大崎 (東京都)
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[編集] 概要
東京都品川区の大崎駅を中心とした地域である。住居表示では大崎一丁目から大崎五丁目に分かれており、大崎一丁目のみが山手線内、それ以外が山手線の外側に位置する。
北東側には目黒川が流れていて、北品川地区との自然境界を形成している。また北西側には東急池上線があり、西五反田地区との境界を成している。同線の大崎広小路駅は大崎四丁目・大崎五丁目と西五反田一丁目・西五反田八丁目の集まる点にある。また、東京都道317号環状六号線(山手通り)が大崎広小路駅から大崎駅付近を越えて北品川地区へと通り抜けている。
[編集] 歴史
現在の大崎二丁目・大崎三丁目に相当する地域は目黒川を望む高台であり、古くから栄えていたと考えられている。西品川三丁目付近を含むこれらの地域は居木橋遺跡と呼ばれ、縄文時代の土器や貝塚などが出土している。
室町時代には、品川宿から多摩地域への街道のため、目黒川に居木橋(いるきばし)がかけられた。この近辺に居木橋村が栄えた。
大崎という地名が現れたのは江戸時代という説が有力である。地名は秩父から続く尾崎であることに由来し、これが転訛して大崎となったとする説、および過去に大きな崎(岬)として東京湾に突き出ていたためとする説が知られている。ただし当時大崎と呼ばれていた地域は現在のJR目黒駅近辺(上大崎)であり、明治期に大崎駅が開業したこともあって様々な変遷の末、大崎は現在の版図に落ち着くこととなった。
大崎地域は、山手線沿線としては比較的地味な存在であった。しかし1990年代になり、大崎駅東口地区の再開発によって大崎ニューシティ、ゲートシティ大崎などの複合施設が相次いで開業し、東京副都心の1つとしてにわかに脚光を浴びるようになった。さらに埼京線乗り入れ、りんかい線開通、湘南新宿ラインの運行開始などにより、品川と並ぶ山手線南端の交通結節点としてその地位は大きく向上した。
現在、大崎駅西口の再開発が進行しており、2007年秋にはThink Park(地上30階)が完成予定である。
[編集] 交通
[編集] 施設
- 警視庁大崎警察署
- 立正大学
- 立正中学校・高等学校
- 大崎ニューシティ
- ゲートシティ大崎
- アートヴィレッジ大崎
- 伊藤忠テクノソリューションズ大崎オフィス
- 新光商事本社
- ワイス米国Wyeth日本法人本社
- ザイリンクス米国Xilinx日本法人本社
- オーバルコート大崎
- コムシスホールディングス本社
- 高周波熱錬本社
- 東芝テック本社
- コベルコ建機本社
- コベルコクレーン本社
- フジモリ産業本社
- ソニー大崎西テクノロジーセンター
[編集] 外部リンク
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