阿部健太
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阿部 健太(あべ けんた、1984年9月8日 - )はプロ野球オリックス・バファローズに所属する投手、背番号は48。
2002年に松山商からドラフト4巡目で近鉄に入団。松山商時代は甲子園に出場した。プロでは1年目から1軍で勝ち星をあげた。その当時の彼のフォームが岩隈久志とそっくりな変則投法だった上に、阿部が岩隈の入団時の背番号をつけており、さらに痩せ型の体型まで同じだったので岩隈2世と呼ばれ期待されたが、2年目でフォームを崩しその後は伸び悩む。
2004年シーズンオフ、楽天参入時に行われた選手分配ドラフトでオリックス入りした。先発入りが期待される投手である。
[編集] プロフィール
[編集] 年度別成績(一軍)
年度 | チーム | 登板 | 勝利 | 敗北 | セーブ | 完投 | 完封 | 投球回 | 奪三振 | 失点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2003 | 大阪近鉄 | 5 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 25 | 23 | 6 | 2.16 |
2004 | 大阪近鉄 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 1/3 | 3 | 8 | 13.50 |
2005 | オリックス | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 7 | 4 | 7.20 |
2006 | オリックス | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 1/3 | 4 | 3 | 4.26 |
通算(4年) | 15 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 41 2/3 | 37 | 21 | 4.54 |
[編集] エピソード
- 2003年シーズン後半、高卒ルーキーながら一軍昇格した阿部は先発で2勝を挙げた。実はシーズン終盤にもう1回の先発登板機会があったのだが、首脳陣からは翌年の活躍を期待されており、新人王の資格を残すために首脳陣はその後一軍で登板させなかった。しかし、翌年以降は伸び悩み、首脳陣の配慮は全くの無駄に終わってしまった(入団後5年以内であっても30イニング以上登板すると新人王の資格はなくなる)。
オリックス・バファローズ / サーパス - 2007
00 軒作 | 0 森山周 | 2 的山哲也 | 3 村松有人 | 4 阿部真宏 | 5 清原和博 | 6 トム・デイビー | 7 水口栄二 | 8 タフィ・ローズ | 9 平野恵一 | 10 大引啓次 | 11 川越英隆 | 12 歌藤達夫 | 13 吉田修司 | 14 岸田護 | 15 加藤大輔 | 16 平野佳寿 | 17 香月良太 | 18 山口和男 | 19 金子千尋 | 20 山本省吾 | 21 吉井理人 | 22 ユウキ | 23 北川博敏 | 24 後藤光尊 | 25 チャド・アレン | 26 加藤康介 | 27 日高剛 | 28 小松聖 | 29 ダン・セラフィニ | 30 グレッグ・ラロッカ | 31 塩崎真 | 32 ランス・カーター | 33 高木康成 | 34 本柳和也 | 35 大久保勝信 | 36 下山真二 | 37 辻俊哉 | 39 鴨志田貴司 | 40 前田大輔 | 41 松村豊司 | 42 萩原淳 | 43 菊地原毅 | 44 鈴木郁洋 | 45 光原逸裕 | 46 迎祐一郎 | 47 延江大輔 | 48 阿部健太 | 49 中山慎也 | 50 大西宏明 | 52 坂口智隆 | 53 相川良太 | 54 一輝 | 55 岡田貴弘 | 56 柴田亮輔 | 57 筧裕次郎 | 58 長田昌浩 | 59 梅村学人 | 60 牧田勝吾 | 61 町豪将 | 62 勝 | 63 吉良俊則 | 64 田中彰 | 65 近藤一樹 | 66 由田慎太郎 | 67 横山徹也 | 68 仁藤拓馬 | 69 土井健大 | 99 吉川勝成 | 113(育成選手) 柴田誠也 | 114(育成選手) 宮本大輔
1 監督 テリー・コリンズ | 81 大石大二郎 | 83 神部年男 | 75 ジョン・ディーバス | 89 真喜志康永 | 74 松山秀明 | 85 別府修作 | 78 米村理 | 80 赤川貴弘 | 96 二軍監督 住友平 | 70 清川栄治 | 87 赤堀元之 | 76 大島公一 | 82 三輪隆 | 77 弓岡敬二郎 | 79 内匠政博 | 72 吉原孝介 | 88 安田昌玄 | 84 本屋敷俊介 |
大阪近鉄バファローズ 2002年ドラフト指名選手 |
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1巡目:坂口智隆 / 3巡目:筧裕次郎 / 4巡目:阿部健太 / 5巡目:宇都格 / 6巡目:横山徹也 / 7巡目:大西宏明 / 8巡目:下山真二 / 9巡目:井戸伸年 |