津久見市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
津久見市(つくみし)は、大分県の東海岸に位置する市。
2006年現在、平成の大合併に接した大分県の市では別府市と並んで合併・編入が無い(合併については後述)。
目次 |
[編集] 地理
大分県の県庁所在地である大分市から南東約30キロメートルの場所に位置する。東側は豊後水道に面しており、豊後水道の一角を占める津久見湾を三方から囲む形となっている。その津久見湾の南側にある四浦半島の北半分と、北側にある長目半島の南半分を市域に含む。
このほか、豊後水道上の保戸島、地無垢島、沖無垢島をも市域としている。
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
[編集] 近現代
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制度発足により、現在の市域にあたる以下の町村が発足。
- 北海部郡津組村・青江村・下浦村・日代村・四保戸村
- 1892年(明治25年)10月28日 【分割】四保戸村⇒四浦村・保戸島村
- 1921年(大正10年)1月1日 【町制施行】津組村⇒津久見町
- 1928年(昭和3年)4月1日 【町制施行】青江村⇒青江町
- 1933年(昭和8年)4月1日 【新設合併】津久見町・青江町・下浦村⇒津久見町(新町制)
- 1951年(昭和26年)4月1日 【新設合併・市制施行】津久見町・日代村・四浦村・保戸島村⇒津久見市
[編集] 行政
[編集] 市長
市長:吉本幸司
[編集] 市町村合併
隣接する臼杵市とは、もともと同じ北海部郡で、市民生活や文化面での結びつきがあり、県が提示した合併パターンでは、津久見市と臼杵市が合併することになっていた。
臼杵市も、当初は津久見市との合併を考えていたが、行財政改革への取り組みへの違い等を理由に、合併協議を中断し、大野郡内での合併協議から離脱した野津町との合併協議会を立ち上げ、結局2005年1月1日、臼杵市は野津町と対等合併し、新しい「臼杵市」となった。一方で津久見市は、上浦町にも合併協議を呼び掛けたが、結局は上浦町にも断られ、2005年3月3日、上浦町は佐伯市と対等合併し、新しい「佐伯市」となった。
その後、県と津久見市は再三にわたって、臼杵市に合併協議を再開するよう申し入れているが、臼杵市は津久見市との合併に対して慎重な姿勢を変えていない。
[編集] 産業
[編集] 津久見市に本社を置く主要企業
- 小代築炉工業
[編集] 鉱工業
市西部の山地では石灰石の採掘が行われている。これにより、市内では太平洋セメントによるセメント工業が発達している。
[編集] 農林水産業
元大分県知事・平松守彦により提唱された「一村一品運動」により、次のような生産品がある。
[編集] 一村一品
[編集] 一村一魚
- 津あじ・津さば
- 保戸島マグロ
- そうりんひらめ
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
[編集] 小学校
- 津久見市立長目小学校
- 津久見市立堅徳小学校
- 津久見市立青江小学校
- 津久見市立津久見小学校
- 津久見市立千怒小学校
- 津久見市立日代小学校
- 津久見市立久保泊小学校
- 津久見市立越智小学校
- 津久見市立保戸島小学校
- 津久見市立無垢島小学校
[編集] 交通
最寄り空港は大分空港。
[編集] 鉄道
[編集] 道路
[編集] 高速道路
[編集] 国道
[編集] 県道
- 主要地方道
- 大分県道36号佐伯津久見線
- 一般県道
- 大分県道204号津久見野津線
- 大分県道217号臼杵津久見線
- 大分県道507号津久見停車場線
- 大分県道611号四浦日代線
- 大分県道648号津久見インター線
- 大分県道707号大泊浜徳浦線
[編集] バス
[編集] 港湾
- 津久見港(重要港湾)
[編集] 定期旅客航路
- 津久見市内
- 津久見~保戸島:やま丸
- 津久見~無垢島:津久見市企画商工課
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 宗麟公園
- 四浦展望台
- つくみ港まつり(7月)
- 津久見市民扇子踊り大会(8月)
- ふるさと振興祭(10月)
[編集] 津久見市出身の有名人
[編集] 外部リンク
このページはウィキプロジェクト 日本の市町村のテンプレートを使用しています。
カテゴリ: 大分県の市町村 | 津久見市 | 日本の市町村のスタブ項目