名古屋市交通局
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名古屋市交通局(なごやしこうつうきょく)は、愛知県名古屋市内及び周辺地域で公営交通事業を行う名古屋市の地方公営企業の事業組織である。自動車運送事業(市営バス)及び高速度鉄道事業(市営地下鉄)を運営している。交通事業の管理者は交通局長である。
かつては市電(路面電車)や、無軌条電車(トロリーバス)も運行していた。
なおマスコットキャラクターは、名古屋の市章である「丸八」と名古屋城の金鯱に因んだ「ハッチー」となっている。
目次 |
[編集] 事業
- 過去の事業
- 市電:名古屋市電
- トロリーバス:名古屋市営トロリーバス
[編集] 収支
公営事業体による高コスト体質から赤字経営が続いているが、職員・経費などの削減により市バス部門は収支均衡にまでなっている。
収入 | 支出 | 差引 | 累積赤字 | |
市バス | 245億 | 246億 | ▲1億 | 726億 |
地下鉄 | 823億 | 905億 | ▲82億 | 3135億 |
[編集] 歴史
- 1922年8月1日 名古屋市電気局が名古屋電気鉄道(名古屋鉄道の前身)から市内線を買収し名古屋市電営業開始。
- 1930年2月1日 市営バス営業開始。
- 1936年5月24日 中村電気軌道の路線を譲り受ける。
- 1937年3月1日 新三河鉄道の軌道事業と市内バス事業、下之一色電車軌道と築地電軌の軌道事業を譲り受ける。
- 1943年5月10日 トロリーバス開業。
- 1945年10月2日 名古屋市交通局に改組。
- 1951年1月16日 トロリーバス廃止。
- 1957年11月15日 地下鉄1号線(現・東山線)開業。
- 1965年10月15日 地下鉄2号線(現・名城線)開業。
- 1969年4月25日 1号線の愛称を東山線、2号線の愛称を名城線と決定。同年5月1日から使用開始。
- 1974年3月30日 地下鉄4号線開業。
- 1974年4月1日 市電全廃。
- 1977年3月18日 地下鉄鶴舞線開業。
- 1979年7月29日 地下鉄鶴舞線が名鉄豊田新線(現在の豊田線)と相互直通運転開始。
- 1988年3月1日 「リリーカード」発売開始。※使用開始は同年4月1日から。
- 1989年9月10日 地下鉄桜通線開業。同時に地下鉄回数券がカード化。
- 1993年8月12日 地下鉄鶴舞線が名鉄犬山線と相互直通運転開始。
- 1996年4月1日 「なごや環境きっぷ」発売開始(「ドニチエコきっぷ」導入により2006年3月8日をもって発売終了)
- 1998年5月5日 「リリーカード」発売終了。
- 1998年5月6日 「ユリカ」によるストアードフェアシステム導入。
- 2000年1月19日 「ユリカ」の積み増し機能導入。
- 2003年2月28日 「いこまいきっぷ」発売終了。
- 2003年3月27日 地下鉄上飯田線開業。名鉄小牧線と相互直通運転開始。
- 2003年3月27日 ユリカの一部を共通乗車カードシステム「トランパス」対応とする。同時にリリーカードの使用を停止し、ユリカへの交換手続き開始(2006年3月交換手続き終了)。
- 2004年10月6日 地下鉄4号線全通。名城線と4号線と併せた環状部を名城線、金山~名古屋港間を名港線とし、日本初の地下鉄環状運転開始。
- 2006年4月1日 「ドニチエコきっぷ」発売開始など市バス・地下鉄に新サービスを導入。交通局サービスセンターの終了時間の延長やインターネット予約定期券の交付窓口を拡大、なごや乗換ナビなどインターネットを利用したサービスの充実。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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