田之上慶三郎

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田之上慶三郎（たのうえけいさぶろう、 1971年 9月17日 - ）は、鹿児島県指宿市出身の福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手（投手）。背番号は64番。

[編集] 来歴・人物

指宿商から1989年のドラフト外でダイエーに入団。二軍生活が長かったが、1996年に一軍に昇格し、1997年にプロ8年目で初勝利。フジテレビの福井謙二アナウンサーがニュースで「石の上にも三年田の上にも八年と駄洒落を飛ばした」と言った後「受けずにもうしわけありません」と謝罪した。2000年はリーグ優勝を決めた試合で先発し無失点に押さえ勝利投手になるなど、優勝にも貢献。翌2001年に13勝7敗で最高勝率、城島健司と最優秀バッテリー賞のタイトルを獲得。2002年には開幕投手を務めた。

2004年は故障のため登板できなかった。2005年は交流戦中に一軍に復帰、6月5日の巨人戦に先発し好投。実に991日ぶりの先発勝利を挙げた。その後も谷間の先発として9試合に登板し、3勝（3敗）の成績を残した。2006年も開幕は2軍で迎えたが、6月4日の阪神戦で今季初登板。326日ぶりの先発勝利を挙げた（この試合では異字同音姓の田上秀則が代打として本塁打を放ち、「Wタノウエ」が活躍した試合となった。余談ではあるがこの試合、地元KBCラジオの実況担当は田上和延アナウンサーであり彼を含めて「トリプルタノウエ」が達成している）。

吉田修司のオリックス・バファローズ移籍により投手最年長となった2007年は若手の見本としての活躍が期待される。また、小久保裕紀と共にチーム最年長でもある。

[編集] 成績（2006年シーズン終了時点）

149試合 38勝 40敗 0セーブ 639投球回防御率4.17

1991年～1995年は1軍登板はない

年度	試合	勝利	敗北	セーブ	完投	完封	勝率	投球回	奪三振	失点	自責	四球	死球	防御率
1996	2	0	0	0	0	0	.000	3	4	0	0	0	0	0.00
1997	32	4	9	0	0	0	.889	93 2/3	52	57	53	29	2	5.09
1998	8	0	1	0	0	0	.000	19 2/3	10	9	9	6	0	4.12
1999	11	2	3	0	0	0	.400	35	11	19	19	19	0	4.89
2000	24	8	4	0	0	0	.667	88 2/3	56	38	38	34	2	3.86
2001	29	13	7	0	5	1	.650	171 2/3	99	85	72	42	2	3.77
2002	26	6	9	0	4	1	.400	148 2/3	83	75	62	30	3	3.76
2003	3	1	1	0	0	0	.500	8	4	5	5	4	0	5.63
2004	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2005	9	3	3	0	0	0	.500	48	27	24	22	13	0	4.13
2006	5	1	3	0	0	0	.250	22 2/3	9	13	13	5	1	5.16
通算	149	38	40	0	9	2	.487	639	355	325	292	182	10	4.17