イヌシデ
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?イヌシデ | |||||||||||||||||||||
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![]() イヌシデ(大阪府・2006年11月) |
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Carpinus tschonoskii | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
イヌシデ(犬四手) |
イヌシデ(犬四手、犬垂、学名Carpinus tschonoskii)とはカバノキ科の落葉高木。別名シロシデ、ソロ、ソネ。
本州、四国、九州の山野に自生する。高さ15~20m。樹皮は灰白色でなめらかであり、縦に網目模様ができる。花期は4~5月頃、雌雄異花で花序は穂状で下垂する。秋には葉が黄色く紅葉する。シイタケのほだ木、庭園木として利用される。かつては炭材として利用されていた。
名前の由来は、花穂の垂れ下がる様子が注連縄(しめなわ)などに使われる紙垂(しで)に似ているから。
近種にアカシデ、クマシデがある。アカシデは新芽と紅葉の葉が赤くなることから、クマシデは葉の脈が倍以上あることからイヌシデと区別することができる。
カテゴリ: 植物関連のスタブ項目 | カバノキ科