鼠ヶ関駅
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鼠ヶ関駅(ねずがせきえき)は、山形県鶴岡市鼠ヶ関にある東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅。
新潟・山形の県境近くにある駅。駅近くにマリーナがあることに因んで、駅舎はヨットを模したデザインとなっている。
2006年4月1日から臨時快速列車「きらきらうえつ」が停車する。
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[編集] 駅構造
- 地上駅。現在は無人駅となっている。
- ホームは相対式1面1線、島式1面2線の計2面3線。両ホームは跨線橋で連絡している。
- 駅舎(西側)に面する1番線は酒田方面のホーム。
- 島式ホーム外側の3番線は村上方面のホーム。2番線は退避・折り返しなどに使用する。
- 村上・酒田両方面からの列車の一部が、この駅で折り返しとなっている。両方面の最終・始発もこの駅発着となっており、2本とも2番線に留置される。
- 駅舎には券売機、自動販売機、トイレなどがある。
[編集] 駅周辺
周辺は鶴岡市(旧・温海町)鼠ヶ関地区と、新潟県岩船郡山北町伊呉野地区の境目。県境付近でも民家は切れ間なく林立している。
- 鼠ヶ関漁港
- 鼠ヶ関マリーナ
[編集] 歴史
- 1923年11月23日 - 国鉄陸羽西線の駅として、温海(現あつみ温泉)~鼠ヶ関間開業と同時に開業
- 1924年7月31日 - 羽越線の駅となる
- 1925年11月20日 - 支線となる赤谷線の開業に伴い、羽越本線の駅となる
- 1969年9月19日 - 鼠ヶ関~小岩川間が複線化
- 1976年9月8日 - 府屋~鼠ヶ関間が複線化
- 1986年10月 - 現駅舎に改築
- 1987年4月1日 - 国鉄の分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となる
- 2004年4月1日 - JR東日本乗車券委託販売所(簡易委託)の受託を解除、無人化。
- 2006年4月1日 - きらきらうえつ が停車。