ThinkPad Z
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ThinkPad Zシリーズ(シンクパッド ゼット-)はレノボ社のノートパソコン、ThinkPadブランドの一シリーズである。
[編集] 概要
Zシリーズは、IBMのPC部門がレノボに売却されてから初めての新シリーズである。従来のThinkPadシリーズには無かったワイド液晶画面を搭載し、上位モデルにはチタニウム合金を使用したシャンパンゴールドカラーの背面パネルを採用するなど斬新な機種で、一時、話題になった。
Zシリーズは今までのThinkPadとは様々な意味で違った機種である。例えばThinkPadが多くのビジネスマンに支持される理由のひとつであるキーボードについて、Windowsキーを設けるなど、細かい点で従来と違う箇所が存在する。 そのため一部の熱烈なThinkPadユーザーからは「ZシリーズからはThinkPadイデオロギーが感じられない。」などの反感を受けている。
[編集] ラインナップ
- Z6xシリーズ
- Zシリーズの初モデル。 Z6Xtは14.1インチWXGAワイド液晶ディスプレイを、 Z6Xm, Z6Xpは15.4インチWXGA, WSXGA+またはWUXGAワイド液晶ディスプレイを搭載している。 Z6Xtは小型でモバイル用途を考慮しているのに対し、Z6Xm, Z6Xpは一回り大きくなっている。
- Z60t/ Z60m :(i915GM Expess チップセット搭載。Pentium M または Celeron M CPU搭載)
- Z61t/ Z61m/ Z61p :(i945GM Expess チップセット搭載。Intel Coreシリーズ CPU搭載)
ThinkPad | |
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