ウルフガイ
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『ウルフガイ』シリーズは、SF作家平井和正のSF作品。漫画および小説シリーズ。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] ストーリー
私立中学・博徳学園への転校生・犬神明(いぬがみ あきら)は、満月が近づくと不死の力を発揮する人狼だった。その力を狙い、世界各国の諜報組織が次々と襲い来る。
[編集] 漫画
- ウルフガイ(オリジナル)
- 作画:坂口尚
- 「週刊ぼくらマガジン」に1970年43号から1971年まで連載。同誌の休刊により中断。
- 奇想天外社より、愛蔵・復刻版として全2巻が刊行された(絶版)。第1巻は1970年43号から52号掲載分まで、第2巻は1970年52号から1971年9号掲載分まで。内容は『狼の紋章』に該当する部分のみ。
- 連載にあたっては、編集長(当時)の内田勝が、「『悪徳学園』の時から主人公としてマークしていた」と回想している(第2巻収録の「ウルフガイとぼくらマガジン」より)。
なお、かどたひろしの『Wolf Guy』はアダルト・ウルフガイシリーズの漫画化作品である。
[編集] 小説
- ウルフガイ・シリーズ
- 最初の漫画作品の原作(小説スタイルで書かれた)をベースにした小説作品。「狼の紋章」、「狼の怨歌」までは漫画版にも描かれたが、「狼のレクイエム」以降は小説オリジナルのストーリーである。
- 狼の紋章(エンブレム)
- 狼の怨歌
- 早川書房版(ハードカバー愛蔵版)
- 狼の紋章/狼の怨歌
- 祥伝社ノンノベル版
- 狼の紋章
- 狼の怨歌
- 狼のレクイエム 第1部
- 狼のレクイエム 第2部
- 角川文庫版
ノンノベル版と同じ
- 徳間書店版(ハードカバー)
- 狼の紋章
- 狼の怨歌
- 虎の里(狼のレクイエム 第1部) ※改題
- ブーステッドマン(狼のレクイエム 第2部) ※改題
- 黄金の少女(狼のレクイエム 第3部(1))
- キンケイド署長(狼のレクイエム 第3部(2))
- “パットン将軍”(狼のレクイエム 第3部(3))
- タイガーウーマン(狼のレクイエム 第3部(4))
- トクマノベルズ版
- 狼の紋章
- 狼の怨歌
- 虎精の里 ※ハードカバー版3.を改題
- ブーステッドマン
- 黄金の少女(1) ※ハードカバー版5.を改題
- 黄金の少女(2) ※ハードカバー版6.を改題
- 黄金の少女(3) ※ハードカバー版7.を改題
- 黄金の少女(4) ※ハードカバー版8.を改題
- 黄金の少女(5) ※ハードカバー版未収録部分および「“女狼”リツコ」を収録
- 犬神明(1)
- 犬神明(2)
- 犬神明(3)
- 犬神明(4)
- 犬神明(5)
- 犬神明(6)
- 犬神明(7)
- 犬神明(8)
- 犬神明(9)
- 犬神明(10)
- “女狼”リツコ
- 短編集『魔女の標的』(角川文庫)に収録
- 『黄金の少女(5)』(トクマノベルズ)に収録
[編集] 映像化作品
- 狼の紋章(映画)
1973年の東宝映画。DVDも発売されている。
- ウルフガイ(OVA)
『狼の怨歌』から『狼のレクイエム』第2部までを原作にしたアニメーション。1992年よりバンダイビジュアルより発売。全6巻。
- ウルフガイ Vol.1 不死鳥作戦
- ウルフガイ Vol.2 怨歌
- ウルフガイ Vol.3 血の轍
- ウルフガイ Vol.4 錯綜
- ウルフガイ Vol.5 永訣
- ウルフガイ Vol.6 レクイエム
[編集] 関連作品
- アダルト・ウルフガイ・シリーズ
- ウルフガイの原点。主人公は同名の犬神明(狼男)だが、年齢・個性その他が大きく異なる。
- 一人称小説である(ウルフガイは三人称)。
- ウルフガイに登場する神明(じん あきら)と、ほぼ同じ存在(『ウルフランド』では、両者が顔を合わせるシーンがある)。
- 悪徳学園
- 短編小説。犬神明は高校生だが、この時は一人称でもあり、性格はアダルト犬神明と変わらない。
- この短編を経て、「ウルフガイ」が誕生する。
- ウルフランド
- 月光魔術團
- バイオテクノロジーによって作り出された人造不死身人間「犬神メイ」の活躍する作品。
- ウルフガイDNA
- 『月光魔術團』の続編。前作の主人公「犬神メイ」の大親友「鷹垣人美」の活躍する作品。
- 幻魔大戦DNA
- 『ウルフガイDNA』の続編。「鷹垣人美」の活躍する作品。
- 作品内に、犬神明を始めとするウルフガイの登場人物たちが出演。実質、ウルフガイの直接の続編。
- 2007年4月現在、インターネットでしか読めない。
[編集] その他
1970年、「『狼男だよ』改竄事件」により、あらゆる小説の仕事から干されてしまった。内田勝が自分の窮状を見かねて、『ぼくらマガジン』でウルフガイの連載に至った。陽気なアダルト・ウルフガイに対し、ウルフガイが暗く鬱屈しているのは、当時の自分の状況が反映されているからではないか?(奇想天外社『ウルフガイ』第1巻「ウルフガイ再び」より)。
[編集] 外部リンク
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