オニタビラコ
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?オニタビラコ | ||||||||||||||||
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分類(クロンキスト体系) | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Youngia japonica (L.) DC. |
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和名 | ||||||||||||||||
オニタビラコ |
オニタビラコ(鬼田平子、Youngia japonica)は、キク科オニタビラコ属の越年草。道端や庭に自生し、日本全国ほか世界各地に広く分布する。茎は高さ20cmから1m程に生長し、茎の上部が枝分かれして幾つかの黄色い花を咲かせる。花は直径7-8mm程度で、小さなタンポポといったところ。春から秋にかけて開花している。冠毛は白色で、葉は地面近くにのみ、ロゼット状についている。
オニタビラコは鬼田平子で、多分大柄なタビラコの意であろうが、タビラコはコオニタビラコのことであるから、話は循環してしまっている。なお、コオニタビラコは春の七草の「ほとけのざ」のことなので、混同されてオニタビラコも七草がゆに使われることがある。間違いではあるが、食べられるようである。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 日野東解説、平野隆久写真 『日本の野草・雑草』 成美堂出版〈ポケット図鑑〉、2000年、ISBN 4-415-01009-1。