志垣太郎
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志垣 太郎(しがき たろう、本名:河村 稔、1951年9月22日 - )は、東京都出身の俳優。身長170cm、体重59kg。日本大学芸術学部卒。妻は女優の白坂紀子である。テレビ時代劇水戸黄門で共演して志垣が一目惚れして結ばれた。
大学在学中の1969年に芸術座の舞台『巨人の星』で主役デビューし、以降舞台役者として活躍する。当時は本名の河村稔で出演していたものの、NHKで放送された『新・平家物語』より志垣太郎の芸名に改名する。
その後、東海テレビ制作・フジテレビで放送された花登筐の『あかんたれ』の演技で一躍ブレイクし、多くのドラマ、映画にも出演。「『あかんたれ』と言えば志垣太郎だろうが!」というウッチャンナンチャンの内村光良のコントでもお馴染みで、『あかんたれ』をきっかけにスターダムにのし上がっていった。
役者としてキャリアを積んだ後、バラエティ番組にも進出。『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の「デビル志垣シリーズ」を皮切りに、多くのバラエティに出演。現在では『踊る!さんま御殿』の常連ゲストとして黒沢年雄らと共によく出演する。通り過ぎるほどの大きな声と、血管を浮き出して笑うのがトレードマークで、スペシャル時には妻と一緒に出演するのが恒例となっている。
ファンの一部からは、米国の俳優サム・ニールに似ているという指摘もある。
[編集] 映画・ドラマ
- 『青い山脈』
- 『あかんたれ』(船場の呉服問屋成田屋の丁稚・秀松)
- 『花神』(長州藩志士・久坂玄瑞)
- 『氷山のごとく』
- 『狼の紋章』(犬神明)
- 羽黒獰を演ずる松田優作のスクリーン・デビュー作でもある。
- 『水戸黄門』(TBS・C.A.L.)
- 第13部(1982年)第10話「尾張名古屋の妖怪退治・尾張」(徳川綱誠)
- この作品で妻・白坂紀子と知り合い、結婚した。
- 第14部(1984年)第15話「仇討ち悲願化物まつり・鶴岡」 八郎太役
- 第13部(1982年)第10話「尾張名古屋の妖怪退治・尾張」(徳川綱誠)
- 『雲のじゅうたん』
- 『ベルサイユのばら』(アニメ・声優として)(アンドレ・グランディエ)
- 『くるみ割り人形』(アニメ・声優として)(フランツ、フリッツ)
- 『エリア88』(OVA)(アニメ・声優として)(サキ・ヴァシュタール)
- 『地球へ…』(アニメ映画)(アニメ・声優として)(ソルジャー・ブルー)
- 発表記者会見時には他の出演者と共にキャラのコスプレも披露。