SPEED
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SPEED(スピード)は、日本の女性4人組の歌手グループ。1990年代後半を代表する女性アイドルグループだったが2000年に解散した。『White Love』、『my graduation』はメガヒットを記録し、それぞれ冬の名曲、卒業の名曲として知られる事となった。その頃にリリースされた曲は次々とミリオンセラーとなった。又、数多くのCMにも抜擢された。主にプロデュースは伊秩弘将。
目次 |
[編集] 特徴
- 明確だった役割分担
- 歌唱形態はユニゾンヴォーカル
- SPEEDの歌唱形態は一部でハモリ(重唱)が見られるものの基本的にはユニゾンヴォーカルである。これについてプロデューサーの伊秩弘将は「ユニゾンの方があの時期の少女のパワーとメッセージがよりストレートに伝わると信じていた」と説明している。
- SPEEDが憧れるミュージシャンに黒人コーラスグループ「TLC」がいる。その影響なのか大半の曲に男女の黒人コーラスが採用された。一部の曲ならまだしもここまで全面的に押し出すのは極めて稀。しかもコーラスだけに止まらずソロパートまでもが多数存在する。
- (事実、“デビュー曲”Body & Soulの出だしと終わりは黒人パートである)もはやヴォーカルメンバーと言われても何ら不思議はない。
- 主な支持層は同世代の少女達
- SPEEDは主に同世代の少女達に人気を博した。CD購入者は女性が中心、ライブでは黄色い声援が飛ぶ「新世代アイドル」と呼ばれた。そのため、芸能界では近年、SPEEDのファンだという芸能人が続々とデビューしている。矢口真里、ソニン、ベッキー、後藤真希、川嶋あい、上野樹里、松浦亜弥、新垣結衣、堀北真希、玉置成実、上原奈美、リア・ディゾンなどが有名。その中でも矢口、ソニン、後藤、上野、松浦、新垣、玉置、上原はSPEEDに影響されて芸能界にアプローチを仕掛けた。またリア・ディゾンはJ-POPを聴くきっかけになったという。いずれも同世代かやや下の世代の少女達でSPEEDがこれらの世代に与えた影響力は計り知れない。
※2006年3月15日放送の世界仰天ニュース内で女子高生(当時小学生)100人に「初めて買ったCDは何ですか?」というアンケートが実施された。そこで発表された5位までにSPEEDの曲が3曲ランクイン。当項目を象徴する結果となった。
1位「White Love」23人、2位「硝子の少年」10人、3位「STEADY」6人、4位「Body & Soul」5人、5位「だんご3兄弟」4人
また、SPEEDのPVはロケ撮影のものが多い。しかもほとんどが海外ロケである。
[編集] 来歴(誕生~解散)
1995年
- 春先、『沖縄アクターズスクール(以下OAS)』応接室に呼ばれる。
- 4人揃ってデビューの誘いを受ける。
- 10月17日、4人が沖縄から初上京する。(3日間)
- 東京でのレッスンが開始された。
- 11月11日、日本テレビ系の音楽番組『THE夜もヒッパレ』に初出演。
- 4人でのテレビ出演はこれが初めてとなった。
- 12月2日、日本テレビ系『THE夜もヒッパレ』に出演。
- 1月13日、『THE夜もヒッパレ』でグループ名がSPEEDに決定する。
- 1月20日、ラジオ初収録。
- 1月23日、『アップトゥボーイ』初登場。
- 4月29日、『Body & Soul』のレコーディング開始。
- 6月1日、CM撮影。
- 7月22日、『Body & Soul』幻の発売日。
- 8月5日、1stシングル『Body & Soul』発売。(詳細は代表曲欄参照)
- 8月某日、メンバーが東京に引っ越す。
- 9月1日、メンバーが、都内の小中学校に編入する。
- 島袋が品川区立第一日野小学校に、他の3人が品川区立日野中学校に編入した。
- 9月17日、『OAS』を卒業する。
- 10月~1998年9月、『BAD BOY』の広告展開。
- SPEEDが、『BAD BOY』のイメージキャラクターとして起用される。
- 10月6日、初レギュラー番組日テレ「アムロ今田きっとNo.1」出演開始。
- 10月13日、『ハイ!SPEEDで行こう!』スタート。
- 11月18日、2ndシングル『STEADY』発売。(詳細は代表曲欄参照)
- 12月6日、『第29回日本有線大賞』新人賞受賞。
- 12月31日、『レコード大賞』新人賞受賞。
TBS系『第38回輝く!日本レコード大賞』で、『BODY & SOUL』が新人賞を受賞した。
- 3月、島袋・小学校卒業。
- 3月、新垣・中学校卒業。
- 3月、ファンクラブ「SPEED SPIRITS」発足 。
- 3月3日、第34回ゴールデンアロー賞音楽新人賞受賞。
- 3月5日、「第11回日本ゴールドディスク大賞」BEST 5 NEW ARTIST賞受賞。
- 3月26日、3rdシングル『Go! Go! Heaven』発売。
- 4月25日、1st写真集『SPEED』発売。
- 小社刊より出版。撮影は加納典明。
- 5月21日、1stアルバム『Starting Over』発売。
- 『BODY & SOUL』『STEADY』『Go! Go! Heaven』(ALBUM VERSION)のシングル曲ほか全12曲収録。オリコンアルバムチャート初登場1位。平均年齢14.0歳での獲得はグループとして史上最年少。(ソロの最年少は伊藤つかさの14歳8ヶ月)初動82万枚は当時の1stアルバム歴代4位、累計売上192万枚は同5位の好記録だった。出荷枚250万枚(TOY'S FACTORY)を記録。また、アイドルグループ部門の初動記録を44万枚、累計記録128万枚(共にMAX『MAXIMUM』)、そして女性グループ部門の初動記録を68万枚、累計記録137万枚(共にPRINCESS PRINCESSの同名アルバム)をそれぞれ更新。
- 5月21日、渋谷タワーレコードにてシークレットミニライブを敢行。
- 7月20日、『SUPER LIVE '97 in YONAGO』出演。
- 7月26日、『Jam Jam '97 in atema』出演。
- 7月30日~7月31日、1stライブ『Starting Over from ODAIBA』開催。
- 8月5日、デビュー1周年。
- 8月6日、4thシングル『Wake Me Up!』発売。
- ロート製薬『ロートZi:リセ』CMソング。メンバー曰く「Body & Soul第2弾」。目覚めに最適でライブでの人気曲のひとつでもある。オリコンシングルチャート初登場2位となるも自己最高の初動27万枚を記録。(1位は38万枚でGLAYの「HOWEVER」)累計売上67万枚、出荷枚数89万枚(TOY'S FACTORY)を記録。カップリング曲の『熱帯夜』は、プロモーションビデオもつくられた隠れた人気曲である。
- 8月7日、トリビュートアルバム『DANCE with YOU』発売。発売記念ライブを行う。
- 8月8日、『篠原ともえとお友達ライブ』出演。
- 8月9日、『KIT POP HILL '97』出演。
- 8月12日、『志度テアトロンSUPER LIVE '97』出演。
- 8月13日、神戸~鳴門ルート全通記念『Awaodori Live Carnival Super Live '97』出演。
- 8月19日、RKB毎日放送『もも缶スペシャルサマーライブ』出演。
- 8月20日、静岡朝日テレビ開局20周年記念『FEEL THE BEAT SUPER LIVE '97』出演。
- 8月23日、RADIO BERRYリスナー招待LIVE『MIDSUMMER LIVE』出演。
- 8月24日、千葉マリンスタジアム『SUPER J-POP '97 at MARINE STADIUM』出演。
- 8月31日、『信州SAKU音楽祭』出演。
- 10月15日、5thシングル『White Love』発売。(詳細は代表曲欄参照)
- 11月19日、ビデオ『SPEED First Live Starting Over from ODAIBA』発売。
- 11月19日、『FBC開局45周年記念ライブ』出演。
- 11月29日、『全日本有線放送大賞』吉田正賞受賞。
- よみうりテレビ系『第30回全日本有線放送大賞』で、『White Love』が吉田正賞を受賞した。
- 12月13日、この日までに『第30回日本レコードセールス大賞』シングル部門でのゴールデン賞(2位)受賞が決まる。
- 売上金額は39億円を記録した。(大賞は安室奈美恵で41億円)
- 12月13日、同日付のビルボード誌の表紙にSPEEDが登場。4ページにわたる特集が組まれた。
- 12月21日、LD『SPEED First Live Starting Over from ODAIBA』発売。
- 12月22日、インターネットライブ『SPEED Interactive Live in Christmas』開催。
- 12月31日、『レコード大賞』優秀作品賞受賞。
- TBS系『第39回輝く!日本レコード大賞』で、『White Love』が優秀作品賞を受賞した。
- 12月31日、『第30回日本レコードセールス大賞』シングル部門でゴールデン賞(2位)受賞。
- 12月31日、『紅白歌合戦』初出場。
この年は、SPEEDにとって絶頂の年になった。日本でアムラーブームが、安室の結婚→活動休止で落ち着き、SPEEDが安室のポストを獲得する事が出来た。この年に発売した3曲は全てオリコンで首位を獲得し、ミリオンセラーに。(「ALIVE」はオリコン調べでは96万枚だが、出荷枚数では132万枚(TOY'S FACTORY)。
- 1月12日、映画『アンドロメディア』主演決定。
- 2月18日、6thシングル『my graduation』発売。(詳細は代表曲欄参照)
- 3月、上原・中学校卒業。
- 3月4日、『第12回日本ゴールドディスク大賞』BEST POP ALBUM OF THE YEAR受賞。
- 3月18日、ビデオ『SPEED SPIRITS』発売。
- SPEEDのファーストビデオクリップ集。『BODY & SOUL』から『my graduation』までの全シングルと、『Luv Vibrration』『熱帯夜』を加えた全8曲のプロモーションビデオが収録されている。
- 3月23日、映画『アンドロメディア』クランクイン。
- 4月5日、『全国交通安全パレード』でパニック。
- 4月29日、2ndアルバム『RISE』発売。
- 『Wake Me Up!』(RISE Mix)『WHITE LOVE』『my graduation(ALBUM VERSION)』のシングル曲を収録。これらのほかにもCMソングが4曲と、ほとんどの収録曲がタイアップつきというのを見ても、SPEEDのこの頃の人気ぶりが分かる。オリコン調べで初動132万枚は当時歴代8位の高初動。オリコンアルバムチャート初登場1位、累計売上204万枚、出荷枚数300万枚(TOY'S FACTORY))を記録。自身の持つアイドルグループ部門および女性グループ部門における初動記録82万枚、累計記録192万枚をそれぞれ更新した。
- 6月27日、2nd写真集『SPEED in アンドロメディア』発売。
- 7月1日、7thシングル『ALIVE』発売。
- 7月10日、『金曜テレビの星 独占SPEED特集』放送。
- 7月11日、全国松竹系映画『アンドロメディア』公開。
メンバーが映画初出演にして主演を務めた映画。島袋が、交通事故に遭って死んでしまう女子高生の舞とパソコンの中の少女・AIのひとり2役を演じたラブストーリー。友情、サスペンス&アクションなどを盛り込んだエンターテイメント作で、全国85万人を動員した。監督は三池崇史。
映画『アンドロメディア』のオリジナルサウンドトラック。ミリオンセラーとなった主題歌『ALIVE』ほか、同曲の別バージョン<悲劇のテーマ><ユウのテーマ><舞のテーマ><Music Box>を含む全17曲が収録されている。これもプロデュースは伊秩弘将。
- 10月28日、8thシングル『ALL MY TRUE LOVE』発売。(詳細は代表曲欄参照)
- 11月2日~、『バレーボール世界選手権』サポーターに抜擢。
『1998バレーボール世界選手権』のオフィシャルサポーターを務める。
- 11月14日、3rd写真集『SPEED YES,LOVE! make a rising』発売 。
- 11月21日、『全日本有線放送大賞』よみうりテレビ特別賞受賞。
- よみうりテレビ系『第31回全日本有線放送大賞』で、『ALL MY TRUE LOVE』が特別賞を受賞した。
コンスタントなCD売上と、テレビでの活躍が認められての受賞となった。 12月4日、『日本有線大賞』有線音楽優秀賞受賞。
-
- TBS系『第31回日本有線大賞』で、『ALL MY TRUE LOVE』が有線音楽優秀賞を受賞した。
- 12月5日、『第11回日刊スポーツ映画大賞』新人賞受賞。
- 12月12日、この日までに『第31回日本レコードセールス大賞』シングル部門でのゴールデン賞(2位)受賞が決まる。
- 売上金額は44億円だった。(大賞はL'Arc~en~Cielで58億円)2年連続で大賞を逃すこととなったが、2年間の総売上金額・83億円は全歌手中トップだった。
- 12月16日、ベストアルバム『MOMENT』発売。
- デビュー曲『BODY & SOUL』から8枚目『ALL MY TRUE LOVE』までの全シングルと、「熱帯夜」「ナマイキ(愛・・・VERSION)」などのカップリング曲など、全12曲のを収録した初のベストアルバム。このCDでしか聞けない別バージョンも多数収められている。オリコン調べで累計売上230万枚以上を記録し、年間4位。自身の持つアイドルグループ部門および女性グループ部門における累計記録204万枚を更新するとともにアイドルグループとしては初めてアルバム総売上が600万枚を突破した。また、初動は125万枚でデビューから3作連続での初動80万枚突破は史上初となった。初回特典として『SPEED frip dancing book』がついていた。
- 12月21日、ビデオ『アンドロメディア』発売。
- 12月31日、『レコード大賞』優秀作品賞受賞。
- 12月31日、『第31回日本レコードセールス大賞』シングル部門でゴールデン賞(2位)受賞。
- 12月31日、『紅白歌合戦』出場。
この年に入ると、メンバー個々の活動が本格化してきた。個人でドラマや映画などに出演し、個人の知名度が高くなっていった。
- 1月9日、『SPEED NEW YEAR'S CONCERT』開催。
- 1月14日~1月15日、『SPEED 1999 SPECIAL LIVE』開催。
- 沖縄コンベンションセンターで、凱旋ライブを行った。地元の沖縄での初ライブとあってメンバーも「生まれ育った沖縄でライブをやれてすごくうれしかった。」「客席ほとんどがメンバー関係者だった。」などと話しており、とても思い出に残るものになったと思われる。また、見に来ていた友達をステージに上げたりとアットホームな雰囲気であった。
- 1月20日、ビデオ『SPEED TOUR RISE IN TOKYO DOME』発売 。
- 98年10月9日に東京ドームで行われたライブを収録したビデオ。ライブビデオとしてはこれで2本目。『RISE』のかっこいいオープニングで始まり、『ALL MY TRUE LOVE』『my graduation』などのヒット曲を収録。18万本のセールスを記録した。
- 2月17日、9thシングル『Precious Time』発売。
- EPSON『カラリオ』CMソング。ムーディーなミディアムナンバーであり、「STEADY」「White Love」の流れをくむ切ないラブソング。斜め配置のスタンドマイクが特長的だった。オリコン調べで初動35万枚を記録するも宇多田ヒカルの『Movin' on without you(12cm)』(37万枚)に屈し2位。5作連続1位ならず。累計売上62万枚、出荷枚数82万枚(TOY'S FACTORY)を記録。カップリング曲の『季節がいく時』は、東宝系映画『ドラえもんのび太の宇宙漂流記』主題歌。
- 3月、今井・中学校卒業。
- 3月、ドラマ『L×I×V×E』制作発表。
- 3月、ドラマ『蘇える金狼』制作発表。
- 3月3日、『第13回日本ゴールドディスク大賞』SONG OF THE YEAR賞受賞。
- 3月25日、上原多香子 1stシングル『my first love』発売。
- 4月9日~、TBS系ドラマ『L×I×V×E』オンエア。
- 4月17日~、日本テレビ系ドラマ『蘇える金狼』オンエア。
- 5月12日、サウンドトラック『L×I×V×E』発売。
- 5月19日、10thシングル『Breakin' out to the morning』発売。
- 5月19日、上原・全国東映系映画『ドリームメーカー』稽古合宿&クランクイン。
- この映画の撮影が日本テレビ系ドラマ『蘇える金狼』と重なってスタート。この頃の上原はハードスケジュールだった。
- 6月2日、ビデオ『アンドロメディア スペシャルプライス』発売、。
- 6月30日、HIOTE'S 57MOVE 1stシングル『INORI』発売。
- 7月、仁絵ブランド誕生。
- 7月12日、島袋・ドラマ『天国のkiss』にゲスト出演。
- 島袋が、1stシングル『AS TIME GOES BY』が主題歌となっていた日本テレビ系『天国のkiss』の第1回放送にゲスト出演した。
- 7月16日~9月23日、全国ツアー『SPEED TOUR 1999 REAL LIFE』開催。
- 8月5日、デビュー3周年。
- 8月18日、hiro 1stシングル『AS TIME GOES BY』発売。
- 8月21日、サウンドトラック『天国のKiss』発売。
- 8月21日~8月22日、『24時間テレビ』チャリティーパーソナリティ。
- 8月28日~8月30日、『Final Summer Dream Stage at MARINE STADIUM'99』出演。
- 夏の『千葉マリンスタジアム』で行った野外ジョイントライブに出演。安室奈美恵、MAXらとともに迫力のステージを飾った。
- 9月、上原・全国東映系映画『ドリームメーカー』プレミアム試写会出席。
- 東京の会場では高熱を出してしまった上原は、予定されていたライブをやむなく中止した。
- 9月29日、上原多香子 2ndシングル『Come close to me』発売。
- 上原のセカンドソロマキシシングル。『海のうるおい藻』CMソング。前作に引き続きЯ・К worksが手がけた美しいメロディーの楽曲。オリコンシングルチャート初登場3位、累計売上22万枚、出荷枚数55万枚(TOY'S FACTORY)を記録。カップリング曲は『灰色の世界』。
- 10月5日 『SPEEDが2000年3月31日で解散する』との発表があった。
- そもそもSPEEDはソロデビューには若すぎたため結成されたグループであり、初めから解散は決まっていた。
- 《OAS校長はグループのデビューにあたり解散後のソロ活動に向けて今からすべきことを個別にアドバイスしていたが、これも特殊な結成が故の事だろう。(詳細は1997年の「沖縄アクターズスクール公式ガイド」に掲載)》
- こうした背景から事務所社長はメンバーの動向を見つつ解散時期をずっと探っていた。その中で1997年には「翌年の全国ツアー終了後に解散しようと思う」と関係者に語る段階にまで話が進む。この案は「ソロの準備期間が必要」との考えもあり却下されたが、その時の表情はとても真剣で決して冗談ではないことを伺わせていた。
- 1998年夏、「時期が来た」との判断により、メンバーに解散を勧告。その後、ソロ活動が活発になってきた1999年の春から具体的な話し合いに入り、何度も話し合った結果、解散発表の1ヶ月ほど前に決定の運びとなった。発表は10月中旬に設定され、それに沿った準備が進められていく。しかし、ここで予期せぬ事態が発生する。10月6日発売の週刊誌に解散の記事が載る事が判明したのである。海外に出ていた事務所社長は緊急帰国し発表の前倒しを決意、急遽週刊誌発売の前日となる5日に会見が行われた。
- 昔から“グループの解散”は唐突な場合が多い事もあり何かと報道されがちだが、今回のSPEEDも決して例外ではなかった。突然の解散原因は、上に記した6日発売の週刊誌に「島袋(当時中学生)の男性問題が原因」と書かれた事が発端となり各メディアでも報道されたが、これに対し事務所側は正式に報道を否定。さらに当の島袋本人もいくつかの動きをみせる。まず男性タレントとの関係については解散会見上で友達と説明。それを示すかのように2000年3月発売の『セブンティーン』誌上では自発的に友達として登場させた。なお、母親にも友達として会わせているという。(1999年10月『女性自身』内の母親インタビューより)そして一連の報道に関しても『SPEED駆け抜けた青春(2000年1月放送)』『hiro素顔でMelody Fair』第1回放送分で否定。特に後者では最近嬉しかった事として「落ち込んでいた自分を、とある喫茶店で出会った女性が励ましてくれた事」を挙げ、間接的に否定を強調するかたちとなった。
- 話を戻すが、突然の解散宣言に日本中は騒然となった。解散発表会見が行われ、会見席上で4人は「決して悪い意味ではなく、前向きな解散です」と淡々と語った。テレビではテロップ付きのニュース速報として流され、会見終了後の夕方にはNHKを含め各局でトップ級のニュースとして放送された。また、解散は海外にも波紋を呼び、実現はならなかったが台湾では訪台の署名が行われ、後にレコード会社に署名が届けられるという事態にまで発展した。
- 10月23日、全国東映系映画『ドリームメーカー』公開。
- 11月、NHKハイビジョン放送のPRキャラクターに起用される。
- 11月3日、11thシングル『Long Way Home』発売。
- R&B調の曲で新たな方向性を示した。これからそれぞれが別の道を行く決心をした4人にふさわしい、新しい時代の夜明けを歌ったポジティブな楽曲。伊秩弘将自身がずっと温めていたという、ラストシングルにふさわしい特別な楽曲。振り付けは新垣が担当。オリコン調べで自身4番目の高初動となる36万枚を記録するも、『嵐』のデビューシングル『A・RA・SHI』(55万枚)に屈し2位。累計売上61万枚、出荷枚数85万枚を記録。カップリング曲は『泣いてもいいよ』『Confusion』。
- なお、今作をもってシングルの総売上が1000万枚を突破。当時3年3ヶ月での達成は歴代6位、11枚目での達成はMr.Children(9作)、安室奈美恵(10作)に次ぐ歴代3位のスピード記録だった。また、アイドルグループとしてはピンク・レディー、SMAPに続いての達成、女性グループとしてはピンク・レディーに続いての達成となった。
- 11月12日、『天皇即位10年記念式典』出席。
- 11月20日~12月25日、『SPEED DOME TOUR 1999 REAL LIFE』開催。
- 11月20日、『全日本有線放送大賞』ゴールドリクエスト賞受賞。
- 12月13日、『第32回日本レコードセールス大賞』が発表される。
- 99年のシングル売上は22億円で8位、シングル部門での3年続受賞(3位以内)こそ果たせなかったが、97年~99年の総売上は105.3億円を記録。期間中に100億円の大台を突破したのはSPEED、GLAY(105.5億円)の2組だけだった。
- 12月22日、3rdアルバム『Carry On my way』発売。
- ラストオリジナルアルバムを発表。『Precious Time』『Breakin' out to the morning』『Long Way Home(Album Edit)』ほか全14曲を収録。『Breakin' out to the morning』などのはじけるナンバーも収録しながら、おごそかな雰囲気もただよわせる1枚。オリコン調べで初動56万枚で初登場1位。デビューから4作連続1位は当時の女性歌手歴代1位タイ記録。デビューから4作連続初動50万枚突破は史上初めてとなった。累計売上88万枚、出荷枚数150万枚を記録。
- 12月31日、TBS系『第41回輝く!日本レコード大賞』出演。
- 12月31日、『紅白歌合戦』出場。
- NHK『第50回紅白歌合戦』に3年連続出場。第1部最高となる視聴率55.5%を記録した。歌ったのは代表曲となった『my graduation'99』。
- 1月3日、ラジオ「ハイ!SPEEDで行こう!」(ニッポン放送)でSPEEDが「あなたの卒業式をプロデュース」という企画が発表される。
- 1月21日、4th写真集『SPEED RUNS, Our Graduation』発売。
- 2月14日、本『ハイ!SPEEDで行こう!』発売。
- 2月15日、本『SPEEDスピリッツ 1335DAYS』発売。
- 2月16日、hiro 2ndシングル『Bright Daylight』発売。
- 2月23日、ラジオ『ハイ!SPEEDで行こう!』(ニッポン放送)で、卒業式のプロデュース校が練馬区立富士見台小学校に決まる。
- 3月、島袋・中学校卒業。
- 3月1日、ビデオ『SPEED FINAL DOME TOUR REAL LIFE』発売。
- SPEEDのラストライブとなったドームツアー『SPEED DOME TOUR 1999 REAL LIFE』の模様を収録。白熱のステージングのほかにも、バックステージの4人の素顔やリハーサル風景などの映像も、もりだくさんに収録した1本。
- 3月15日、『第14回日本ゴールドディスク大賞』BEST POP ALBUM OF THE YEAR受賞。
- 3月15日、Eriko with Crunch 1stシングル『Red Beat of My Life』発売。
- 3月24日、プロデュース校の練馬区立富士見台小学校で卒業式が行われる。
- 3月25日、5th写真集『LEGEND of SPEED BEST MEMORIAL BOOK 1995-2000』発売。
- 3月26日、事務所社長がラジオ番組で解散後の再結成を発表。
- これは、例えば年に1度など限定的に再結成することを示した発表である。「お客さんが寂しがっている部分もあるでしょうから。」「実はこれが初めての発表で本人たちにもまだ話していない。」などと語っていた。
- 3月29日、ベストアルバム『SPEED THE MEMORIAL BEST 1335 days Dear Friends 1・2』発売。
- 解散を記念して発売されたベストアルバム2枚。1stシングル『BODY & SOUL』から11thシングル『Long Way Home』までの全シングル曲の他に、人気曲・未発表曲・新曲を前期と後期に分けて収録。しかし、“終わりは始まり”というメッセージを内包する1stアルバムのタイトル曲の『Starting Over』をあえてこちらに収録しているところに、制作者チームの深い思いが感じられる。
1998年12月に発売されたベストアルバム『MOMENT』と収録曲が重複しないようなつくりとなっている。初動各37万枚でデビューから6作連続での初動30万枚突破は史上初めてとなった。累計売上は計102万枚。また、この2作をもってアルバム総売上が800万枚を突破。女性グループとしては初めての達成となった。
- 3月31日、テレビ朝日の『ミュージックステーション』にてファイナルライブ開催。
- 3月31日、SPEED解散。
- 9月27日、ビデオ『SPEED SPIRITS Ⅱ』発売。
- SPEEDのセカンドビデオクリップ集。『ALIVE』から『Long Way Home]』までの全シングルと、『Carry On my way』『April-Theme of “Dear Friends”-』を加えた全7曲のプロモーションビデオが収録されている。
- 9月27日、DVD『アンドロメディア』発売。
- SPEEDの主演[映画]『アンドロメディア』のDVD化。SPEED初のDVD化作品となった。
- 9月27日、上原・DVD『ドリームメーカー』発売。
- 上原多香子の出演映画『ドリームメーカー』のDVD化。
- 12月20日、DVD『SPEED SPIRITS COMPLETE』発売。
[編集] 来歴(解散後)
解散後はそれぞれソロ活動を行っている。又、チャリティライブのため、2度再結成をしている。 再結成の話にやや抵抗のあるメンバーもいたが、解散したグループがあえて指名された事、一人の人間としてチャリティの部分を受けとめた事から心の整理がついたという。 メンバーの複雑な心境が垣間見える。関係者は「再結成はメンバーのスケジュールとタイミング次第」としており、今後も不定期的な再結成が行われる予定となっている。
2001年10月6日 震災からの復興をアピールする「See阪神・淡路キャンペーン」目玉イベント「淡路夢舞台スーパーフラワーズライブ2001」の初日に登場。一夜限りの再結成を果たした。震災にあった淡路の子供たちから「彼女たちの歌で励まされた」「元気な姿に勇気づけられた。立ち直った姿を見て欲しい」などの声が自治体や兵庫県に寄せられ、兵庫県が出演を強く根強く要請。事務所側も充実したソロ活動に絡めて「感謝、出発というテーマもピッタリでぜひ協力したい」とこれを快諾、実現に至った。ライブでは元気な歌声、ダンスを披露。2万4000人の観客を沸かせた。なお、この「淡路夢舞台スーパーフラワーズライブ2001」の収益金2000万円は当初、震災被災者への義援金に充てられる予定だったが、半分の1000万円は発表直後に起こったアメリカ同時多発テロ事件被災者への義援金に急遽変更された。又、後に発売された関連CDの収益金の一部はアフガニスタンの難民支援義援金として寄贈された。
2003年4月8日~12月31日 「Save the Children 一緒に始めよう」キャンペーンのメッセンジャーとして集結。全国13万人動員のチャリティツアーを行うなど全国に募金を呼びかけた。ファミリーマートやライブ会場での募金に加えチャリティライブ、CD、関連商品などから集まった寄付金は総額1億4644万5469円(12月1日現在)。実行委員会の予想をはるかに超えるものだったらしく効果は絶大であった。寄付金は世界の子供たちに向けての啓蒙事業などに充てられた。
〈補足〉
- 現役時代とソロ活動開始時の所属レコードはトイズファクトリーであったが、現在はそれぞれ、エイベックスに所属している。
- SPEEDという英語の語源は成功・繁栄という意味であり、彼女たちはまさに「名は体を現す」存在であったといえる。
[編集] メンバー
- 島袋寛子 (しまぶくろ ひろこ、hiro、1984年4月7日 A型)
- 今井絵理子 (いまい えりこ、elly、1983年9月22日 O型)
- 上原多香子 (うえはら たかこ、1983年1月14日 A型)
- 新垣仁絵 (あらかき ひとえ、HITOE、1981年4月7日 AB型)の4人。
いずれも沖縄アクターズスクール出身。
[編集] 島袋寛子
メンバー最年少。メインヴォーカルを担当。突き抜けるような高音が特徴。最年少とは思えない受け答えでよく「しっかり者」と言われていた。が、一方で何事にも真剣に考え悩む一面があり、時には死を望む事もあるなど精神的な“もろさ”も持ち合わせていた(ちなみにラスト曲「April」の「楽になりたくて心切りつけていた夜もあった」との歌詞はこのことを指していたと考えられる)。
性格が非常に真面目で「正義感が強い」「自分の心に嘘つかない」等コメントも真面目なものばかり。当時、「真面目すぎる性格が災いした」とする意見があった。なお、解散後はポップスの他、ジャズに挑戦するなどマイペースに活動中。
[編集] 今井絵理子
メインヴォーカルを担当。パンチのある歌声で特にアップテンポの曲でリーダーシップを取っていた。ライブを盛り上げるのが非常にうまく元気で「ステージの人」と評するファンも多い。 人一倍仕事熱心で、仕事に関して自分にも他人にも厳しかった。何でも自分が納得できるまでチャレンジし、きつい事でも率先してやっていた。時にはやる気の見えないメンバーに激怒したこともあったという。自分の仕事が少なくてムシャクシャしていたというエピソードも今井らしい。また、解散に対して唯一消極的で(メンバーそれぞれの道を尊重したものの)できればしたくないとしていた。グループ解散後は歌手の他に女優としても活動。
[編集] 上原多香子
ダンス&コーラスを担当。美人なのに天然ボケで、おしゃべりで甘えん坊で、誰でも話しやすい雰囲気を持っていた。 そんな上原を島袋は「全てを調和する存在」と評価、振付師の中尾有里も「飄飄としていたけど、おとなしい寛子をいつも引っ張っていたのも多香子。グループのバランスを図っていたしっかり者」と称賛を惜しまなかった。なお、上原は島袋とよほど気が合うのか、TVなどでじゃれ合う姿が目立っており、ファンやスタッフの間で“仲良しコンビ”と専らの評判だったが、 その一方で島袋と今井、島袋と新垣は(仲が悪いわけではないが)互いに年齢や性格、仕事の関係上、やや話しづらかったと語っていた。一番仲の良かった上原が島袋を引っ張っていたのもそのためであると考えられる。ヴォーカルでもリーダーでもない上原だが、ある意味SPEEDにとって最も重要なメンバーだったと言えるのかもしれない。 グループ解散後は歌手・女優・CMモデルと、タレントとして幅広い分野で活動している。
[編集] 新垣仁絵
メンバー最年長。最年長ということもあり、グループのリーダーである。メンバーの意見をまとめたり、料理を作ったり、宿題の点検をしたりするなど、まるでメンバーの母のようであった。SPEEDではダンスとコーラスを担当していたが、中でもダンスのセンスはグループ髄一で与えられた振りを崩して自分流にアレンジしていた。Long Way Homeの振りを彼女が担当できたのもセンスを認められていたからであろう。 性格は「怒ると怖い」ということ。初期の頃、今井と些細な事から大喧嘩して以来メンバーに「怒らせると怖い」という認識を植えつけてしまったという(自称SPEEDの“裏ボス”だと語っていた)。一方でオヤジギャグを連発するなどお茶目な一面も見せており、リーダーとして、あるいはメンバーの一人として、二つの顔をうまく使い分けていた。グループ解散後はファッションデザイナーやイラストレーターとして活躍。
[編集] 代表曲
- BODY & SOUL
- デビューシングルだけに難産であり、レコーディングは約7回、期間は4月29日からおよそ2ヵ月にも及んだという。加えて6月には「サビの掛け合いが今ひとつ」「まだグルーブ感が足りない」ことから発売日を7月22日から2週間延期し、ようやく発売された。初登場で18位にランクイン。その後じわじわと順位を上げ最高4位まで登りつめた。この状況にメンバーはよほど嬉しかったのだろう、スタジオで毎週ウェーブ状態だった。売上も初動3万枚から累計で63万枚を突破した。(トイズファクトリー発表によると80万枚)30万枚で拍手モノとされていたが、それを大幅に上回る大ヒットとなった。
- STEADY
- 最高位2位ながらも、自身初ミリオンセラーを達成した曲。
- オリコン調べで初動25万枚、累計127万枚(トイズファクトリー発表によると150万枚)をセールス。アイドルグループ部門ではピンク・レディー「モンスター」以来18年ぶりのミリオンシングルとなった。
- White Love
- 5thのシングルで、2回目のミリオンヒット曲である。
- オリコン調べで初動48万枚、累計184万枚(トイズファクトリー発表によると200万枚)を売り上げ、アイドルグループ部門の初動記録、累計記録、女性グループ部門の初動記録、累計記録をそれぞれ更新、SPEED最大のヒット曲となった。
- my graduation
- オリコン調べで初動56万枚を売り上げて、自身の持つアイドルグループ部門及び女性グループ部門における初動記録を更新した。累計147万枚(トイズファクトリー発表によると175万枚)の大ヒット。また、この曲は卒業シーズンの定番曲のひとつとして長く親しまれるようになった。その他、大きな特徴としては歌い始めとサビの雰囲気が全く異なる点が挙げられる。
- ALL MY TRUE LOVE
- オリコン調べで自身最大の初動となる60万枚を記録し、自身の持つアイドルグループ部門及び女性グループ部門における初動記録を更新した。累計で122万枚(トイズファクトリー発表によると160万枚)を記録し4回目のミリオン曲となった。
- カップリング曲には島袋のソロ曲(hiroとして)「見つめていたい」今井のソロ曲(Eriko with Crunchとして)「冷たくしないで」が入っており、それぞれエプソン「カラリオ」のCMソング、ロート製薬「キャンパスリップ」のCMソングだった。またこの曲で、通算オリコン首位記録を5に伸ばした。
- Starting Over
- 1997年5月21日発売のアルバム表題曲。卒業時に再編集され、2000年3月31日に放送されたミュージックステーションスペシャルのSPEEDファイナルライブの締め括りとして歌われた曲。歌っている途中で上原が泣き始めてしまい今井も目を潤ませながら歌いきった。その後のタモリからの花束贈呈では遂に今井も泣いてしまった。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] シングル
- Body & Soul(1996/8/5) ※日清シスコ「シスコーン」CMソング
- STEADY(1996/11/18) ※テレビ朝日系ドラマ「イタズラなKiss」主題歌
- Go! Go! Heaven(1997/3/26) ※アサヒ飲料・三ツ矢サイダー「さわやかぶどう」「さわやかグレープフルーツ」CMソング
- Wake Me Up!(1997/8/6) ※ロート製薬「ロートZi:リセ」CMソング
- White Love(1997/10/15) ※資生堂「ティセラエンジェルドロップ」CMソング / カップリング曲「ナマイキ」 - 日清食品「日清焼きそばU.F.O.」CMソング
- my graduation(1998/2/18) ※日清食品「日清焼きそばU.F.O.」CMソング / カップリング曲「Brand-New Weekend」 - EPSON「スーパーカラリオ」CMソング
- ALIVE(1998/7/1) ※松竹系映画「アンドロメディア」主題歌
- ALL MY TRUE LOVE(1998/10/28) ※TBS独占放送・1998年バレーボール世界選手権テーマソング
- Precious Time(1999/2/17) ※EPSON「カラリオ」CMソング / カップリング曲「季節がいく時」 - 東宝系映画「ドラえもん のび太の宇宙漂流記」主題歌
- Breakin' out to the morning(1999/5/19) ※フジテレビ系ドラマ「アフリカの夜」主題歌 / カップリング曲「アダムとイブ」 - ロート製薬「ロートZi:リセ」CMソング
- Long Way Home(1999/11/3)
- One More Dream(2001/12/12): 1回目再結成時リリース
- Be My Love(2003/8/27): 2回目再結成時リリース
- Walking in the rain/Stars to shine again(2003/11/27): 2回目再結成時リリース
[編集] アルバム
- オリジナル
- Starting Over(1997/5/21)
- RISE(1998/4/29)
- Carry On My Way(1999/12/22)
- BRIDGE(2003/11/27): 2回目再結成時リリース
- ベスト
- MOMENT(1998/12/16)
- SPEED THE MEMORIAL BEST 1335days Dear Friends 1(2000/3/29)
- SPEED THE MEMORIAL BEST 1335days Dear Friends 2(2000/3/29)
- ライブ
- SPEED MEMORIAL LIVE "One More Dream"+Remix!!!(2001/12/19): 1回目再結成時リリース
- BEST HITS LIVE〜Save The Children SPEED LIVE 2003〜(2004/2/11): 2回目再結成時リリース
- その他
[編集] 出演
[編集] 映画
[編集] テレビドラマ
[編集] CM
- 日清シスコ「シスコーン」「ダイエットシスコーン」
- アサヒ飲料 三ツ矢サイダー「さわやかぶどう・レモン・グレープフルーツ」
- ロート製薬「ロートZi:リセ」「キャンパスリップ」
- 資生堂「ティセラ エンジェルドロップ」
- 日清食品「日清焼きそばU.F.O.」
- セイコーエプソン「カラリオ」
- 明治製菓「きのこの山・たけのこの里」「クリフ」「フーア」「ダンス」「手作りチョコレート」
- KFC「ピザハット」
- NTT「タイムプラス」「テレチョイス」「わくわく新生活フェア」
- ECC英会話「ECCジュニア」
- 日本放送協会「NHKデジタルハイビジョン」
[編集] ラジオ
- 「ハイ!SPEEDで行こう!」(1996年 - 2000年、ニッポン放送)
[編集] DVD
- SPEED First Live ~Starting Over from ODAIBA~(2003.9.18)
- SPEED TOUR RISE IN TOKYO DOME(2003.9.18)
- SPEED FINAL DOME TOUR REAL LIFE(2003.9.18)
- SPEED VIDEO CLIPS「SPEED SPIRITS I」(2003.10.22)
- SPEED VIDEO CLIPS「SPEED SPIRITS II」(2003.10.22)
- Save the Children SPEED LIVE 2003(2003.12.25)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- SPEED 10th Anniversary(TOY'S FACTORYによる10周年記念サイト)
- 「スピード」快進撃 小中学生市場のアイドル
「asahi.com report & information」ニュースサイト
- SPEEDのメンバーの中で1番仲よさそうなペアは? 「オリジナルランキング」アンケートサイト
- シングルチャート大辞典・SPEED 「山ちゃんランド」個人サイト
- アルバムチャート大辞典・SPEED 「山ちゃんランド」個人サイト
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