エー・アイ・ソフト
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エー・アイ・ソフト(AI soft)はかつて存在した日本のソフトウェア開発会社である。セイコーエプソンの子会社であったが、2006年11月にエプソン販売に吸収合併され解散した。
エー・アイ・ソフトが設立されたきっかけは、セイコーエプソンのワープロ専用機開発部門をソフトウェア開発部門として引き継いで設立されたとの説がある。[要出典]
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[編集] 沿革
[編集] 製品
- 1986年6月: エキスパートシステム構築ソフト『創玄』発売 (以降『大創玄』『ファジィユーティリティ』『大創玄TB』に発展)
- 1986年8月: 統合型ワープロソフト『創文』発売 (以降『創文α』『Quadrill』、日本語IMEWX シリーズに発展)
- 1987年10月: グラフィックスソフト(地図作成ソフト)『まっぷっぷ』発売
- 1991年2月: 日本語入力システム『WX II』発売
- 1992年7月: データ圧縮ソフト『DiskX II』発売
- 1993年9月: ファックス通信ソフト『Easy Fax for Windows』発売
- 1993年12月: ワープロソフト『WX-Word for Windows』発売
- 1994年11月: 天文シミュレーションソフト『DISTANT SUNS』発売
- 1994年12月: OCRソフト『読んde!!ココ』発売
- 1995年1月: 日本語入力システム『WX III』発売
- 1995年3月: ハードディスク環境整理ツール『DiskX Tools』発売
- 1996年5月: 日本語入力システム「WXG」発売
- 1996年6月: インターネット自動パイロットソフト『WebWhacker』発売
- 1996年10月: 日程表作成ツール『EasyPlan』を発売
- 1997年2月: HTML対応日英翻訳ソフト『パーフェクト日英 訳せ!!ゴマ』発売 (以降、英日/日英双方向翻訳対応化やハイエンドユーザー向け機能を追加して発展)
- 1997年2月: 英会話例文学習ソフト『英会話この順序で覚えれば絶対だ』発売
- 1997年3月: 新インタラクティブ家計簿ソフト『うっかりママの家計簿』発売
- 1997年9月: 郵便番号変換ユーティリティ『Go Go!! Seven』発売。タイトルは当時ヒットしていたSPEEDの楽曲『Go! Go! Heaven』のパロディだといわれている。
- 1998年7月: 『DiskXTools with WinStart98』を 発売
- 1998年10月: 家庭向けマイホームデザインソフト『3Dあっ!とホームプランナー』発売
- 1998年11月: ワンタッチ圧縮・解凍ツール『DiskXZip』発表 (以降、『メールコンパクト』『ファイルコンパクト』に発展)
- 1998年11月: ホームDPEソフト『デジカメde!!同時プリント』発売
- 2000年2月: 『システムレスキュー』を発売
- 2000年10月: 初のASPサービス『PCクリーン度チェックサービス』を公開
- 2000年12月: コンシューマ向けASPサイト『ai2you.com』をオープン(以降、ASPサービス『インターネット・ライフプラン』『イメージングパーク』などを同サイト内で展開)
- 2002年5月: 『デジカメde!!フォト工房』発売
- 2003年3月: 『ケータイde!!フォトめるNET』発売
- 2003年7月: 『ワンタッチOCR for Excel & Word』『スキャナde!!名刺整理』発売
- 2004年4月: 『pdMaker for Office』『pdMaker for ScanPaper』発売
[編集] 開発スローガン
エー・アイ・ソフトは「先端技術でもっとやさしく」をスローガンに、製品開発・販売を進めている。その上で、「ユーザーにやさしい」「環境にやさしい」「時代にやさしい」企業、ソフトウェアの創造に日夜努めている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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