インプリント ~ぼっけえ、きょうてえ~
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インプリント ~ぼっけえ、きょうてえ~ Imprint |
|
監督 | 三池崇史 |
---|---|
脚本 | 天願大介 |
出演者 | 工藤夕貴 ビリー・ドラゴ |
音楽 | コージー・エンドウ・Jr. |
撮影 | 栗田豊通 |
編集 | 島村泰司 |
公開 | 2006年5月27日 ![]() |
上映時間 | 63分 |
製作国 | 日本・アメリカ |
言語 | 英語 |
「インプリント ~ぼっけえ、きょうてえ~」(Imprint)は、世界のホラー映画監督13人の名匠を集めて作られた「マスターズ・オブ・ホラー」シリーズの中のひとつで、米ケーブルテレビ(SHOWTIME)用に製作された映画。2006年。三池のアメリカ資本での映画制作デビュー作でもある。
目次 |
[編集] 概要
原作は岩井志麻子の『ぼっけえ、きょうてえ』(本作に出演している)。
『悪魔のいけにえ』のトビー・フーパー、『サスペリア』や『インフェルノ』のダリオ・アルジェント、『ハロウィン』や『ザ・フォッグ』のジョン・カーペンターなど、豪華なメンバーの中で唯一の日本人監督となった。ところが、放送コードが緩いケーブルテレビにもかかわらず、本作品だけはその内容、特に拷問シーンがあまりにも残虐なため、アメリカでは放送中止になった(イギリスでは放映された)。
また、日本でも映倫から審査規格外(審査適応区分外)扱いとなり、ほとんどの映画館から一般上映を拒否されたので、劇場版としては「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」以外は、シアターイメージフォーラム(渋谷)のみでレイトショーという形を取って上映された。
アメリカ資本の映画なので、全編セリフが英語となっている。そのため原作の醍醐味である岡山弁独特の雰囲気に近づけるため”日本人訛りの英語”が使われたらしい。
[編集] ストーリー
明治時代の日本。アメリカ人文筆家のクリスは小桃という女を探している途中、川中の遊郭で、とある女郎と出会う。醜い顔をしたその女郎は、小桃と自らのおぞましい過去を語りだす。