中央日報
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中央日報 | |
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中央日報本社 | |
各種表記 | |
ハングル: | 중앙일보 |
漢字: | 中央日報 |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
チュンアンイルボ |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
英語表記: | The JoongAng Ilbo |
中央日報(チュンアンイルボ)は、韓国の日刊新聞(朝刊)である。1965年創刊。本社をソウル特別市中区に置く。発行部数は2,084,782部(韓国ABC協会の認証部数、2003年)。朝鮮日報、東亜日報とともに韓国の三大紙と称される。(朝鮮日報・東亜日報とは違い、中国語版の公式サイトは開設されていない。)
もともと三星財閥系の夕刊紙であったが日刊紙に転換、かつては東洋放送(TBC:AMラジオ639キロヘルツ、テレビ第7チャンネル)を所有していたが、全斗煥政権の言論統廃合により、1980年11月30日、廃局、KBSに統合された。このときの影響がいまだにKBS内部ではあり、TBC出身者とKBS出身者と派閥までは行かないまでも親睦会程度のグループが形成されている。現在、TBCが使用していた周波数はKBSが使用している(テレビ:KBS第2テレビジョン、ラジオ:第2ラジオ放送)。 また韓国の代表的な少年雑誌であった「少年中央」も、廃刊されている。
論調としては、旧三星系列ということもあり実利主義的な面が色濃く、盧武鉉大統領の新対日ドクトリンなど現政権の対日外交に批判的な立場を取っている。 論説委員(大記者)の中でも金永煕(キム・ヨンヒ)氏をはじめ、日本語が堪能なベテラン記者も多いことも同社の対日論調に大きな影響を与えている。 また、湖厳(ホアム)ホールなど文化事業にも積極的に取り組んでいることから文化面にも強い。 同社記者ら関係者によれば、現在では三星からは分離しており論調に影響は受けていないと語るが、論調を見る限り、少なからず三星の影響を受けていることが伺える。
時事通信社、日本経済新聞と友好関係を持ち、日本総局を東京都中央区銀座の時事通信ビルに置く。