愛媛県立松山商業高等学校
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愛媛県立松山商業高等学校（えひめけんりつまつやましょうぎょうこうとうがっこう）は、愛媛県松山市にある公立高等学校。
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[編集] 概要
流通経済科・情報ビジネス科・国際経済科・商業科からなる。略称は松商（まつしょう）。
高校野球において伝統校として知られ、夏の選手権に強く、数々の記録を残していることから、高校野球界では「夏将軍」の異名を持つ。 昭和44年（1969年）夏の甲子園の青森県立三沢高校との決勝戦延長18回引き分け再試合、平成8年（1996年）夏の甲子園の県立熊本工業高校との決勝戦延長10回裏ライトの矢野からの「奇跡のバックホーム」などはあまりにも有名。
また、運動部では卓球・ソフトテニス・軟式野球、文化部ではワープロ部・簿記部・電子計算機部などが全国大会などに出場している。
資格取得にも力を入れており、全国商業高等学校主催の全商資格8種目の取得を目標としている。1級取得者の輩出は、全国でもトップクラスである。さらに、国公立大学の合格者数は全国の商業高校の中でも3位以内に入る数字である（県下でも、普通科高校にひけをとらない）。
[編集] 沿革
- 1901年 愛媛県立商業学校設置認可。
- 1906年 愛媛県立松山商業学校に改称。
- 1948年 愛媛県立松山商業高等学校となる。
- 1949年 愛媛県立松山第一高等学校（現愛媛県立松山東高等学校）と統合され、愛媛県立松山東高等学校商業科となる。
- 1952年 愛媛県立松山東高等学校から分離し愛媛県立松山商業高等学校となる。
[編集] 著名な出身者
[編集] 旧制松山商業学校
- 藤本定義 - 元巨人軍監督、野球殿堂
- 森茂雄 - 元阪神・大洋監督、早稲田大元監督、野球殿堂
- 景浦將 - 草創期の大阪タイガース（阪神タイガース）の主砲・エース。野球殿堂
- 千葉茂 - 元プロ野球選手・監督、野球殿堂
- 白石春樹 - 政治家、元愛媛県議会議員・愛媛県知事
- 豊田雅孝 - 商工次官、商工中金理事長 / のち北予中学へ
[編集] 新制松山商業高校
- 藤原満- 元プロ野球選手
- 西本聖- 元プロ野球選手
- 水口栄二 - 夏の甲子園最多安打記録保持者、プロ野球選手（現・オリックスバファローズ）
- 佐野重樹 - 元プロ野球選手、水口栄二と共に第68回全国高等学校野球選手権大会準優勝
- 阿部健太- プロ野球選手（現・オリックスバファローズ）
- 土佐礼子 -アテネオリンピック女子マラソン代表
- 梅田浩 - プロ野球選手（現・読売ジャイアンツ）
- 西山道隆 - プロ野球選手（現・福岡ソフトバンクホークス）、元愛媛マンダリンパイレーツ。
[編集] 参考図書
- 『野球の島に四商ありて』、愛媛新聞社、平成9年 ISBN4-900248-43-6
- 『「延長十八回」終わらず』 田澤拓也
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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