーチ調べ
- 歴代最高の平均視聴率
- 関西地区 31.1%(第6回)
- 関東地区 18.0%(第6回)
- 名古屋地区 22.8%(第6回)
- 歴代最高の瞬間最高視聴率
- 関西地区 41.1%(第6回)
- 関東地区 23.5%(第6回)
- 平均視聴率
- 第1回 関東地区 9.0% 関西地区 21.6%
- 第2回 関東地区 10.9% 関西地区 17.5%
- 第3回 関東地区 10.7% 関西地区 20.6%
- 第4回 関東地区 11.0% 関西地区 18.0%
- 第5回 関東地区 12.6% 関西地区 22.4%
- 第6回 関東地区 18.0% 関西地区 31.1%
[編集] 敗者復活戦
決勝戦当日のお昼に準決勝で敗退した出場者が漫才を披露、そこでの審査において1組だけが「敗者復活戦枠」として決勝に進むことができる。例年、敗者復活戦勝者は決勝戦のテレビ生放送中の2番目のコンビのネタが終了後に発表されている。また、敗者復活戦の模様は2004年よりスカイ・A sports+で完全生放送されている。
・敗者復活戦の審査方法は、抽選で選出された100名の一般審査員とプロの審査員5名が審査を行い、得点を総合して1組が選出される。ネタ順は抽選であり、持ち時間は4分間。予選と異なり4分を経過すると終了時間の目安となるサイレンが鳴り出すのみで強制終了になった事は無い。 勝者は発表された即座に敗者復活戦が行われた会場から決勝のスタジオに車で向かう。2005年まではワゴンカー・2006年は特製の装飾が施されたオープンカーで決勝スタジオまで向かう予定であったが、2006年は開催日がクリスマスイヴであったため渋滞により途中から自転車に乗り換える事態になった。
[編集] 歴代の敗者復活戦出場コンビ
- 第2回
- アジアン、アップダウン、インパルス、Over Drive、おはよう。、COWCOW、花鳥風月、カリカ、麒麟、キングオブコメディ、キングコング、サカイスト、三拍子、品川庄司、ジパング上陸作戦、18KIN、シュガーライフ、少年ギャング、ストリーク、スピードワゴン、線香花火、せんたくばさみ、ダイアン、タカアンドトシ、千鳥、チャイルドマシーン、チュートリアル、ツインズ、天津、$10、トータルテンボス、飛石連休、2丁拳銃、NON STYLE、ババリア、Bコース、ビッキーズ、ブラザース、ブラックマヨネーズ、ヘッドライト、ママレンジ、ライセンス、りあるキッズ、ルート33、レギュラー(五十音順)
- [出場辞退] キャン×キャン、シャンプーハット、ランディーズ、ロザン(五十音順)
- ワイルドカードでスピードワゴンが決勝進出。
- 第3回
- アップダウン、アンタッチャブル、イー☆リャン、うがじん、オオカミ少年、おぎやはぎ、おしどり、オジンオズボーン、COWCOW、キャン×キャン、キングオブコメディ、キングコング、クワバタオハラ、号泣、サカイスト、サバンナ、ザ・プラン9、磁石、ジパング上陸作戦、18KIN、シンパシー、ストリーク、せんたくばさみ、ダイアン、ダイノジ、タイムマシーン3号、タカアンドトシ、チャイルドマシーン、チュートリアル、チョップリン、デカメロン、天津、$10、トータルテンボス、飛石連休、トライアングル、どりあんず、とろサーモン、流れ星、なすなかにし、南海キャンディーズ、ハリガネロック、パンクブーブー、ビッキーズ、プー&ムー、ブラックマヨネーズ、ヘッドライト、POISON GIRL BAND、ミルククラウン、村本本田、安田大サーカス、U字工事、ユキコミキ、四次元ナイフ、ライセンス、ルート33、レイカーズ、レギュラー、ロザン(五十音順)
- [出場辞退] インパルス、シャンプーハット、ランディーズ、(五十音順)
- ワイルドカードでアンタッチャブルが決勝進出。
- 第4回
- 青空、アジアン、イー☆リャン、イシバシハザマ、エージェント、オオカミ少年、Over Drive、大脇里村ゼミナール、オリエンタルラジオ、カナリア、カリカ、キャン×キャン、麒麟、クワバタオハラ、さくらんぼブービー、サバンナ、ザブングル、ザ・プラン9、磁石、品川庄司、ジパング上陸作戦、ジャリズム、シャンプーハット、18KIN、スーパーZ、ストリーク、スマイル、ダイアン、ダイノジ、タイムマシーン3号、チュートリアル、ツインズ、天津、$10、飛石連休、とろサーモン、なすなかにし、はだか電球、バッドボーイズ、ハリセンボン、パンクブーブー、ピース、ビッキーズ、プー&ムー、ブラックマヨネーズ、マラドーナ、安田大サーカス、U字工事、りあるキッズ、ルート33、レアレア、レム色、ロザン(五十音順)
- [出場辞退] キングコング、ザ・ちゃらんぽらん、ランディーズ、レギュラー(五十音順)
- ワイルドカードで麒麟が決勝進出。
- 第5回
- ライセンス、ストリーク、ジパング上陸作戦、チーモンチョーチュウ、天竺鼠、オジンオズボーン、ランディーズ、千鳥、飛石連休、POISON GIRL BAND、なすなかにし、スーパーZ、磁石、ビッキーズ、ガブ&ぴーち、ゼミナールキッチン、コア、にのうらご、号泣、サンドウィッチマン、変ホ長調、流れ星、ヘッドライト、青空、ザブングル、ザ・たっち、バルチック艦隊、ベリー・ベリー、庵、カナリア、イシバシハザマ、三拍子、学天即、東京ダイナマイト、とろサーモン、鎌鼬、レギュラー、りあるキッズ、天津、アップダウン、ザ・プラン9、鼻エンジン、我が家、ダイアン、ロザン、レム色、U字工事、安田大サーカス、さんだあず、トータルテンボス、キャン×キャン、5番6番、ジャリズム、NON STYLE、マラドーナ、ハリガネロック、ザ・パンチ(出場順)
- [出場辞退] オリエンタルラジオ、レイザーラモン(五十音順)
- ワイルドカードで千鳥が決勝進出。
- 第6回
- アジアン、えんにち、カナリア、鎌鼬、カリカ、ギャロップ、キャン×キャン、銀シャリ、5番6番、ザ・パンチ、ザブングル、サンドウィッチマン、三拍子、磁石、ジパング上陸作戦、ジャリズム、ジャルジャル、ストレートタイム、スマイル、ダイアン、タイムマシーン3号、千鳥、チーモンチョーチュウ、超新塾、デニッシュ、天竺鼠、天津、東京ダイナマイト、とろサーモン、流れ星、なすなかにし、難波横山、日刊ナンセンス、にのうらご、NON STYLE、バッドボーイズ、ハマカーン、パンクブーブー、髭男爵、ビッキーズ、藤崎マーケット、プラスマイナス、平成ノブシコブシ、ヘッドライト、BODY、ポテト少年団、ボルトボルズ、マラドーナ、U字工事、ザ・ちゃらんぽらん、りあるキッズ、ルサンチマン、レアレア、ロザン、我が家(五十音順)
- [出場辞退] カルパチーノ
- ワイルドカードでライセンスが決勝進出。
記録内容 | 記録 | 記録保持者 |
---|---|---|
敗者復活戦最多出場回数 | 5回 | ジパング上陸作戦、ダイアン、天津、ビッキーズ |
敗者復活戦最多連続出場回数 | 5回 | ジパング上陸作戦、ダイアン、天津、ビッキーズ(第2~6回) |
[編集] 麒麟枠とは
時には優勝候補をも脅かす、ノーマークで決勝まで勝ち上がってきた無名のコンビのこと。名称の由来はもちろん、第1回に出場した麒麟からきている。彼らの存在は今やM-1グランプリの風物詩となっている。「ダークホース」「無印(ノーマーク)」と呼ばれることもある。主催者側から「麒麟枠」と明確に表現されたのは第5回のタイムマシーン3号が最初。
具体的には以下のコンビを指す。
- 第1回:麒麟
- 第2回:笑い飯
- 第3回:千鳥
- 第4回:南海キャンディーズ
- 第5回:タイムマシーン3号
- 第6回:変ホ長調
ただ、第5回ネタ披露前のVTRではタイムマシーン3号だけが「麒麟枠」と紹介されたが、関西では知名度はあったが全国区では知名度が低かったアジアンも知名度の低さでは、彼らと同程度かさらに低いと考えられるため、同様に「麒麟枠」に含められるという指摘もある。
[編集] 問題点
- 「芸人達のネタを放映する」という大前提があるにも係わらず、ネタの最中に「観客席」「ゲスト」「審査員」等へ頻繁にカメラをスイッチングする。これにより2006年にも優勝者チュートリアルのネタ中に動きによるボケの一つを、カメラを切り替えている内に撮り損ねるという失態があった[1]。この伝統的なカメラワークの稚拙さが、「漫才の頂点を決める」という大会理念を貶める一因となっている。
- 2006年大会の決勝に初の素人コンビ変ホ長調が進出したが、その実力(当日の出来を含め)が他の準決勝進出者を凌駕していたかについては疑問が残り、審査員数名はこの事に苦言を呈しており、スタッフ側の話題作りとしての思惑があったのではないかとの意見もある。
- M-1グランプリ決勝では1回戦と最終決戦で2回ネタを披露することになっているが、過去に優勝したコンビはほとんど1回目と同じパターンのネタを披露している。最近の大会はこの傾向が特に顕著になっており、実際にも1回戦で最高点を獲得したコンビがそのまま同じパターンのネタを披露して優勝する形式が増えているため(第2回大会のますだおかだは除く)、そもそも2回ネタを披露する必要性があるのか、単にバラエティ的な受けの良さを狙っているにすぎないのではないか、と疑問視する見解がある[要出典]。
- 吉本興業が主催している背景から、決勝進出メンバーの選考に対して実力よりも主催会社の思惑が優先されているのではないか、という懸念の声がある[要出典]。こういった疑問が起きる背景には、決勝進出の審査基準が非公開であることが大きい。吉本勢の層が厚いとは言え、「爆笑オンエアバトル」等のネタ番組では他事務所所属の芸人が上位へと進出していることを鑑みると、M-1での吉本勢の突出振りが目立つ点は否めない。決勝進出メンバーを決める上で吉本興業の影響力が無いことを証明することが、今後の大会運営の成否にかかっている。また、審査員がその芸人を単に嫌いなどの理由から、どんなに出来がよくても落とされる芸人が多々おり、平等な審査が行われているとは言い難く、吉本興業が主催ということも含めて公正性に欠けるという意見が専らである(しかし、「爆笑オンエアバトル」や一部の大会で行われている一般審査員による審査も「好き嫌いなどで不平等な審査が起こる場合がある」との指摘があるため必ずしもM-1のみの事例とは言えない)。
- 予選では受付でエントリ-者の個人情報が漏れたり、吉本興業所属のイチオシ芸人に対しては制限時間をオーバーしてもネタを続けさせるといった、管理体制の杜撰さが見られたケースもあった。
- ^ 最終決戦時、漫才開始から約1分経過した辺り。
[編集] その他
- M-1にもジンクスのような傾向が多少ではあるが出ていて、「優勝候補が優勝する」というのがある。2005年大会は、優勝候補不在の年であった事もあるが、ブラックマヨネーズが優勝し、ジンクスは無くなったかに思えたが(しかし記者会見の場で主催者である島田紳助は「今年はブラマヨが優勝すると思う」と発言している)、翌年2006年は、優勝候補者の1組としてあがっていたチュートリアルが圧勝した(他の候補は笑い飯・麒麟・フットボールアワーだったが)。また、第5回大会までは奇数回に吉本興業のコンビが優勝(中川家、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ)、偶数回はそれ以外のコンビが優勝(ますだおかだ〔松竹芸能〕、アンタッチャブル〔人力舎〕)したため、この法則もジンクスかと思われたが、前述の通り決勝戦はアマチュアを除いて吉本興業の芸人しかいなかったため、「ジンクス」は立ち消えとなった。
- そのほかのジンクスとしては、毎年「ラストイヤー組(コンビ結成10年目)」が1組以上選出されている傾向がある。
- 第1回: 中川家
- 第2回: ますだおかだ
- 第3回: 2丁拳銃
- 第4回: アンタッチャブル・タカアンドトシ
- 第5回: 品川庄司
- 第6回: ライセンス(敗者復活枠)
- また、優勝者が"~初の優勝!"というジンクスもある。
- 第1回: 中川家→初大会での優勝
- 第2回: ますだおかだ→吉本以外で初の優勝
- 第3回: フットボールアワー→ラストイヤー以外で初の優勝(4年目)
- 第4回: アンタッチャブル→東京勢で初の優勝
- 第5回: ブラックマヨネーズ→初の決勝進出で優勝
- 第6回: チュートリアル→初の満票での優勝
- 今までの優勝者は全てネタを披露した順番が違っている。
- 1番 中川家(第1回)
- 2番 ますだおかだ(第2回)
- 3番
- 4番
- 5番 ブラックマヨネーズ(第5回)
- 6番 チュートリアル(第6回)
- 7番 フットボールアワー(第3回)
- 8番 アンタッチャブル(第4回)
- 9番
- コンビ名が単純に2人の名前をくっつけただけというコンビが4位になることが多い。また、4位となったコンビは結成10年目のラストイヤーであった場合も多い。
- 第1回: ますだおかだ(8年目)
- 第2回: おぎやはぎ(8年目)
- 第3回: 2丁拳銃(10年目)
- 第4回: タカアンドトシ(10年目)
- 第5回: 品川庄司(10年目)
- 決勝放送で1組目の採点された後司会の女性が「ただいまの順位は第1位です!」というと失笑が起こり、「当たり前や!」と今田がツッコミをいれる掛け合いが恒例になっている。
[編集] DVD
- 全てYOSHIMOTO WORKS(R and C)から発売。2枚(レンタル専用では両A面の1枚になっている)。準決勝・敗者復活戦の一部や優勝した芸人のインタビューなどの特典映像なども収録されている。
- 通常、放送された内容はすべて収録されているが一部の芸人のネタは著作権などの都合で編集されている。また、基本的にネタ前の芸人の紹介映像や登場する際のBGMは放送時とは異なる(スピードワゴン、タイムマシーン3号は該当部分の音声を消して映像のみ流しているため、チャプターの冒頭部分に「著作権の関係で音声をカットしている」旨の表示がなされる)。
- 2002年大会のDVDでは、ますだおかだの決勝1回戦のネタで尾崎豊の「15の夜」の替え歌部分がカットされた。
- 2003年大会のDVDでは、スピードワゴンのネタで童謡「サッちゃん」の替え歌部分が著作権の都合で音声の大半がカットされ、ネタ中の一部歌詞に字幕テロップが付けられた。更にネタ後半の「グリーングリーン」の替え歌は完全にカットされた。
- 2004年大会のDVDでは、トータルテンボスの「名詞を動詞化する」というネタの中で、ル・クプルを中傷したとしてその部分ピーという放送禁止用の効果音によってカットされた。
- 2005年大会のDVDでは、タイムマシーン3号のネタの中の東京ディズニーランド・エレクトリカルパレードのメロディを使った替え歌及び「両国デブニーランド」、「ニックーマウス」という言葉を発した部分の音声がカットされた。
- 2006年大会のDVDでは、麒麟の決勝1回戦のネタの終盤でロッキーのテーマ「Gonna Fly Now」を歌った部分の音声が、変ホ長調のネタで使われた有名人の氏名にかかる音声の大部分が、それぞれカットされた。また、ザ・プラン9のネタでクマのプーさんの物真似をした部分は完全にカットされた。
- M-1グランプリ2001完全版 ~そして伝説は始まった~(2003/12/17発売)
- M-1グランプリ2002完全版 ~その激闘のすべて~ 伝説の敗者復活戦45組すべて収録(2003/12/17発売)
- M-1グランプリ2003完全版 ~M-1戦士の熱き魂~ (2004/7/14発売)
- M-1グランプリ2004完全版 ~いざ!M-1戦国時代へ “東京勢の逆襲”~ (2005/4/27発売)
- M-1グランプリ2005完全版 ~本命なきクリスマス決戦! “新時代の幕開け”~ (2006/4/26発売)
- M-1グランプリ2006完全版 史上初!新たなる伝説の誕生~完全優勝への道~ (2007/3/30発売)
[編集] 関連番組・イベントなど
- 速報!M-1グランプリへの道(2003、2004)
- ABCの「百万馬力」枠で放送されたドキュメント番組。
- M-1グランプリ公式ガイドブック(2005)
- 前項の番組の代わりにM-1グランプリの楽しみ方を紹介した。
- M-1グランプリ2005セミファイナル
- 決勝直前の昼に放送された。準決勝全組の模様がダイジェストで紹介された。
- M-1グランプリへの道 まっすぐいこおぜ!
- M-1リターンズ
- 前年のM-1決勝進出コンビや、今年決勝進出が期待されるコンビなどが出演するライブイベント。1月末になんばグランド花月で開催され、2月に朝日放送で放送され(関西ローカル)他の系列局でも順次放送される。
- M-1グランプリツアースペシャル
- 「~リターンズ」同様に前年の決勝進出コンビを中心に、過去の決勝進出組や今後の決勝進出が期待されるコンビなどが出演するライブイベントツアー。夏場、主に地方都市を回ってのツアーが繰り広げられる。
- これ以外に決勝進出者発表直後に二時間の特集番組が毎年放送されている(タイトルは毎年異なる)。2005年までは決勝進出者のインタビューや予選の模様などを主にしていたが、2006年は2005年大会の再放送となった。
[編集] スタッフ
- 企画 : 島田紳助、谷良一
[編集] 2005年
- オートバックスM-1グランプリ事務局 : 松田永浩、岡部宏秋、立田喜嗣、加地信之、原田恵子、垂水愛、荒井陽介、尾北有子、中川貴史、田中千賀、梅林修 / トラッシュ、アーチェリープロダクション
- 構成 : 倉本美津留、前田政二、長谷川朝二、石原健次、天野慎也
- 予選審査員 : 澤田隆治、相羽秋夫、元木ふみお、佐藤かんじ、かわら長介、大池晶、大工富明、田中直人、尾浦一哉、村上太、水野しげゆき、大倉利晴、下田雄大、鹿島我、森、小倉マサシ、東京コウ塀、京都市行、内田真理苗
- ナレーション : 畑中フー、アラン・J
- 総合TD (テクニカルディレクター) : 水町勝利(ABC)
- 美術 : 佐々文章(ABC)、石上久(テレビ朝日)
- スタジオ技術/美術
- TP (テクニカルプロデューサー) : 福元昭彦(テレビ朝日)、本郷勝則
- TM (テクニカルマネージャー) : 関口裕嗣(テレビ朝日)、清水俊美
- SW (スイッチャー) : 古橋稔
- CAM (カメラマン) : 藤原朋巳
- 音声 : 今西武司
- VE (ビデオエンジニア) : 西澤康永
- VTR : 廣田美和子
- 照明 : 岡本勝彦
- PA : 石渡洋志
- CG : 福浦若菜
- 音響効果 : 清水康義
- メルゴング : 堀部聡一
- TK (タイムキーパー) : 荒井順子
- アートプロデューサー : 木村文洋
- セットデザイン : 内山真理子
- 美術進行 : 横山勇
- 大道具 : 葛西剛太
- 大道具操作 : 原田和久
- アクリル装飾 : 児玉希生
- 視覚効果 : 倉谷美奈絵
- 特殊装置 : 福田隆正
- マルチモニター : 佐藤隆広
- CG制作 : 尹剛志
- ABC Gサブ
- ディレクター : 鳥海久慎、岸岡孝治、佐々木聰子(ABC)
- デスク : 岡由子(ABC)
- TD : 小西達矢(ABC)
- SW : 宇佐美貴士(ABC)
- 音声 : 寺田果生(ABC)
- リモート : 野本茂(ABC)
- 神宮球場・敗者復活戦会場
- TD : 勝間敦(ABC)
- SW : 玉木雅之(ABC)
- CAM : 渡邊一樹(ABC)
- 音声 : 上野太(トラッシュ)
- VE : 水野圭司(トラッシュ)
- VTR : 大森喜章(トラッシュ)
- 照明 : 高木英紀
- 伝送VE : 田辺斎
- 森タワー屋上
- CAM : 浅川英俊
- VE : 宮越直幸
- 照明 : 脇田雅夫
- 移動車
- CAM : 小倉研
- VE : 大友陽介
- 音声 : 鈴木英典
- ヘリ
- CAM : 有泉重正(テレビ朝日)
- VE : 西山勝(テレビ朝日)
- その他
- 編成担当 : 小林正太郎、飯田新、板井昭浩(ABC)
- 番組宣伝 : 太田充彦、渡邊亜希子、清水雄一郎、岡崎由記、高内美恵子、蓮見理奈(ABC)
- インターネット : 山口聡、黒川幸子(ABC)
- デスク :
- 制作デスク : 中村美恵、二宮麻紀(ABC)
- AD (アシスタントディレクター) : 久保田規子、梅宮亜希子、林和夫、佐々木勝成
- AP (アシスタントプロデューサー) : 廣瀬益己 / 鈴木忠親(テレビ朝日)
- ディレクター : 田中和也、安井一成、近藤真広、北中彰、小城修哉、藤井武夫、吉本貴雄(ABC)、紺田啓介、谷垣和歌子、新谷洋介、山下純平、渡辺恒史(アイ・ティ・エス) / 石川剛、川田昌弘、柳森憂美、高橋匠、指田博俊、本多浩二、高橋健三、備前善之、加治木淳
- チーフディレクター : 花苑博康
- 演出 : 辻史彦(ABC)
- プロデューサー : 柴田聡(ABC) ・ 岩城正良、竹島和彦、吉川知仁(ABC)、藤井智久(テレビ朝日) ・ 谷良一(吉本興業) / 井口義朗、下田かおる
- 協力 : 六本木ヒルズ森タワー、明治神宮野球場、テイクシステムズ、フジアール、KYORITZ、ViViA、東邦航空、テレビ朝日クリエイト、俳優座、シミズオクト、ビジュアルコミュニケーションズ、オムニバス・ジャパン、日本VTRスタジオ、digidelic、マエダオート
- 企画協力 : /tv asahi
- 制作協力 : 日本テレワーク
- 制作著作 : ABC、吉本興業
[編集] 2006年
- オートバックスM-1グランプリ事務局 : 岡部宏秋、松田永浩、立田喜嗣、原田恵子、荒井陽介、吉村有起、梅林修 / トラッシュ、アーチェリープロダクション
- 構成 : 倉本美津留、前田政二、本多正識、長谷川朝二、石原健次、天野慎也
- 予選審査員 : 澤田隆治、相羽秋夫、元木ふみお、佐藤かんじ、大池晶、かわら長介、本多正識、田中直人、大倉利晴、高見孔二、水野しげゆき、尾浦一哉、村上太、下田雄大、森、東京コウ塀、内田真理苗、勝木友香
- スタジオ技術
- 総合TD : 月野昌(ABC)
- TP : 福元昭彦(テレビ朝日)、本郷勝則
- TM : 関口裕嗣(テレビ朝日)、向井美和、清水俊美
- SW : 古橋稔
- CAM : 田中康彦(ABC)
- MIX : 今西武司
- VE : 西澤康永
- VTR : 廣田美和子
- 照明 : 岡本勝彦
- PA : 石渡洋志
- SVC : 酒井誠
- 音響効果 : 清水康義
- メルゴング : 大塚直樹
- TK (タイムキーパー) : 多田羅英子、吉条雅美
- スタジオ美術
- アートプロデューサー : 佐々文章(ABC)、石上久(テレビ朝日)
- アートディレクター : 金原典代
- セットデザイン : 小川由紀夫、九渡明日香
- 美術進行 : 山本和記
- 装置 : 藤江修平、丸山克己
- 大道具操作 : 田口泰久、神谷直矢
- システム : 新井裕、高橋友之
- 電飾 : 諸頭那奈
- LEDモニター : 石井智之
- 小道具 : 長谷川剛
- 特殊効果 : 釜田智志
- メイク : 小野やよい
- タイトルCG : 丹羽央幸
- リアルタイムCG : 藤井康人
- バーチャルCG : 中村敦
- テロップ : 藤岡美栄子
- ABC Gサブ
- ディレクター : 岸岡孝治(ABC)
- TD : 牛越大輔、渡辺雄介、寺田果生(ABC)
- 有明コロシアム・敗者復活会場
- TD : 勝間敦(ABC)
- SW : 玉木雅之(ABC)
- CAM : 大久保文雄(ABC)
- VE : 川本龍文(ABC)
- MIX : 小西剛生(ABC)
- Sub.MIX : 和三晃章(ABC)
- PA : 西村いつき
- 照明 : 高木英紀
- 美術進行 : 森つねお
- ステージ : 市村敬二
- LEDモニター : 奥山航
- ヘリコプター
- CAM : 福原正之(テレビ朝日)
- VE : 林慶太郎
- その他
- 編成 : 小林正太郎、飯田新、今村俊昭、板井昭浩(ABC)
- 番組宣伝 : 太田充彦、岡崎由記、高内美恵子、荒木拓人(ABC)
- インターネット : 川合陽一郎、山口聡、黒川幸子(ABC)
- 制作デスク : 岡由子、中村美恵(ABC)、竹山知子、三留妙依
- AD : 武田かい、多田裕貴
- 制作進行 : 寺澤英浩
- ディレクター : 森和樹、藤井武夫、北中彰、田村雄一、吉本貴雄、小城修哉、山田敬文、鈴木洋平、水田芳裕(ABC) / 紺田啓介、谷垣和歌子、藤原真美、廣田弥生、田上佳世(ITS)、山田浩司、難波裕介、伊東伸一郎、米嶋悟志、若林倫也、奥田隆英、武田聡志、小峰智、藤本創、早坂香里、栗山裕次郎、新本あじあ
- 演出 : 田中和也(ABC)
- 総合演出 : 辻史彦(ABC)
- プロデューサー : 柴田聡(ABC) ・ 岩城正良、栗田正和、竹島和彦(ABC)、岩崎浩(テレビ朝日) / 堀脇慎志郎、風見昌弘、本岡豊基、黒木明紀
- 協力 : 有明コロシアム、テイクシステムズ、\tv asahi create、共立、ロッコウ・プロモーション、プロジェクト80、アイ・ティ・エス、ノンプロダクション、ViViA、テルミック、サイバード、ニュークリアス、俳優座、HIBINO、シミズオクト、GPA、インターナショナルクリエイティブ、トラッシュ、ONS、NK特機、榊原テレビ機配、テレフィット、東京特殊効果、東京衣裳、川口かつら、オムニバス・ジャパン、東邦航空、本多芸能スポーツサービス、タカハシレーシング
- 企画協力 : /tv asahi
- 制作協力 : ウインズウイン
- 制作著作 : ABC、吉本興業
[編集] 番組使用曲
- 大会テーマ曲:Smoke On The Water/Deep Purple
- 出囃子:Because We Can/Fatboy Slim
[編集] 関連項目
- R-1ぐらんぷり
- M-1甲子園
- 笑いの金メダル(ABC制作)
- 爆笑オンエアバトル(NHK)
- くりぃむナントカ(本大会で良い結果を残せなかった、もしくは不出場のコンビが様々な事で競い合う「N-1グランプリ」というパロディコーナーがある。)
- 日本お笑い史
- 冠スポンサー番組
- 冠大会
- スモーク・オン・ザ・ウォーター(大会テーマ曲、リミックス版を使用)
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 書きかけの節のある項目 | お笑いのコンテスト | 朝日放送テレビ番組 | 吉本興業 | 漫才