二宮町 (栃木県)
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二宮町(にのみやまち)は、栃木県南東部に位置し、芳賀郡に属する町である。
町名は二宮尊徳にちなむ。
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[編集] 地理
鬼怒川左岸に位置し、茨城県と境を接する。町内には他に小貝川が流れている。
[編集] 歴史
二宮の大地に人が住み始めたのは縄文時代、土器や石斧などが出土。古墳時代つくられた豪族の墳墓が各地にみられ、当時大和朝廷の支配下におかれ、物部地区は物部氏の領地であったことがうかがえる。平安時代後期、平将門の乱で将門を討った藤原秀郷が下野守に任じられ、その一族が下野国において勢力拡大。秀郷の子孫の小山政光の次男宗政が1184年(寿永3)長沼地区に長沼城を築き長沼姓を名乗る。江戸時代、真岡、下館、土浦、笠間、小田原など各藩の諸領地となる。江戸後期1823年、疲弊し荒れ果てた桜町(現在の二宮町物井、真岡市東郷の一部)に小田原藩主大久保忠真の命により、尊徳37歳のときに赴任、疲弊した領内を復興させた。以後26年間に渡り、桜町を拠点とし、周辺諸国の復興を行う。現在は桜町陣屋跡。久下田町遊郭(くげたまちゆうかく)1901年(明治34年)開設。
[編集] 沿革
町内には西から鬼怒川、五行川、小貝川と3本の一級河川が南流している。 二宮尊徳が36年間過ごした陣屋跡が「史跡・桜町陣屋跡」として国指定の史跡になっており、周辺は史跡公園として整備されている。尊徳資料館が隣接している。 また、浄土真宗の開祖としてしられる、親鸞聖人が建立した専修寺があり、こちらも「史跡・高田山専修寺境内」として境内全体が国指定の史跡となっている。
[編集] 行政
[編集] 町長
藤田忠義(2002年から)
[編集] Linux への移行
独立行政法人情報処理推進機構の「自治体におけるオープンソース・ソフトウエア活用に向けての導入実証」に参加。2006年2月から役場内の事務用パソコンのOSを、他の官公庁、自治体との間でのデータ交換用を除き、ほとんどすべてWindowsからLinuxに移行している。 またこれに伴ない、オフィスソフトやメールソフトなども、オープンソース・ソフトウェアに移行している。
[編集] 経済
[編集] 産業
- イチゴ(生産量全国一)
いちごは平成元年から17年連続日本一を誇り、生産額は50億円を突破している。400世帯の農家により年間4800トンの収穫量。主力商品は甘みの豊かな「とちおとめ」である。
[編集] 地域
[編集] 教育
- 二宮町立久下田中学校
- 二宮町立長沼中学校
- 二宮町立物部中学校
- 二宮町立久下田小学校
- 二宮町立長沼北小学校
- 二宮町立長沼南小学校
- 二宮町立物部小学校
- 二宮町立物部小学校高田分校
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
[編集] 道路
- 一般国道
- 県道(主要地方道)
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
催事・祭事
- 高田山専修寺の針供養(高田の夜祭り)(8月1日)
- 久下田町のいたどまち(11月下旬)
- 二宮夏祭り・花火大会(尺球連発)(8月下旬)
- にのみやいちごまつり(イチゴ狩り)(5月下旬)
- 泥んこバレーボール大会(7月下旬)