太宰府駅
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太宰府駅(だざいふえき)は、福岡県太宰府市にある西鉄太宰府線の駅。太宰府線の終着駅である。
平成17年度の1日平均の乗降人員は11,198人である。
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[編集] 駅構造
地上駅。終着駅らしく頭端式3面2線のホームを持つ。ホームから駅舎まではスロープ状になっており、段差は殆ど無い。駅舎は太宰府天満宮を模した外観となっている。
[編集] 駅周辺
太宰府市の中央部よりやや北東寄りに位置する。駅構内に観光案内所が設けられており太宰府天満宮にも近く、太宰府観光の拠点となっているが、太宰府市の中心市街地及び市役所へは隣の西鉄五条駅の方が近い。
駅前を県道35号線が通る。同道路は駅の南側約200mの位置に有る梅大路交差点で県道76号線と交差する。
- 太宰府天満宮 - 駅前の参道上を東へ約300m歩く
- 太宰府天満宮商店街 - 駅前から太宰府天満宮までの参道の両側
- だざいふ遊園地 - 太宰府天満宮の東に隣接
- 九州国立博物館 - 東へ約700m
- 九州歴史資料館 - 東へ約600m
- 光明禅寺
- 太宰府館
- 竈門神社(宝満山登山口) - 北東へ約1.8km、駅から市コミュニティバス「まほろば号」が運行されている
[編集] 学校
- 太宰府天満宮幼稚園 - 太宰府天満宮内
- 太宰府市立太宰府小学校 - 北西へ約450m
- 筑紫台高等学校 - 西北西へ約500m
- 九州情報大学 - 北東へ約1.2km、駅から市コミュニティバス「まほろば号」が運行されている
[編集] 商業・金融
[編集] 歴史
- 1902年5月1日 - 太宰府馬車鉄道により開業。軌間914mmの馬車鉄道。
- 1907年7月17日 - 太宰府軌道に社名変更。
- 1913年1月20日 - 動力を馬力から蒸気に変更。
- 1927年9月24日 - 太宰府~二日市(現在の西鉄二日市)間を1435mm軌間に改軌し電化。
- 1934年8月23日 - 九州鉄道(国有化された九州鉄道とは別)が太宰府軌道を合併。太宰府線となる。
- 1942年9月19日 - 九州鉄道が九州電気軌道に合併、西日本鉄道となる。
[編集] 隣の駅
- 西日本鉄道
- ■太宰府線
- 西鉄五条駅 - 太宰府駅