西立川駅
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西立川駅(にしたちかわえき)は、東京都立川市富士見町1丁目(西側は昭島市)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線の駅である。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、立川寄りに青梅短絡線と呼ばれる中央線・南武線との連絡線がある。青梅線から中央線に入る列車は本線を経由するが、中央線から青梅線に入る列車と南武線と青梅線の相互を行き来する列車はこの青梅短絡線経由で運転している。橋上駅舎をもち、マンションや住宅地側にある南口と、国営昭和記念公園側には公園口(臨時口)が設けられている。公園口(臨時口)の開設時間は午前6時から午後9時までで、いわばサブの役割なのに、構えは公園口のほうが立派であり、反対側の南口は一日中開いているのに跨線橋が延びているだけというものである。直営駅で、自動券売機や自動改札の設置もあるが、有人のみどりの窓口は合理化により2005年に廃止。それに代わるものとして、もしもし券売機「Kaeruくん」が設置された。
- のりば
1 | ■青梅線・五日市線 | 青梅・奥多摩・武蔵五日市方面 |
2 | ■青梅線・中央線 | 立川・新宿・東京方面 |
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗車人員は6,419人であった。
[編集] 駅周辺
- 東京都道133号線
- 残堀川
- 国営昭和記念公園
- 「雨のステイション」歌碑 - 荒井由実 (現:松任谷由実)の曲、雨のステイションはこの駅をモデルとした。
- 公立大学法人首都大学東京昭島キャンパス
- 東急ストア - 駅前マンション1F。
- ヤマダ電機テックランド/ダイクマ
[編集] 路線バス
- 西立川
[編集] 歴史
- 1930年(昭和5年)7月16日 - 青梅電気鉄道 西立川停留場開業。旅客営業のみ。
- 1931年(昭和6年)11月15日 - (貨)西立川駅開業。
- 1935年(昭和10年)6月19日 - (貨)西立川駅が西立川停留場を併合し旅客営業を開始。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 青梅電気鉄道が戦時買収により国有化。国鉄青梅線の駅となる。
- 1971年(昭和46年)1月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2005年(平成17年)3月25日 - 有人のみどりの窓口を廃止し、もしもし券売機「Kaeruくん」を設置。
- 2006年(平成18年)3月31日 - 発車メロディーを雨のステイションへ変更。6月30日までの3ヶ月間流し、好評であったため2007年(平成19年)6月30日まで延長する予定である。
[編集] その他
「西立川駅」の駅名を、「昭和記念公園駅」にしようとする運動が地元商店会等によりされている。
当駅の電報略号は『ニワ』である。