京都国体
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京都国体は1988年に開催された第43回国民体育大会である。なお、第1回国体は京阪神地域で開催されたが、この項目では、1946年に開催された第1回大会も述べる。
目次 |
[編集] 第1回京都国体
戦後の混乱から日本のスポーツ振興を役目を立てようと初めて開催された。沖縄を除く46都道府県5,377人が全員、食糧を持参した。ちなみに第1回国体の開幕日は8月9日で、長崎に原爆が投下されてからちょうど1年後のことである。
[編集] 第43回京都国体
参加人数 | 29,761 |
競技数 | 42競技 |
開会式 | 1988年1月27日 |
閉会式 | 1988年10月20日 |
開会宣言 | 荒巻禎一 |
主競技場 | 西京極陸上競技場 |
- 大会スローガン:新しい歴史に向かって走ろう
1月27日から群馬県で冬季大会スケート・アイスホッケー競技会、2月23日から岩手県でスキー競技会が開催された。
9月4日から夏季大会が、10月15日から秋季大会が開催された。
今回の国体では、これまでの国体を大幅に改革し、成年競技を2部にし、デモンストレーションとしてのスポーツ行事も初めて実施された。
なお、昭和天皇が吐血したため、秋季大会の開会式には皇太子明仁・美智子夫妻がご臨席され、全国身体障害者スポーツ大会においても浩宮徳仁親王・雅子夫妻がご臨席された。
[編集] 総合成績
[編集] 天皇杯
- 優勝:京都府
- 第2位:東京都
- 第3位:大阪府
[編集] 皇后杯
- 優勝:京都府
- 第2位:東京都
- 第3位:大阪府
国民体育大会 | |
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1946, 1947, 1948, 1949, 1950, 1951, 1952, 1953, 1954, 1955, 1956, 1957, 1958, 1959, 1960, 1961, 1962, 1963, 1964, 1965, 1966, 1967, 1968, 1969, 1970, 1971, 1972, 1973, 1974, 1975, 1976, 1977, 1978, 1979, 1980, 1981, 1982, 1983, 1984, 1985, 1986, 1987, 1988, 1989, 1990, 1991, 1992, 1993, 1994, 1995, 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002, 2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010 |
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