晴海 (東京都)
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晴海(はるみ)は、東京都中央区にある地名である。東京湾埋立4号地。
[編集] 概要
かつては東京国際見本市会場では、東京モーターショーやコミックマーケットなど多くのイベントが開催されていたが、軌道系交通機関の空白地帯であったため、アクセス環境はあまりにも悪かった。東京国際見本市会場が閉場してからは、大型商業施設、晴海アイランドトリトンスクエアや50階建てのマンション、ビュータワーなどが再開発によって建てられ、住宅街としての整備が整えられている。2000年、都営地下鉄大江戸線開通により勝どき駅、月島駅が主要な交通拠点として加わった。
また、晴海埠頭の晴海客船ターミナルは船での海外旅行の玄関口となっている。
昨今の晴海大橋の完成や、豊洲再開発、『世界一コンパクトで高密度な大会』をスローガンとした、東京都が招地する2016年夏期オリンピックのメインスタジアムが晴海五丁目に決定されるなど、再興が多いに期待されている。
[編集] 歴史
- 1929年(昭和4年)4月:月島4号地(東京湾埋立4号地)として、埋め立てが完了する。
- 1937年(昭和15年)7月15日:地元の人たちなどの公募により、当地を晴海町と命名。(晴海町一丁目~六丁目起立。)
- 1947年(昭和22年)3月15日:日本橋と京橋区が合併し、中央区が発足する。
- 1955年(昭和30年)3月:晴海町開発審議会条例(晴海町の土地利用と開発の方針)が施行
- 1959年(昭和34年):東京国際見本市会場(東京国際貿易センター)完成。
- 1965年(昭和40年)4月1日:住居表示実施。これにより、晴海町一丁目~六丁目に新規埋め立て箇所の一部が加わり、丁目の境界と町名が変更され、晴海一丁目~五丁目となる。
- 1981年(昭和56年):晴海にて初のコミックマーケット開催。
- 1991年(平成3年)3月:国際航路専用ターミナル、晴海客船ターミナル完成。
- 1996年(平成8年):東京国際見本市会場閉場。
- 1998年(平成10年):高さ165メートル、50階建てのマンション、ビュータワーが完成。
- 2001年(平成13年)4月14日:晴海アイランドトリトンスクエア(大型商業施設)開業。
- 2006年(平成18年)3月25日:晴海大橋が完成し、臨海部広域幹線道路(放射第34号線支線1)が開通。
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