アダム・ヴァーツラフ・ミフナ
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アダム・ヴァーツラフ・ミフナ(Adam Václav Michna z Otradovic *1600年ごろ インドジフーフ・フラデク - †1676年11月2日 同地)はボヘミアの詩人・オルガニスト・作曲家。独自の様式による、チェコ最初のバロック音楽の第一人者と見做されている。郷里のイエズス会系ギムナジウムに学び、地元でオルガニストとしての日課のかたわら、食堂ないしはパブを経営した。
ミフナは、2冊の歌曲集を出版した。『 Česká mariánská muzika』と『 Svatoročnì muzika』であり、これらには、4声部もしくは5声部のホモフォニックな楽章が含まれている。もう一つの曲集『 Loutna česká』には、断片的な楽曲が含まれている。そのほかに5曲のミサ曲、2つのリタニア、1つのテ・デウムが遺されている。さらにマニフィカトとミサ曲《聖ヴァーツラフ Sancti Venceslai》には自筆譜が現存する。この作品では、「キリエ」や「アニュス・デイ」のように、古様式の厳格対位法による楽章と、「グローリア」や「クレド」のようにホモフォニックで、コンチェルタート様式によるソロ・パートのある楽章とが交替する。