湘南モノレール
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 248-0022 神奈川県鎌倉市常盤18番地 |
電話番号 | 0467-45-3181 |
設立 | 1966年4月11日 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | 鉄道事業(湘南モノレール江の島線)、 不動産賃貸業、駐車場業、売店、広告 |
代表者 | 代表取締役社長 前田克彦 |
資本金 | 80億円 |
売上高 | 19億2,700万円(うち鉄道収益17億円) ※2005年3月期 |
従業員数 | 107名(2005年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 三菱重工業55.2%、三菱商事18.4%、 三菱電機18.4%、新日本製鐵2.5%、 京浜急行電鉄1.2%、JFEスチール1.2% |
関係する人物 | 三木忠直、仁杉巌 |
外部リンク | www.shonan-monorail.co.jp |
湘南モノレール株式会社(しょうなんモノレールかぶしきがいしゃ)は、神奈川県でモノレール路線を運営する鉄道会社である。本社所在地は神奈川県鎌倉市常盤18番地。
目次 |
[編集] 概要
懸垂式モノレール鉄道設備機器の導入・拡販のために、三菱重工業、三菱商事、三菱電機、京浜急行電鉄などが出資し、1966年(昭和41年)4月に設立した合弁会社である。
懸垂式モノレールの技術契約を持っていた日本エアウェイ開発からの引き継ぎの事情もあり、設立時は東京都港区浜松町に東京事務所を構えていた。新幹線0系の開発に関わったことで知られる鉄道車両技術者・三木忠直は江の島線敷設にあたって技師長として技術部門の指揮を執り、開業後もしばらく事業に携わっていた。
三菱重工業の関連会社としては異色の事業会社である。一般消費者からは地理的要因などにより京浜急行電鉄が主たる経営を担っていると解釈されることがあるが、実際には鉄道経営では素人だった三菱3社が鉄道営業のノウハウを請うため出資協力してもらったに過ぎない。このため、同社は開業当初の人材派遣と車両メンテナンスの一部を請け負うに留まっている。
1975年ごろには、仙台市営モノレール南西線構想のあった宮城県仙台市太白区の茂庭台で不動産開発を行い、不動産営業所を構えていたこともある。現在、不動産事業は縮小している。
私鉄の業界団体である日本民営鉄道協会にモノレール専業事業者としては唯一加盟している。しかし、パスネット協議会やPASMO協議会にはともに参加していないが、江の島線にPASMOの導入を予定している。そのため、導入が決まり次第PASMO協議会に参加する予定である。
[編集] 沿革
[編集] 路線
- 江の島線 大船駅~湘南江の島駅 6.6km 8駅 全線単線 全線の所要時間は13分45秒。