出雲鉄道部

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出雲鉄道部（いずもてつどうぶ）とは、島根県出雲市の出雲市駅構内にある西日本旅客鉄道（JR西日本）の鉄道部の一つである。同社米子支社の管轄。管下に出雲車両支部（車両基地）、出雲列車支部（乗務員区所）を擁する。

[編集] 管轄路線

※管轄境界駅については、出雲鉄道部が管理を担当している駅を記載している。

山陰本線（米子駅～西出雲駅。但し、米子駅は米子支社の直轄）

[編集] 歴史

1992年 4月1日　鉄道部制度に伴い、第3次鉄道部として発足。
2000年4月1日　出雲運転区を編入し、出雲車両支部および出雲列車支部とする。

[編集] 出雲車両支部

出雲車両支部（いずもしゃりょうしぶ）は、島根県出雲市にある出雲鉄道部管轄の車両基地である。山陰本線西出雲～出雲神西間に並行して敷地がある。JRでも数少ない特急形車両専門の車両基地である。かつては出雲運転区（いずもうんてんく）と称し、車両と乗務員が配置されていたが、2000年に出雲鉄道部の下部組織となり、車両基地の出雲車両支部と、乗務員基地の出雲列車支部に分割された。また、県内では数少ない現役のターンテーブルがある。

[編集] 配置車両の車体に記される略号

「米イモ」・・・米子支社を意味する「米」と、出雲を意味する「イモ」から構成される。

[編集] 配置車両

以下は2006年4月1日現在の所属車両である。

285系電車
- 0番台7両編成3本、計21両が配置されている。
- 寝台特急「サンライズ瀬戸」、「サンライズ出雲」と臨時列車の特急「サンライズゆめ」で運用されている。
- JR東海大垣車両区所属の3000番台7両編成2本も当支部に常駐している。車両の定期検査は一切がJR西日本に委託されており、全般検査に至るまで後藤総合車両所で実施している。なお、名目上はJR東海名古屋工場が担当工場となっている。
381系電車
- 6両編成9本、3両編成3本、計63両が配置されている。
- 特急「やくも」・「通勤ライナー」で運用されている。
- 車両は緑と灰色塗装の車両と紫色塗装の元スーパーやくも用車両の2種類があるが、塗装で運用を区別しているわけでない。ただしグリーン車については、座席の配列の関係で運用に制約がある。
クモヤ145形
- 1両が配置されている。牽引車。

また、1両だけDD51形ディーゼル機関車が置いてあるが、これは出雲鉄道部所属なのか後藤総合車両所に所属しているものなのかは定かではない。寝台特急「出雲」の牽引に使用していたものとも思われるが、詳細は不明。（このデータのみ2007年3月現在のもの）

[編集] 過去の配置車両

客車
- 14系客車

[編集] 出雲列車支部

出雲列車支部（いずもれっしゃしぶ）は、島根県出雲市の出雲市駅構内にある出雲鉄道部管轄の乗務員区所であり、運転士と車掌が所属する。

[編集] 乗務員乗務範囲

特急列車

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快速・普通列車

山陰本線：米子駅～出雲市駅

[編集] 出雲工務支部

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