しみずライナー
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しみずライナー(しみずらいなー)とは、東京駅~清水駅・新清水・折戸車庫間をJRバス関東とJR東海バスが運行する高速バスの愛称。
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[編集] 概要
東京都千代田区の東京駅から静岡県静岡市清水区の清水駅・新清水駅を経由し、同区南部の折戸車庫まで首都高速道路・東名高速道路・国道149号などを経由して結ぶ。
開業当初の運行会社はJRバス関東のみであったが、2006年4月1日よりJR東海バスが運行会社に加わった。2007年3月現在、定期便は1日6往復の運転である。途中足柄サービスエリアで休憩が用意されている。
公共交通機関を利用して清水駅周辺から東京駅に向かうには、
などの方法があるが、これらと比較して
- 値頃な運賃
- 面倒な乗り換えが不要
- 座席指定制で必ず座れること
- 座席定員制で運行される東名ハイウェイバスと異なり、高速道路上バスストップ立ち寄りによる乗客の入れ替わりがない
- 高速本線上を渋滞に巻き込まれずに走行していれば、東名ハイウェイバスは基より、鉄道と比較しても加減速の回数が少なく、快適
などの要素から、土曜・休日には満席となって運転される便も見受けられる。東京駅を基点に近年開設された高速バス路線の中でも成長が期待される路線と見て差し支えないと思われる。
詳細な時刻・運賃・企画商品などは、運行会社サイトを参照されたい。
静岡側での乗車券の発券は、しずてつジャストライン新静岡バスセンター及び清水案内所でも取り扱う。
なお、静岡側のバスターミナル・停留所・車庫などの施設はしずてつジャストラインが整備したものを使用しており、運転支援業務も同社が協力している(同社は2006年度中に本路線への参入を予定しているが、2007年3月現在「しみずライナー」における動きはまだない。)。
[編集] 停車バス停
[編集] 歴史
- 2006年2月1日 JRバス関東単独で運行開始。1日4往復。
- 2006年4月1日 JR東海バス担当の1往復が加わり、1日5往復となる。
- 2006年12月28日 JRバス関東担当の定期便1往復・休日等運転便さらに1往復が加わり、1日6往復(休日等は7往復)となる。
[編集] 関連項目
- エスパルスドリームフェリー(駿河湾フェリー)
- 静岡鉄道
- 東京~新清水間の乗車券と、新清水駅~静岡清水線各駅間の乗車券がセットになった「するが路連絡乗車券」の設定がある。
[編集] 外部リンク
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