渡部建
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渡部 建(わたべ けん、1972年9月23日 - )は、日本のお笑い芸人。アンジャッシュのツッコミ担当。
東京都八王子市出身。人力舎所属。血液型O型。神奈川大学経済学部卒。
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[編集] プロフィール
- 1993年、児嶋一哉とお笑いコンビ「アンジャッシュ」結成。
- 相方の児嶋に誘われて、JCAに入った。その為、1期生ではなく2期生になる(児嶋曰く、5人目に誘ったとなっているが真偽は不明)。しかしプロフィールではJCA1期生になっている。
- 名の正しい表記は「建」だが,しばしば「健」と間違われる。所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!の公式HPにも、「渡部健」と表記されていた(現在は直されている)。
- 英検2級を持っている。
[編集] エピソード・特徴
- 児嶋とは対照的に渡部は高校時代いわゆる人気者タイプであった。
- 痩せている。ヘルニア持ちである。
- よくおごったりしているので後輩から人気がある。「普通に本当にいい先輩」らしい。
- イケメンと言われることがあり、『JUNON』で抱かれたい芸人No.1になった。同雑誌にてシャワーヘッドグラビアを披露したが周りからは大不評。本人も突然の撮影に戸惑った(「雑誌の写真撮影」とだけ聞かされてスタジオに行ったところ、突然水着に着替えろと言われ、訳も分からないまま着替えた途端水をかけられたらしい)と『世界まる見え!テレビ特捜部』等で語っていた。横に居た児嶋は「お前がぜひやらせて下さいって言ったんだよな!」などと半笑いで言っていたが、当然渡部は完全否定していた。
- 上記の通り、本人はイケメンでないのを自覚している。辺見えみりとの雑誌の対談で本人自ら発言している。
- 悪戯好きで同じ事務所であるアンタッチャブルの山崎弘也と組んでいろんな人にちょっかいをかけ、同じくアンタッチャブルの柴田をはじめその場に居合わせた他の芸人もその悪戯に乗ったりする。この為、おぎやはぎの小木博明は事務所の芸人で相方の矢作と児島以外とはあまり接しないようにしており、ユリオカ超特Qなどからは渡部と山崎の組み合わせを「悪魔コンビ」と称されている。また、ドランクドラゴンの塚地武雅なども悪戯の餌食になることがあると言う。
- 俳優の伊原剛志に似ているというのが自慢らしい。
- 『ネプリーグ』(フジテレビ系)で「日本の歴代女性大臣は?」はという問題で「誰でもいいんでしょ?」と余裕を見せ自信満々に「土井たか子」と答え不正解。原田泰造に「エロかっこいい」ならぬ「アホ格好付け」と言われ「顔がいいのに」と笑いものにされた。
- 2005年2月、女優の伊藤裕子と熱愛報道がスクープされた。『エンタの神様』で波田陽区がこのことをネタにしていた。またレギュラー出演していたコント番組『メンB』の『さっくんお兄さんの気にしない体操』というコーナーで佐久間一行に「合コンコントで本当のカップルが出来ちゃった~♪」といじられた。その後熊田曜子との合コン写真もスクープされている。
- 渡部家では大事に育てて大学にまで行かせた息子をお笑いの世界に連れ込んだとして児嶋は嫌われており、「児嶋」と呼び捨てにされているらしい。
- 禁煙に成功した。
- 姓の「渡部」も「ワタナベ」と間違えて読まれることが多く、行きつけの居酒屋の店主にも「ワタナベ」と呼ばれていて、しばらくすると「ナベちゃん」とあだ名まで付いてしまった。さらに、「ナベちゃん」から「ナベシマ」になり、今では「シマやん」と呼ばれているらしい。原型を留めていないため、今更訂正できない、そのうち「コジマ」にならないかと困っているという。
- 渡部がワタナベと間違われることは彼らの中のネタ(ザッツ「アンジャッシュ」メントにある)「心の声」にも出てくる。
- 母校の大学祭に凱旋出演した際、「おかえりなさい渡部先輩」の横断幕が欲しかったとコメントしている。
- 阪神タイガースのファン。
- 小学1年から中学3年までの9年間、八王子リトルリーグに所属。東京ヤクルトスワローズの 遠藤政隆とチームメイトであった。1つ下に元西武の高木大成がいた。
[編集] 交友関係
- 交流のある有名人は、くりぃむしちゅー、長井秀和、カンニング竹山隆範、陣内智則など。意外にもライブドアの前社長堀江貴文と交流がある。売れない頃、よく土田晃之と遊んでいた。
- スピードワゴンの小沢一敬と仲が良く、偶然にも2人は学生時代BOØWYのコピーバンドをやっていた。大抵は渡部が、小沢の家に遊びに行き、酒に酔い、最終的にはBOØWYの解散DVDを見て大合唱し「いつかバンドやりたいね」と語り帰るのだとか。プライベートでは井戸田潤のかわりに「甘ーい」を言い、また対抗して「苦ーい」シリーズを作っている。