アーヘンの和約 (1748年)
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アーヘンの和約(Treaty of Aix-la-Chapelle)は、ドイツのアーヘン(仏語エクス・ラ・シャペル)で1748年に結ばれたオーストリア継承戦争の講和条約。第二次アーヘン和約とも称される。
[編集] 内容
フランス・スペインが、イギリス・オランダ・サルデーニャ・オーストリアと結んだ講和条約。マリア・テレジアがハプスブルク家の所領を相続することを容認する代償として、スペイン・ブルボン家にパルマ公国などを割譲した。また、当時イギリス国王となっていたハノーファー選帝侯の神聖ローマ帝国内での領土が承認された。この戦争に乗じてシュレジエン地方を占領していたプロイセンの支配を認めることも確認された。
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