アントニー・ル・タレク
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アントニー・ル・タレク(Anthony Le Tallec、1984年10月4日 - )は、フランス・アンヌボン出身のリーグ・アン・FCソショー所属のサッカー選手(FW、MF)。
フランスの次世代を担うと言われている選手の一人。FIFA U-16世界選手権準優勝、U-17世界選手権優勝を成し遂げたフランスユース代表の中心選手として活躍し、その名は世界的に広く知られることになる。選手権直後、多くのオファーが舞い込む中で、リヴァプールの監督ジェラール・ウリエの高い評価を受けて移籍が決定。ル・アーヴルでのデビュー後、わずか2年でFAプレミアリーグの強豪の一員となった。
しかしながら、そのキャリアは順風満帆とは言えず、2003-2004シーズンこそリヴァプールに留まったものの、レンタル選手としての日々が続いている。放出も噂される中、2006-2007シーズンのレンタル先のソショーで自らの価値観を再び高める必要に迫られている。
同世代にしてよきパートナー、フロラン・シナマ=ポンゴルとは、ル・アヴールでのデビューやリヴァプールへの移籍が同時期だったため常に比較される存在であるが、現在は一歩リードを許している感がある。なお、二人は従兄弟の関係にある。
テクニックを備えた足元の捌きと裏への飛び出しに優れ、元フランス代表のロベール・ピレスと比較されることもある。そのピレスも彼のことを将来楽しみな選手だと評価している。
[編集] 所属クラブ
- ル・アーヴル(フランス) 2001-2003
- リヴァプール(イングランド) 2003-2004、2005.1-2005.8
- サンテティエンヌ(フランス) 2004-2005.1
- サンダーランド(イングランド) 2005.8-2006
- ソショー(フランス) 2006-
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