仮面舞踏会 (小説)
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仮面舞踏会(かめんぶとうかい) は、推理作家横溝正史が著した長編推理小説、及び、それを原作としたテレビドラマ作品である。現在(2005年9月)までにテレビドラマ2作品が制作されている。
1962年7月号から『宝石』で連載されるが、1963年2月号で横溝正史の風邪のため中断。その後、1974年に完成させる。角川文庫版の冒頭には「江戸川乱歩に捧ぐ」という一文がある。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
銀幕の大スター鳳千代子は、過去四人の男と結婚して別れており、目下五人目の男、飛鳥忠煕と恋愛中であった。
そして、その三番目の夫、槙恭吾が死体で発見されたのが、昭和35年8月14日だった。
飛鳥忠煕から事件調査の依頼を受け、現場に駆けつけた金田一耕助が見たものは、茶卓の上に意味ありげに散らばった朱色や緑色のマッチ棒であった。