川内駅 (鹿児島県)
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川内駅(せんだいえき)は、鹿児島県薩摩川内市鳥追町1丁目1番に所在する九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)・肥薩おれんじ鉄道の駅である。
九州新幹線開業後は、周辺道路事情の悪さ故にその速達効果が大きく出る事から、利用者が急増しており、特に鹿児島中央駅への利用者は当初予測を大幅に超えているほどである。また、薩摩川内市周辺には大手企業の工場が立地する事などから、ビジネス客も多く、一部の速達列車を除き停車する。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 新幹線ホーム 相対式2面2線
- 11番線:九州新幹線
- 12番線:九州新幹線
- 在来線ホーム 1面2線で、北半分が3番線、4番線、南半分が1番線、2番線(新幹線開業直前は2面3線であった)。
- 1番線:鹿児島本線(鹿児島方面)
- 2番線:鹿児島本線(鹿児島方面)
- 3番線:肥薩おれんじ鉄道線(八代方面)
- 4番線:肥薩おれんじ鉄道線(八代方面)
- 橋上駅舎を有する地上駅。
- 3番線は1番線の北半分であるが線路は分断されて直通不可能。4番線は2番線の北半分であり線路は繋がっている。貨物列車等当駅を直通する列車はここを通過する。
- マルス端末機の設備がある。
- 出札と新幹線改札口JR九州直営。在来線改札口は九州交通企画に業務が委託されている。
[編集] 貨物駅
JR貨物の駅は旅客駅の西側に位置する。
- 取扱貨物
- 駅構造
- 1面のコンテナホーム、1本のコンテナ荷役線、1本の仕分線を有する。
- 貨物列車
- 鹿児島貨物ターミナル駅から熊本駅へ向かう高速貨物列車が1日3本停車する。そのため熊本駅方面から当駅へ向かう貨車は必ず鹿児島貨物ターミナル駅を経由する。
[編集] 駅周辺
- 薩摩川内市役所
[編集] 路線バス
駅前西口広場に停留所がある。
- 南国交通(隈之城、川内高城温泉、西方、阿久根、出水、宮之城、大口方面)
- 林田バス(上川内、串木野、湯之元、鹿児島、純心女子大、羽島、土川、宮之城方面)
- 薩摩川内市コミュニティバス(「くるくるバス」(全路線)・串木野新港線)
[編集] 歴史
- 1914年(大正3年)6月1日 - 国鉄の川内町駅(せんだいまちえき)として開業。
- 1924年(大正13年)10月20日 - 宮之城線 当駅~樋脇駅間が開業。
- 1940年(昭和15年)10月1日 - 川内駅に改称。
- 1945年(昭和20年)7月27日 - 川内大空襲により駅構内の大部分が被災。
[編集] 駅弁
- お好み弁当(西原)
- さつま味弁(西原)
- べっぴんさん(西原)
[編集] 隣の駅
- 肥薩おれんじ鉄道
- 肥薩おれんじ鉄道線
- 上川内駅 - 川内駅