真木ひでと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
真木 ひでと(まき ひでと、本名:野内正行(のうち まさゆき)1950年11月27日-)は、日本の歌手。福岡県田川市の生まれ。
1968年、GSバンド、「オックス」のヴォーカルとしてデビュー。当時の芸名は野口ヒデト。「ガールフレンド」「スワンの涙」「ダンシングセブンティーン」等のヒットを連発し、後期GSブームの超アイドルグループとなり、ザ・タイガース、ザ・テンプターズと並びGS御三家と称された。
1971年5月31日にオックス解散(ジャズ喫茶で解散ライブを行った)。その後、ソロ歌手 野口ヒデトとして「仮面」でデビュー。以降「他になにがある」「夜空の笛」等のシングルを発表し、本人自作の「笑いを忘れたピエロ」が収録されているアルバム「ひでとからあなたに」をリリースする。また、「他に何がある」は名古屋を中心とした中部地方で支持され、ゴスペル風の当時としては新しい息吹を感じさせている。
1975年、YTV「全日本歌謡選手権」に挑戦、10週を勝ち抜き、第38代グランドチャンピオンとなる。山口洋子の命名により「真木ひでと」に改名し、「夢よもういちど」で演歌歌手として再デビュー。この歌の大ヒットにより各種優秀新人賞などを受賞し、同年末の日本レコード大賞候補10曲の中に選ばれる。
1976年、「恋におぼれて」で東京新聞最優秀賞を受賞する。同年3枚目のシングル「東京のどこかに」では 飯塚音楽祭で大衆賞等を受賞した。
1980年、「雨の東京」がロングセールスを記録し、日本有線大賞のヒット賞・特別賞等を受賞し 本格演歌の代表曲となる。他に「ほたる川/百人の男」「しあわせうすい女です」のスマッシュヒットがある。
1991年発売のCMソング「元気の星」が小中高生を中心にヒットし、健在ぶりをアピールし、ロックから演歌までの多彩なレパートリーを持った稀有なヴォーカリストとして現在もコンサートやライブ・ディナーショーにて活動中である。
目次 |
[編集] 主なヒット曲
[編集] オックス時代
- ガールフレンド (1968年)(ビクター)
- ダンシングセブンティーン (1968年)
- スワンの涙 (1969年)
- 僕は燃えてる (1969年)
- ロザリオは永遠に (1969年)
- 神にそむいて (1969年)
- 許してくれ (1970年)
- 僕をあげます (1970年)
(以上はオリコンでトップ100位以内の曲)
[編集] 野口ひでと時代
- 仮面(ビクター)
- 他に何がある(フィリップス)
- 夜空の笛
- ひでとからあなたに(アルバム)
[編集] 真木ひでと時代
- 夢よもういちど (1975年)
- 恋におぼれて(1976年)
- 東京新聞最優秀ヒット賞
- CBSソニーゴールドディスク その他多数
- 東京のどこかに(1976年)
- 第3回飯塚音楽祭大衆賞及び銀賞
- 雨の東京(1980年)
- 元気の星(1991年)
- ポリスターレコード年間ベストテン他
(以上はオリコンでトップ100位以内の曲)
- 三陸海岸/恋月夜
- スケールの大きい歌である。
[編集] 予備項目
- タイガースメモリアルクラブバンド(TMCB)参加
- 「懐かしきラブソング」を発表
- 以後、数枚のアルバムをリリース、8年間ソロ活動と併行して活動