明徳義塾中学校・高等学校
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明徳義塾中学校・高等学校 | |
創立 | 1973年(中学校) 1976年(高等学校) |
設置クラス (中学校) |
中学普通クラス(堂ノ浦) 国際特進クラス(竜) |
設置コース (高等学校) |
総合コース(堂ノ浦) 音楽コース(堂ノ浦) 特別進学コース(竜) 英語コース(竜) 中国語コース(竜) 日本語コース(竜) |
本校堂ノ浦キャンパス | |
所在地 | 〒785-0195 |
高知県須崎市浦ノ内下中山160番地 | |
電話番号 | 088-856-1211 088-856-3214 (FAX) |
竜国際キャンパス | |
所在地 | 〒781-1165 |
高知県土佐市宇佐町竜564番地 | |
電話番号 | 088-828-6688 088-856-3060 (FAX) |
外部リンク | 公式サイト |
明徳義塾中学校・高等学校(めいとくぎじゅくちゅうがっこう、こうとうがっこう)は、高知県にある私立中学校・高等学校である。中高一貫教育を推進している。須崎市に本校堂ノ浦キャンパス、土佐市に竜国際キャンパスがある。
原則として全寮制であり、また、すべての学生にクラブ活動への参加が義務づけられている。現在海外からは12の国と地域(オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・ブラジル・セネガル・中国・モンゴル・韓国・台湾・タイ・ベトナム・インドネシア)から留学生・日本人帰国子女を受け入れている。また、700名収容の寮があるため高知県外からの生徒の受け入れも積極的で、海外、県外からの学生は全校生徒の約70%を占める。
土佐弁・関西弁・関東弁・沖縄弁など日本各地の多様な方言と、英語・韓国語・中国語・タイ語など多国籍の言語を同時に、日常的に聞くことの出来る環境であることは特筆すべきであろう。
進学実績についても、近年上昇傾向にある。
1984年4月1日に校名がそれまでの 明徳 から 明徳義塾 に変更されたが、現在でも 明徳 と呼ばれることが少なくない。
目次 |
[編集] 主な部活動
[編集] 国際部
国際部は英語劇を年3回公演することで知られており、演劇が教育の一環として重要な位置を占めている。
英語劇の全国大会などが無いため、その取り組みが全国に知られにくい面はあるが、高知県内や宝塚市では高い評価を得ている。
[編集] マーチングバンド部
従来の吹奏楽部より改組(時期未詳)。3年に1度、明徳の海外姉妹校とジョイントコンサートを開催している。
[編集] サッカー部
近年、夏のインターハイ・冬の選手権出場など活躍が見られる。アレックスなど多くのOBを輩出している。
[編集] 野球部
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野球部は、全国でも有数の強豪であり、毎年のように強力なチームを編成し、2002年夏の甲子園大会で全国制覇をしている。 選手は県内外の中学の出身者で構成されているが、県外の生徒の比重が高いことでも知られている。 1992年(平成4年)の夏の甲子園における松井秀喜5打席連続敬遠事件で物議を醸したことは知られるところである。 また、1985年には、当時の野球部の指導者がおこした事件により、前年秋の四国大会優勝で出場がほぼ確実視されていた春の選抜の推薦を辞退した。2005年には、不祥事を隠し高野連に報告しなかったことが発覚する事件を起こし、夏の甲子園への出場を辞退、翌年のセンバツの選考基準となる秋季大会への出場を差し止められ、2006年春の選抜への出場が事実上不可能になり代替校として高知大会準優勝の高知高校を優勝とし出場することになった。この一件で馬淵史郎監督は辞任、後任監督には飯野勝副部長が就任した。さらに2006年2月には、野球部の部員が修学旅行先で万引きを起こしたことが明らかになり、この対外試合禁止の期間が1ヶ月延長された。2006年の高知大会で高知商業に負け、連続優勝記録を更新できなかった。その後、2006年8月16日高野連は馬淵前監督の監督復帰を認め現在に至る。
主な戦歴
■第84回全国高校野球選手権大会 優勝
■夏の甲子園 11回出場
■春の甲子園 12回出場
[編集] 主なOB
- 朝青龍明徳(大相撲・第68代横綱)
- 朝赤龍太郎(大相撲・幕内力士)
- 琴奨菊和弘(大相撲・幕内力士)
- アレックス(サッカー選手・レッドブル・ザルツブルク)
- 寺本四郎(元プロ野球・千葉ロッテマリーンズ)
- 町田公二郎(プロ野球・阪神タイガースコーチ)
- 森岡良介(プロ野球・中日ドラゴンズ)
- 筧裕次郎(プロ野球・オリックス・バファローズ)
- 塩屋大輔(元プロ野球・オリックス・バファローズ)
- 宮崎一彰(プロ野球・西武ライオンズ)
- 横峯さくら(女子プロゴルフ)
- 高知東生(俳優)
- 高橋一正(元プロ野球・ヤクルトスワローズ)
- 関本大介(プロレスラー・大日本プロレス所属)