エリック・ボール
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エリック・ウォルター・ジョン・ボール（Eric Walter John Ball, 1903年10月31日 - 1989年10月1日）はイギリスの作曲家。英国式ブラスバンドの世界では神格化された存在で、彼のブラスバンドに占める位置は不動のものとなっている。
[編集] 生涯
エリック・ボールは1903年にブリストル近郊のキングズウッドで、食料雑貨チェーン店を営む父と救世軍の士官であった母との間に生まれる。
幼少期から救世軍のブラスバンドでコルネットとトロンボーンを学び、また教会の大聖堂のオルガニスト、ピアニストを目指していたこともあって、音楽教育としてはオルガン、ピアノに始まり、対位法、理論を学んでいる。
救世軍ではオルガニストはもちろんのこと、ブラスバンドのバンドマスターにも従事した。また作曲に於いても、一連の交響詩、200曲に及ぶ賛美歌などを残している。
1970年代にはThe Virtuosi Brass Band of Great Britainと称された、文字通りイギリス国内の名手達を集めたバンドでの指揮も行っている。
1989年に他界した後も彼の地位は変わらず、2003年には生誕100周年を記念してセレモニーが催された。
[編集] ブラスバンド主要作品
- 交響詩「出エジプト記」 -Tone Poem- Exodus（1934年）
- 交響詩「復活」-Tone Poem- Resurgam（1950年）
- Song of Courage（1960年）
- The Kingdom Triumphant（1962年）
- 自由への旅 Journey into Freedom（1967年）
- A Kensington Concerto
- Festival of Music
- Sinfonietta - The Wayfarer
- Salute to Freedom
- Tournament for Brass
- Sunset Rhapsody
- Main Street
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