矢作兼
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矢作 兼(やはぎ けん、1971年9月11日 - )は、東京都豊島区池袋出身のお笑い芸人である。おぎやはぎのツッコミを担当し、相方は小木博明。血液型はA型。プロダクション人力舎に所属する。 東京都立北野高等学校卒。本名は松嶋 兼(まつしま けん、旧姓:矢作(母親の再婚相手が「松嶋」姓。「矢作」の姓は母親の実家の姓。3歳までは実父の「渡辺」姓だったので「渡辺兼(わたなべ けん)」であった)。3歳年上の姉が居る。
[編集] 人物
- 1995年コンビ結成。彼も小木と同じで芸人になる前は会社員であり、英語が必須である海外と取引のある商社に勤務していた。だが英語が苦手で、両替の際、"Change my life"と言ったことがある。
- 役割はツッコミでネタ作りも行う。独特なスピードで展開されるので、低いトーンでつっこむのが特徴。お互いを褒めあう姿がよく見られる。
- 立ち位置は右で背の小さい方であり、滑舌の悪い方でもある。
- 眼鏡を外したら老けて見えるので一瞬誰だか分からないことがある。(風見しんごに微妙に似ている)だが、学生時代は意外にも端正な顔立ちであった。
- 実父は山梨県富士河口湖町在住。兼(けん)を「動物園に連れて行く。」と言って競馬場に連れて行く程のギャンブル好きで、それに愛想を尽かした母親が兼が3歳の時に離婚。
- 一時期、矢作の母親の再婚の際にコンビ名が「おぎまつしま」になりそうなことがあった。
- 母親によく「池袋でお母さんの恋人に会ってくれない?」と言われるそう。
- 須藤理彩が矢作のファンで、親友の寺島しのぶをライブに連れていったが、寺島はあまりのつまらなさにずっと寝ていた。
- 加藤浩次とは1990年代半ば以来の仲である。
- 加藤と仲良くなったきっかけは、素人時代に、行きつけの居酒屋でバイトしていた加藤に、矢作がいろいろ相談をしていた為である。
- 「おぎやはぎ」に「2人とも眼鏡をかけろ。」とアドバイスしたのは加藤である。
- 加藤のことを「コージ君」と呼んでいる。他には有田哲平らと仲が良い。
- ゴルフ・サッカー・テニスも趣味にしていて、ゴルフのベストスコアは89(2006年11月現在)。
- 素人時代に、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の「幸福の黄色いハンカチ」というコーナーに出演し、テレビで愛の告白をしたことがある。
- 極楽とんぼの吠え魂で「化けレポーター」として2000年12月に一度登場したが、2005年8月26日放送で再び登場し、心霊現象をリポートした。
- 上田晋也に対して陰口を言っている。チューボーですよ!に出演していた時に、堺正章に「俺、上田さん大嫌いなんですよ」と言った。その後、上田晋也から電話で「お前、あれはないだろう。俺がいる所で言え。」と怒られた。
- また、ビリヤード暦18年でプロ級の腕前を持ち、リンカーンではビリヤードが趣味という松本人志に圧勝した。(浜田は一度も球を打てないまま終了。)
- 愛車はボルボ・XC90を所有。
- 2006年5月11日、彼女が出来た。出来る前は耳が汚れていたらしい。
- 彼女と日光に紅葉を見に行ったが、助手席で寝てしまい紅葉を見ることができず、ドライブしていた彼女に起こしてもらえなかったことを嘆いていた。
- バナナマンの設楽統いわく「ナンバーワンのナンバー2」。「ナンバー2」とは自らが目立とうとするのではなく、他を光らせながらとてつもない存在感を出すことのできる芸人のこと。
- 準レギュラーの『くりぃむナントカ』ではプチドッキリのような形で何の前触れもなくビンタされたこともある。ナントカ1ミニッツに友近が挑戦したが失敗し、罰ゲームとして本来なら音声のスタッフによる強烈なビンタを喰らう所だが、有田哲平が友近は女性だから可哀想と判断し、別の話で寝て待っていた矢作(寝起き)は友近の代役としてビンタされた。
- アメトークに出演した時、テレビ欄で「おぎ」と省略されて、不機嫌になったことがある。
- 2006年11月1日、第46回ACC・CMFESTIVAL テレビCM部門演技賞受賞(NTTドコモFOMAのCM演技に対して)。
- 「生まれ変わったら桜井さんになりたい」と発言する程Mr.Childrenの桜井和寿に憧れている。理由は、歌が上手くてカッコイイから。
- ASIAN KUNG-FU GENERATIONのファンでもあり、彼らのラジオ番組に出演したことがある。
- 2007年1月30日放映「リンカーン」(TBS)中の自らの企画・演出・プロデュース(という番組内での設定)のショートドラマで、水野美紀と40回キスをした。
- アトピーを患っているが、自らそれをネタにする事がある。