京急デト11・12形電車
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京浜急行電鉄のデト11・12形電車(でと11・12がたでんしゃ)は資材運搬用の事業用電動無蓋貨車。旧1000形の廃車発生部品を使用して製造された。
[編集] 概要
1998年(平成10年)に廃車になった1000形の試作車であるデハ1095、デハ1096の機器類を流用して新規製造された。週に2回、神奈川新町(新町検車区)~金沢文庫~久里浜(京急ファインテック久里浜事業所)間で資材運搬列車が運行されており、新町検車区所属の当形式が使用される。当形式の登場により、電動貨車のデト30形2両とト70形1両が廃車された。限流値(主電動機に流す電流の量)を引き下げたため、旧1000形より起動加速度は低くなっている。
[編集] 関連項目
- 京浜急行電鉄の電車 ■Template ■ノート
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